こんにちは。
ごりぱちです。
僕たちは、イタリアのミラノから、スイスのツェルマット・グリンデルワルド・ルツェルン・チューリッヒの5都市を、2週間かけてレンタカーで旅してきました!
今回は、イタリアのレンタカーの予約方法,受け取り手順,返却手順,注意点,トラブル対応など、ヨーロッパでのレンタカーを考えている人の助けになるように、経験した全てを公開しようと思います!
では、レッツゴー!!!
⬇︎イタリアの観光について詳しくまとめてありオススメです!
イタリアでレンタカーをする際の注意点
①レンタカーは、乗り捨ても選択できますが、他国に乗り捨てをする場合、400-500ユーロほど料金が上乗せされるので要検討してください。
②受け取り日,返却日が土日になったり、受け取り時間が通常の営業時間(9:00-19:00など)を過ぎると、借りられる車の種類に限りが出ることもあります。
③受け取り場所が空港や鉄道駅になると、特別料金で50ユーロ追加されるので、受け取り場所にこだわりがない場合は、空港や鉄道駅での受け取りを避けましょう。
④ナビはなるべくつけるようにしましょう。道順自体は、google mapで十分なのですが、最新のナビがついていると、道路ごとの最高速度が表示されるので交通違反に引っかからないための予防をすることができます。特にスイスでは、速度が5kmオーバーするだけでも罰金を取られることがあるので、それを避けるためにもナビは付けた方がいいと思います。
⑤車を借りる当日、【借りる予定の車が用意されておらず代用案を伝えられる】パターンもありますが、落ち着いて対処しましょう。色々優遇サービスしてくれます。
⬆︎滅多に起きないそうですが、今回は、⑤にヒットしました。笑 対処方法も含めて、詳細は後ほど。
レンタカーの予約方法-auto euorpeの場合
今回は、ヨーロッパのレンタカー検索大手のauto europeからレンタカーの予約をしました。
⬇︎まずは、【auto europe】のHPへいきましょう。
⬇︎ページ上部の【言語マーク】をクリックし、レンタカーを使用したい国,地域を選びましょう。
僕の場合、イタリア・スイスとヨーロッパ内の複数の国を移動するので、【EUROPE】を選択しました。
⬇︎その後、PICK-UP LOCATION(車を受け取る場所),PICK-UP DATE(受け取る日時),DROP-OFF DATE(返却日時)を記入し、【GET YOUR QUOTE】をクリックします。
*VPNを使用して接続すると、うまく検索されない現象が起きているので、VPNは使わずに検索をお願いします。
⬇︎ちなみに、受け取り場所を選ぶ際、Airport(空港)やRail Station(鉄道駅)を選択すると、特別料金で50ユーロプラスされます。
もし、空港や鉄道駅以外でレンタルしたい方は、ALL Locationsを選択してください。
⬇︎すると、条件にマッチした車がズラッと表示されるので、ここから絞り込みを行います。
⬇︎フィルターですが、マニュアル車/オートマ車,ガソリンを満タンで返却するかどうか,保険の種類の3つを選択することができます。
今回、僕はオートマ車(AT限定なので笑),ガソリン満タンで返却,Refundable/Zero Excess Ratesを選択しました。
ここでの【Refundable/Zero Excess Rates】とは保険のことで、これを選んでおくと割と充実した保証内容が選択されます。
*保険の内容は、詳しく後述するので、ここでは一旦飛ばします。
⬇︎すると、検索結果が表示されるので、ここから絞り込みます。
安いのも大事ですが、レンタカー会社も重要ですので、【星の評価の高さと安さのバランス】を気にして選択してみてください。
⬇︎ちなみに、同じ条件でマニュアル車で検索すると、オートマ車よりも20%程度安くなります。
ヨーロッパではマニュアル車が主流なので、在庫がたくさんあるのでしょうね。
⬇︎レンタカー会社や車種が決まったら、割くほどの表から該当の金額部分をクリックします。
そうすると、下記のような画面になるので、この中からご自身にあった車を選び【BOOK NOW】をクリックしましょう。
⬇︎次に、オプションを選びます。INFANTSEAT(1歳未満の幼児用のシート),CHILD SEAT(1-3歳の子供用シート),BOOSTER SEAT(4-7歳の子供用シート),GPSの中から必要な物を選びましょう。
選択が完了したら【CONTINUE】をクリックします。
⬇︎他にも、会社や車の種類によっては、【保険適応に該当する運転手の追加料金】【運転手の年齢による追加料金】が発生します。
今回の場合は、【21-25歳の人が運転する場合、1日20ユーロ(最大で200ユーロ)が加算される】【保険適応される運転手を追加すると、1日9.99ユーロ(最大で149.85ユーロ)が加算される】という項目があります。
僕らは、【保険適応される運転手を追加すると、1日9.99ユーロ(最大で149.85ユーロ)が加算される】という項目に該当したのですが、後ほど述べるトラブルの代償として、その費用を無料にしてもらいました。笑
⬇︎すると、アップグレードをオススメしてきますが、アップグレードすると料金も高くなるので、華麗にスルーしましょう。
【CONTINUE WITHOUT UPGRADE】をクリックして次に進みます。
⬇︎ここで、氏名,年齢,メールアドレス,電話番号,同乗者人数を記載します。
⬇︎そして最後に支払い情報を入力します。これで予約は完了です!
⬇︎予約完了後、登録したメールアドレスに予約情報の確認が送付されてきます。
⬇︎メールに添付されている予約確認書をダウンロードします。レンタル当日にレンタル会社で予約確認書を提示するので、大事に保管しておいてください。
保証内容の説明
⬇︎以下、保証内容です。
・C.D.W(車両保険免責免除)
▶︎衝突などの破損の場合の支払い義務を免除するものです。盗難の場合の補償はされません。
by rentingcars.com今回の場合、衝突された際の破損に対して、最大で1,700ユーロ自分で払う必要がありますが、それ以上の金額は負担する必要がありません。
・Theft Insurance Deductible/LDW(車両損害補償制度)
▶︎レンタル中にレンタカーを破損した場合、通常は契約者が破損修復に必要な全ての経費を支払う義務を負いますが、これを免除する制度です。盗難にも対応しています。ただし、以下は補償対象外です。
・契約者が契約違反や法律違反をしていた場合(飲酒やドラッグ下での運転、交通法違反、法律違反など)
・天災
・契約者の過失(鍵をつけたままだったとか、窓を開けっ放しにしていたなど)
・タイヤ
・内装品や外装品の盗難
・窓ガラス
・ドアミラー
・車輛の下部分
・鍵の紛失及び破損
・車検証紛失
・ガソリン入れ間違い
・車内の汚れ、臭い
by rentingcars.com今回の場合、自分で運転していて傷つけた際の破損に対して、最大で3,000ユーロ自分で払う必要がありますが、それ以上の金額は負担する必要がありません。
*タイヤや窓などの保証もあるので、そちらの保証もつけたい場合は、現地でレンタカーする際に聞いてみるといいでしょう。
・Liability insurance(賠償責任保険)
▶︎個人の日常生活、あるいは企業の業務遂行や被保険者が所有・管理する施設が原因となる偶然な事故により、第三者(=Third Party;被保険者以外の者)に対する法律上の賠償責任を負担した場合[1]に、被保険者が被る損害(つまり賠償金の支払や負担する費用)を填補する保険のことである。
by weblio今回の場合、対人の場合は最大で22,500,000ユーロ、対物の場合は、最大で2,500,000ユーロの保証金が出ます。
C.D.WとLDWの違いが分かりづらいですが、
C.D.Wは人から受けた破損の場合の保険
LDWは自分で破損させてしまった場合の保険という区分けができるかと思います。
▶︎海外レンタカー保険・補償ガイド by rentingcar.com
レンタカーに必要な書類
レンタカー当日は、以下の書類が必要になるので、絶対に忘れないように!!!!
▶︎パスポート
▶︎日本の免許証
▶︎予約確認書
▶︎国際免許証
この4点だけは、必ず抑えるようにお願いします!
ミラノ駅のレンタカー【Sixt】の場所
今回、僕たちはeuro europe経由で、【sixt】というレンタカー会社を利用しました。
【sixt】とは、ドイツで100年以上の歴史を持つ老舗企業で、ヨーロッパ内で高い評価を得ているレンタカー会社のようです。
⬇︎ミラノ駅を受け取り場所にしていたので、ミラノ駅構内の【sixt】オフィスに向かいます。めっちゃ小さいオフィスです。
⬇︎オフィスの場所はこちらです。
レンタカーでのまさかのトラブル
予約書を見せ、レンタル開始と思いきや、スタッフから一言。
スタッフ「あーごめん、予約されてた車種が今ないんだよねえ。」
以下、1時間程度、妻と一緒に怒涛のやりとりが行われます。。。
僕の心の声「はっっっっっ!?!?!?!?
何言うてんじゃこいつ!!!!」
スタッフ「だから、アップグレードしてあげるよ!プラス200ユーロで。」
僕の心の声「はっっっっっっっ!?!?!?
そっちの不手際だろ!!!!!!なんでこっちが支払うんじゃ!」
スタッフ「いや、僕の責任じゃないんだよ。他のお客さんがレンタル期間を延長してて。」
僕「いや、だからってなんで僕たちが支払わないといけないんだ。意味がわからない。」
スタッフ「だって、アップグレードする車は、ランクが本当に高くて、本当なら君たちが予約した金額の3倍は払わないと乗れないんだよ?」
僕「いや、だからそんな高いのいらないから、普通の車くれよ。」
スタッフ「今はこれしかない。苦情なら、仲介したauto europeに連絡してくれ。」
僕「いや、そっちが連絡してよ。なんで僕らがするのよ。そっちの責任じゃん。
しかもイタリア語の音声案内じゃ全然わからんし!!!」
スタッフ「わかった。僕の携帯で連絡するよ。」
その後、auto europeとやりとり。。。
auto europeの人から、スタッフの人に色々言ったらしく。
スタッフ「ナビも無料で付いてて、保険適応される運転手も無料でつけるよ。」
これで、トータル300ユーロほど浮いたことに。
そこで僕らも妥協し、やっとこさ車のレンタルに成功。
200ユーロの追加料金は払ったものの、この車以外にオートマ車がなかったので、致し方ない。。。
スタッフ「じゃあ、デポジット1,500ユーロね」
僕の心の声「は!?!?!?
1,500ユーロ!?!?!?
高すぎだろ!!!」
スタッフ「高級だからデポジットが高いんだ。返却したらすぐ戻ってくるから大丈夫。」
当初のデポジット金額は300ユーロくらいだったので、返ってくる金額とは言えども、心が痛い。。。
スタッフ「こんなこと滅多にないんだけどね。本当にごめんね。」
とりあえず、スタッフのせいではないので、笑顔でお別れ。
⬇︎そして僕らが対面した車がこちら。
僕の心の声「でかい!!!
無駄にでかすぎる!!!!
バンかよ!普通の車じゃねえのかよ!
初めての海外レンタカーなのに、こんな車運転するのかよ!!!!」
もう色々言いたいことがありましたが、とりあえずレンタカー旅行を開始させました。笑
出発する前にしておくこと
⬇︎出発の際には、返却時にいちゃもんをつけられないように傷ついている箇所を写真に撮っておきましょう。
⬇︎レンタルした直後、sixtからメールが。【レンタカーピックアップ確認】です。システム自体はちゃんとしているようです。
レンタカーを返却する方法
⬇︎返却前日に、sixtから返却の際の注意事項が記載されたメールがきます。要チェックです。
⬇︎メールに、返却場所も添付されているので、その情報をもとに返却します。
返却自体はとてもスムーズで、5分で返却が終わりました。
借りる時との差は一体なんだったんだ。
⬇︎ちなみに、営業時間外に返却する際は、画像右下にある小さいオレンジの箱を見つけます。
⬇︎その箱を引くと、鍵を返却するポストが出現するので、そちらに鍵を返却するらしいです。
⬇︎返却が完了すると、【sixt】から領収書が届きます。
⬇︎それと同時に、アンケートの回答のお願いメールもきます。
借りる際にトラブルがありましたが、その他の部分はとてもスムーズで、システム自体はとてもしっかりしていました。
【sixt】なんだか惜しいですね。笑
イタリアでのレンタカーの費用
結局、僕らが2週間のレンタカーでかかった費用は以下の通りです。
・車のレンタル代金=700ユーロ(約84,000円)
・車のガソリン代金=約100ユーロ(約12,000円)
・車の駐車料金=約90ユーロ(約9,000円)
合計で、約9-10万円かかっています!
1人当たり約25,000円ですね!
当初は電車移動を考えていたのですが、
電車移動だと4人で約20万円、1人5万円を想定していたので、
レンタカーによって半額程度まで費用を抑えることができました!
*電気自動車しか入れないスイスのツェルマットの駐車場事情!
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レンタカーの旅は便利すぎる!
いかがでしたでしょうか?
レンタカーでの旅は融通が効きますし、電車移動よりも安く済むのでコスパを考えるとかなり便利です!
もちろん、慣れない右側通行だったり、交通ルールの違いに戸惑う場合もあると思いますが、それを加味してもレンタカーでの旅は面白かったです!
今回の記事が、ヨーロッパレンタカーを旅するきっかけの一つになれば嬉しいです!
⬇︎イタリアの観光について詳しくまとめてありオススメです!
*時間があり、安く移動費を抑えたい方は【FLIX BUS】をオススメします!
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では、今回はこれまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回お会いしましょう!