こんにちは。
ごりぱちです。
夫婦で世界一周中、スペインやトルコ、モロッコで、いろんなイスラム建築を見てきたのですが、その中でも一番美しかったのが、スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿にあるナスリ宮殿でした。
幸か不幸か、ナスリ宮殿をイスラム建築として一番初めにみてしまったので、その後見たどんなイスラム風建築も、綺麗だとは感じるものの、ナスリ宮殿には敵いませんでした。
そして、「あんなに綺麗なら、何回でもナスリ宮殿に行けばよかった!!!」と少し後悔の念さえもありました。笑
ということで、この記事ではアルハンブラ宮殿の、特にナスリ宮殿の美しさを簡単にご紹介しています。
スペインのアンダルシア地方に行く方は、必ずグラナダのアルハンブラ宮殿へ行ってみてください!
心からオススメできます!
では、レッツゴー!!!
⬇︎アルハンブラ宮殿の美しさが分かる動画です。
アルハンブラ宮殿&ナスリ宮殿について
高く荒涼としたシエラ・ネバダ山脈の麓、古都グラナダの丘の上に静かに佇む壮麗なアルハンブラ宮殿。この宮殿が建設されたのは、この地にイスラム教徒によるグラナダ王国が建国された13世紀以降のことです。
イスラム教徒の本拠地だったコルドバ、セビーリャがキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)によって陥落した後、アラブ系ナスル族出身のムハンマド1世がナスル朝を開国し、1238年にグラナダに都を置いたことに始まります。
by LINEトラベル
なんと、700年以上前に建設されたものでした。
こうやって後世まで残る建造物を作れるっていうのは、なんかロマンを感じます。
入場料:14€(約1,700円)/人
所要時間:3-4時間
開館時間:10月15日-3月31日▶︎8:30-18:00
4月1日-10月14日▶︎8:30-20:00
オススメポイント:ナスリ宮殿(必須!!!)
注意事項:アルハンブラ宮殿の正門は何時でも入れますが、ナスリ宮殿は時間厳守です!(チケット購入時にナスリ宮殿の入場時間を選びます)
アルハンブラ宮殿の入り口からナスリ宮殿までは、徒歩で15-20分くらいかかるので、最低でも30分前にはアルハンブラ宮殿の入り口に到着しておくことをオススメします!
また、アルハンブラ宮殿のチケットは、1ヶ月前くらいに予約しておくことをオススメします。
僕たちは、コルドバに行く4-5日前に初めてチケットサイトを見たのですが、壊滅的にチケットが無くなっており、たまたま朝一のチケットが取れたのでラッキーでした。
僕たちがチケットを取った後、もう一度サイトを見てみたら、僕たちが滞在予定の日程ではチケットがなくなっていました。。。
余裕を持って、準備しておくことをオススメします。
⬇︎アルハンブラ宮殿の場所です
⬇︎ナスリ宮殿の場所です。アルハンブラ宮殿の正門から徒歩15-20分程度かかります。
ナスリ宮殿へ入ってみよう!
僕たちは、午前9時からナスリ宮殿へ入場するチケットだったので、午前8時にはアルハンブラ宮殿の入り口に到着しました。
そこから歩いて20分くらいかけて、ナスリ宮殿の入り口へ向かいます。
ナスリ宮殿前には、すでに列ができており、9時の入場を待ちます。
9時ちょうどに、しっかり9時組の列が進んでいきます。
ここでチケットを確認されるので、チケットを印刷して持っていくことをオススメします!
ナスリ宮殿に入ると、雰囲気が一変します。イスラム建築の模様が、明らかに細かくなり、あまりの繊細さに言葉を失います。
ナスリ宮殿内でウエディングフォトを撮影しているカップルを発見!こんなところで撮影できるなんて、凄まじく贅沢ですね。。。
グングン進んでいくと、王様が今も存在しているような広間に。
池に反射するイスラム建築がとっても美しいです。
インスタグラマーが、競って写真を撮影していました。どこに行っても、インスタグラマーがいます。
とても700年以上前に建設されたとは思えない繊細さです。
なんてすごい技術を持っていたんだろうか。。。
どんどん奥へ進んでいきます。なんでもない通路の模様の細かさに、すぐに足が止まってしまいます。
開けた場所に出ました。広間的なところです。
広間の中央には、12匹のライオンによって支えられている噴水があります。
僕が大好きなイスラム建築。カトリックの教会とはまた一味も二味も違う美しさに、ため息しかでません。
どうやって作ったんですかね。全く想像もつきません。
これまた僕の好きな、イスラム文字のアートです。文字が集まって、一つの模様になり、それが和歌のような歌としても使われる。カッコ良すぎます。
ナスリ宮殿から、グラナダの街を一望できます。
旧市街がそのまま残っているので、ビルやマンションはもちろんありません。
「日本にも、こんな場所が残っていればよかったなあ」と思わずにはいられません。
グラナダの街には、モダンアートもあるので、街歩きには最適です!
ナスリ宮殿の出口付近には、これまた美しい庭園があります。
いつの時代も、民を統制する王様の権力は尋常じゃありません。
アルハンブラ宮殿の正門へ戻る道の途中には、メルヘンな場所もあります。
宮殿内には、猫ちゃんもたくさんいるので、歩き疲れたら猫ちゃんに癒してもらえます。
なぜイスラム建築を美しく感じるのか
今回、僕は途中から写真撮影をやめました。
なぜなら「写真で撮影しても、全然良さが伝わらない。むしろ、価値を下げてしまいそうな気がする」と思ったからです。
写真だけ見ると、大して綺麗そうに見えないですが、実物は本当に素晴らしいんです!
日本の仏教建築、欧州のカトリック建築とはまた違う、いや、群を抜いて美しいと思えたイスラム建築。
これは、現場に見にこないと、感じることができないのかもしれません。
音符のように踊って見えるイスラム文字しかり、凄まじく繊細な幾何学模様を作り込むイスラム建築しかり、素晴らしい技術が詰まっています。
なぜ、それらを「美しい!」と感じるのかは分かりません。
日本人にとっては、イスラムの国は身近でなく、イスラム建築のイメージも掴みづらいかもしれません。
しかし!これだけは保証します。
一度見れば、必ず美しいと思います!
人生の中で、一度は訪れて欲しい場所。
それは、アルハンブラ宮殿であり、ナスリ宮殿でもあるのです。
▶︎ながーい歴史が育てたデザイン!イスラム模様、その魅惑の世界
⬇︎イスラム建築の美しさについて解説しています。(英語)
では、今回はここまで!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
また次回お会いしましょう!
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