3年間世界を旅し続ける人が見ている世界観とは?旅を通じて気づいたこととは?

公開日:2019年7月23日
     
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こんにちは。

ごりぱちです。

グアテマラで、1ヶ月程度スペイン語留学をしている際、とある日本人の方とお会いしました。

その方はWさんといい、年齢は40歳くらい。

これまで、観光客があまり行かないところを、かれこれ3年間も旅をし続けている大ベテラン!!!

いろんな国の国境沿いを攻め、いろんな冒険談を聞かせてもらいました。

そんな彼との話の中で、彼の語る世界観に、僕は引き込まれてしまいました。

今回は、3年間、世界中を旅して周っているWさんが語る世界観について、まとめていこうと思います。

では、レッツゴー!!!

旅に出た理由とは?

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*右がWさん。優しい笑顔が特徴です。

Wさんは、30歳くらいまで、一度も海外に出たことがなかったそうです。

ただ、旅自体は好きで、ひたすら国内を旅行していました。

そして、国内を旅しつくし、「次は海外に行くか」というノリで、初めての海外旅行へ飛び出します。

しかし、日本の企業に勤めていると、最大でも1週間程度しか休みが取れず、なかなか現地をゆっくりと旅ができない。

それに嫌気がさしたWさん。

なんと、30代後半にて、世界放浪の旅に出るのです。

僕「すごい決断ですね。。。なかなかそんな行動できないですよ。。。」

Wさん「いや、なんか元の道に戻ったって感じします。笑」

??? 元の道?

聞いていくと、Wさん、20代の頃は、バンドをしていたそうな。

ギターを弾きすぎて、生活に支障をきたすレベルまで腕を消耗するくらい、のめり込んでいたらしいのです。

Wさんの見た目は、どっからどうみても、大人しそうな、優しそうな方なので、そんな経験があるとは思いもしませんでした。

Wさん「ずっとバンドをしたかったんだけどね、周りの人も働きはじめたし、とりあえず働き出したんだ。」

会社では、ソフトウェアエンジニアとして活躍していたそうなのですが、「旅をしたい!」という欲求には抗えなかったそうです。

Wさん「昔から道を外れがちだったし、1年先や2年先だって読めない世の中だから、無難なことよりも、やっぱり心が動くことをしたいよね。」

優しい笑顔で語るWさんを見ていると、僕も心が穏やかになってきました。

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3年間世界を巡って気づいたこと

3年間も、様々な地域で旅をしていたWさん。

もはやジャーナリストかってレベルで地域に入り込んでいきます。

命を落としそうになった経験は1度や2度ではすまないそうです。

現地の人でさえ、心配するような場所にも入っていきました。

例えば、インドとミャンマーの国境沿いに存在する「ナガ族」彼らは「首刈り族」として有名だ。

▶︎かつての首狩り族「ナガ」に平和は訪れるか by National Geographic

現地のインド人警察でさえも、この地域に行こうとするWさんを止めた。

しかし、Wさんからすれば、「インド人からしたら危険かもしれないが、そこで生活している人がいることは事実。僕は、純粋に、僕自身の目で見てみたい。」と突撃。

結果、その村の人と仲良くなることができた。

Wさんからは、村の人がアヘンを吸いながら、踊りを踊っている動画を見せてもらい、驚愕した。(もちろんWさんはアヘンを吸っていない)

Wさん「この地域は、イギリスが清に仕掛けたアヘン戦争の被害を今もひきづっているんだ。街の男のほとんどはアヘンを吸って、一日中ゴロゴロしている。先進国のエゴが、先住民の文化や生活をぶっ壊した例だよね。」

全く知らなかった世界に飛び込み、色んな矛盾を見てきたWさん。

そんなWさんは、旅をする中で、どんな気づきを得たのだろうか。

Wさん「お金持ちも、貧しい人も、文明国も、未開の地域も、この地球上において、僕たちは同じ人間。人間の間に、違いはない。」

Wさん「みんな、飯を食って、くそをして、寝て、泣いて、笑って、家族を愛してる。そしてそれは、動物も同じ。」

Wさん「人間は、生物の一種なんだ。そんな当たり前のことを、みんな忘れてる。勝手に崇高な存在だと勘違いしてる。そして、人同士での、勝手にカテゴライズして、無駄に争っている。みんな同じなのに。」

Wさん「僕たちは、地球上にたまたま存在したちっぽけな存在なんだ。欲望渦巻くこの世界は、常軌を逸しているよ。」

いや、なんていうかもう、共感しかしなかったし、世界を旅してきたWさんの言葉の重みが。。。

穏やかな顔をしながら語る姿を見て、僕もWさんのように穏やかな人間になりたいと思えた。

僕たちが世界に対してできること

欲望で埋め尽くされる世界において、僕たちには何ができるのか?

そんな問いをWさんにしてみた。

Wさん「どんな人に対しても、愛情を持って接すること。それに限るよ。優しさは伝播していく。その優しさは人だけでなく、動物や植物にも波及していく。僕はそう信じてるよ。」

いや、なんかもうめちゃめちゃかっこよかったです。

どんな人に対しても、偏見を持つことなく、優しい心で接する。

言葉にすると簡単そうですが、それが出来ないからこそ、この世界は争いで絶えません。

僕はまず、どんな人に対しても笑顔で挨拶することから始めたいと思います。

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世界を旅したからこそ気づけることがある

いかがでしたでしょうか?

僕は、Wさんの考え方に、非常に共感しました。

色んな国の人に出会えば出会うほど、「やっぱみんな同じ人間だよなあ」と思います。

宗教、環境、言語など、確かに違うことはありますが、あくまでもそれはお飾りの話。

家族を愛する、飯を食う、クソをする、寝るetc... これはみんな一緒です。

そして、これは人間だけでなく、動物や植物にも当てはまります。

自然と調和せず、欲望の赴くままに生きるのではなく、自然と調和しながら成立できるような社会が出来たらいいなと思います。

どうやればいいのか、まだ検討もつきませんが、Wさんの話を聞いて、自分が何に共感するのかを自覚することが出来ました。

皆さんも、色んな人とお話をして、「自分が何に共感できるのか」という部分を大事にしてみてください。

では、今回は以上です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次回お会いしましょう!

 

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