こんにちは。
ごりぱちです。
皆さんは、大学卒業後の進路をす考えるとき、どんな選択肢が思い浮かびますか?
大学院への進学とかがない場合、一般的には企業への就職を考えると思います。
僕は、なんの特徴もない大学生だったので、企業への就職を思い浮かべていました。
むしろ、それ以外の選択肢を知りませんでした。
「みんな就職するし、僕も就職だなあ。」
その程度しか考えていませんでした。
ただ、それから色々あって、大学卒業後に1年間のアクティブニート期間を挟み、大学院へ進学する中で、就活に対する気持ちが、180°変わりました。
その影響もあってか、新卒で入った会社を2ヶ月で辞め、スタートアップ企業で働くことになります。
これが、良いか悪いかは人によって違うので、なんとも言えませんが、僕は、自分自身の変化を通じて、「企業で働くことしか知らない」状態で社会人になることがとてつもなく恐ろしいことだと感じました。
今回は、僕の経験を交えながら、“なぜ就職活動前に多様な働き方をしている人と会うことが大切なのか”について書いていこうと思います。
では、レッツゴー!!!
▶︎自分のことを大切に。世界一周に導いた、人生を豊かにする3つの問い。
▶︎本当の自分を知る方法。僕の特徴を100個絞り出してみた。
▶︎【30歳になるまでに答えられるようになっておきたい11の質問】30歳近くなったので、回答してみた。
▶︎自分の存在価値を高める方法。場所を選んで、存在価値を出す。トルコ人から学ぶ、人生の歩み方。
一般常識に対する違和感
大学院を卒業した僕は、人材コンサル系のベンチャー企業に就職します。
その会社は、創業10年余りで年商100億円を突破する勢いのある会社でした。同期は40名ほどおり、海外の大学や京大、東大から有名私立まで、一般的には優秀だと言われる人がたくさんいました。
入社日の翌日、新入社員研修の一番始めに、社長からこんな言葉をもらいます。
「記念すべき社会人としての1日目ですね。仕事をする上で、まず覚えていてほしいこと。
それは、逃げないことです。どれだけ辛くても、すぐには逃げないでください。
まずは3年。必死で頑張ってください。
3年頑張れなかったら、次の仕事はない。転職しても、年収は下がるばっかりです。
だからこそ、3年はがむしゃらに頑張って、市場価値をあげましょう。
社会人として、しっかり仕事をするように。」
皆さんは、これを聞いてどう思いますか?
僕にとって、これは違和感でしかありませんでした。
「なんで3年間は辞めちゃダメなんだ?」
「なんで次の仕事がないんだ?」
「年収が下がるって、本当なのか?」
「3年間、がむしゃらに働けば市場価値って上がるのか?」
「そもそも市場価値ってどうやって決まるんだ?」
挙げればキリがないですが、僕にとっては意味不明なことばかりだったんです。
井の中の蛙になっていないか?
社長の話が終わった後、同期と話していると、こんな声をたくさん聞きました。
「やっぱり3年は働かないとだなあ。市場価値をとにかく上げるぞ!がむしゃらに頑張るぜ!」
「この会社で成長する!MVPとるぞ!」
なんていうんか、すごく違和感を感じたんです。
僕がひねくれ者っていうのもあると思うんですが、なんかこう、ちゃうやろって思ってしまった自分がいたんです。
そこで、僕の意見を言ったら、こんな意見が次々に出てきました。
「仕事をすぐ変えたらダメでしょ。意思が弱く見えるし。」
「そもそも会社辞めるとか考えられない。転職活動とかめんどくさそうだし。」
「会社で働くのが普通だから、他のことは別に興味ないかなあ。」
まだピチピチの20代前半なのに、思考が狭くなってる感じがしました。
その1番の原因は、他の世界を知らないから。
会社員として、企業で働くことしかイメージできない場合、フリーランスだったり、複業だったり、他の働き方をそもそも想像できなくなります。
全員が全員、会社員として働くことに適性があるかと言ったら、答えは絶対Noな訳で。
会社員として働くことしか知らない、会社員として適性がない人は、とにかく辛い日々を送らないといけなくなります。
「ああ、僕はなんでこんなにもできないんだろう」
こんな思いをして働きたくはないですよね。
仕事ができないのは、単に会社があってないか、そもそも会社員としての働き方があってないか、という話なので、悲観することはありません。
ただ、他の働き方を知らない状態で、立場のある人からの意見を鵜呑みにしてしまうと、人生の幅が極端に狭くなってしまう。
そんな危険性を感じました。
*ちなみに、上の画像は”ハーメルンの笛吹き男”です。”一度うまくいった笛の音色に、フラフラっと付いていってしまうと大変なことになる”と、僕自身がこの話から学んだので、ここで伝えたいことに当てはまるなあと思って載せました。
・ハーメルンの笛吹き男が不気味過ぎてゾワッ! 130人もの子供たちはドコへ…… by 武将ジャパン
就活に対する考え方の変化
僕自身の就活や仕事に対する思いの変化は、大学卒業した頃と、大学院卒業した頃とでは全く違うものになっていました。
大学卒業時のごりぱち
=会社員として働くことしか知らない。起業とかあり得ない。企業から選んでもらう。みんなが就活してるし、卒業後は会社に入るっぽいから、なんとなく周りに追随してみる。
大学院卒業時のごりぱち
=会社員、フリーランス、起業、複業など色んな働き方を知っている。自分の興味の強い分野での起業を想定できる。企業を自分で選ぶ。多様な選択肢がある中で、このタイミングで企業で働くことを選ぼうと自分で道を決めることができた。
「なんでこんなにも考え方が変わったのか?」と聞かれたら、「大学卒業してからの1年間のニート期間があったから」だと、はっきりと断言できます。
就活で必要な考え方とは?
大学卒業後、アジアを回ったり、NPOで働いたり、大学院に進学する中で、色んな人に会って、話をしてきました。
ネットワークビジネスで頑張ってる人、Big Issueを売ってるホームレスの人、作曲家として成功している人、日本で絵本作家として活動しているイランの人、シングルマザー向けのシェアハウスを運営してる人、ブログだけで生きてる人、自分の村を開拓してる人、仕事を5つ掛け持ちしてる人etc…
挙げたらキリがないですが、いわゆる、一般社会からしたらアウトローの人と交流してたんですね。
そうすると、「生き方は人の数だけあるんだ!正解は自分で作ればいいんだ!」ということに気づくことができました。
それに気づいた瞬間、世間で言われている色んな常識に疑問が湧いてきます。
「石の上にも3年」
「いい大学を出て、いい会社に入るのがゴールデンルート」
「年収1,000万円がエリート」etc…
こういう話に対して、「それ、本当なの!?」と思うようになってきます。
「自分なりの生き方があり、人生の成功がある。常識に沿うのではなく、自分で未来を作り上げる。」
この感覚を生み出せたのが、1番の変化でしたね。
就活を問い直す
大学を卒業して、会社に就職する。
ストレートの道を進んだ人は、そもそも自分が歩んだ道のりに対して、疑問を持つことが難しくなります。
なぜなら、自分が歩んでる道が世間の常識だからです。
もちろん、それを否定するつもりはありません。
その生き方が合ってる人もたくさんいます。
ただ、僕が言いたいのは、”合っていないと分かっているにも関わらず、他の働き方、生き方を知らないばかりに苦しんでしまっている人を楽にしたい”ということです。
ストレートに歩むと、他の世界を知らないが故に、狭い世界観で自分のことを苦しめてしまいます。
色んな世界を知ることで、「なぜ、このタイミングで就職活動をして、企業で働くのか」という問いに対して、自分の考えを持つことができます。
この思考を持てれば、就職活動で生きづらさを感じることもなくなります。
なぜなら、自分で働くことを選んでいるからです。
だからこそ、時間があって、色んな場所に行けて、色んな人に会える学生の間に、少しでも多くの、多様な働き方、生き方に接することを強く勧めます。
本を読むことでも、セミナーに参加することでも、いつもとは違う世界の垣間見ることはできます。
facebookやtwitterでメッセージを送って、会うことだって可能です。
勇気を持って一歩を踏み出せば、確実にあなたの人生を豊かにできます。
ぜひ、いつもとは違う世界に踏み入れて、自分の未来を、自分の手で作り上げてみてください。
では、今回はここまでです!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
また次回、お会いしましょう!
▶︎自分のことを大切に。世界一周に導いた、人生を豊かにする3つの問い。
▶︎本当の自分を知る方法。僕の特徴を100個絞り出してみた。
▶︎【30歳になるまでに答えられるようになっておきたい11の質問】30歳近くなったので、回答してみた。
▶︎自分の存在価値を高める方法。場所を選んで、存在価値を出す。トルコ人から学ぶ、人生の歩み方。