こんにちは。
ごりぱちです。
世界一周から帰国して、1番初めにやること、それは役所への転入手続き・健康保険・国民年金の申し込みです。
この記事では、転入届に必要な書類、健康保険・国民年金の加入手続き、手続きにおける注意事項について、実体験をもとにまとめています。
「住民票を日本から抜いて出国したんだけど、帰国したらどうすればいいんだろう?」とお悩みの方にとって、少しでもお役に立てると嬉しいです。
では、レッツゴー!!!
*住民票を日本から抜いて出国した方向けです。
⬇︎海外旅行中に支払った医療費の保険金請求についてまとめています。
⬇︎役所での待ち時間に、気になる本をお得に読んでみませんか?
転入届の提出
日本から住民票を抜いた状態=日本に戸籍がない状態なので、住所不定の放浪者となってしまいます。笑
健康保険に加入するためにも、日本国内に住民票を作成する必要があるので、帰国をしたら速やかに近くの役所へ行きましょう。
*僕の場合、実家近くの役所へ行きました。
*「帰国後、14日以内に転入届を提出をすること」となっていますが、14日を過ぎたとしても、特段問題ありません。
しかし、健康保険はなるべく早く貰っていた方がいいので、特別な理由がない限り、速やかに転入届を提出しに行きましょう。
転入届に必要なもの
・転入届の書類(役所でもらえます)
・戸籍謄本
・附票(前に住んでいた住所を記載したもの)
・印鑑
・身分証明書(免許証・パスポートなど)
・パスポート(帰国のスタンプが押されたもの)
⬇︎転入届の書類です。
注意事項①戸籍謄本/附票の取得料金について
住民票は抜いているといっても、本籍は残っています。なので、自分の本籍がある役所へ、戸籍謄本/附票の請求をします。
僕の場合、転入先が鹿児島ですが、本籍が東京だったため、東京の役所に戸籍謄本/附票の発行を郵便で請求しました。
⬇︎戸籍証明書の請求書です。区役所でもらえます。
⬇︎郵送の仕方も丁寧に説明してあります。
その際、戸籍謄本/附票ともに、発行手数料分の小為替を同封します。
*小為替は、1枚につき手数料が100円かかります。僕の場合、戸籍謄本/附票の2つ分(2枚の小為替)を購入したので、200円の手数料がかかりました。
なにこの面倒くささ。
そして、鹿児島の区役所で指定された価格分の小為替を東京の区役所へ送付すると、東京の区役所から電話が。
東京「小為替、100円分足りないので、再度送ってください。」
そう、請求する書類の料金は、区役所ごとに違うのです。
僕「いや、違うんかい!なんで違う料金を教えたんやい!」
と思ったものの、僕が事前に確認しなかったのがダメでした。
その後、100円分の小為替を買うために、郵便局へ。そこで当然100円分の手数料を払います。プラス、郵送のための切手を支払います。
小さい金額かもしれませんが、とにかくその労力がだる過ぎて、とてもイライラしてしまいました。
皆さんも、書類を請求する際は、しっかり必要な金額を確認することを強くオススメします。
注意事項②パスポートの帰国スタンプについて
いつ帰国したかを証明するために、パスポートの帰国スタンプが必要になります。
最近では、パスポートも電子化されて、スタンプが押されなくなっていますが、帰国時には必ずスタンプをもらうようにしましょう。
パスポートにスタンプを貰い忘れた場合は、帰国便のチケットでも有効です。
それもない場合は、到着した空港に連絡をすれば、帰国日時のスタンプを押してもらえます。
*福岡空港に問い合わせたところ、空港に来ればスタンプを押せるそうです。パスポートを郵送してスタンプを押してもらうことは無理でした。
*そもそも、パスポートの電子化をしているのであれば、いつ誰が入国したかはデータベース上にあるはずなので、それを役所と共有すればいいだけの気がするのですが。。。やたらとスタンプ・印鑑が大事な国です。
国民健康保険への加入
転入届を出し、住民票を獲得したら、次は国民健康保険へ加入します。
国民皆保険というなの通り、自動的に国民健康保険へ加入することになります。
国民健康保険の支払い金額は、年収によって変動するので、減免の申請などは必要ありません。
僕の場合、世界一周中の収益はなかったので、前年度の収入は0円となります。
*会社員になり、会社の社会保険に加入する場合は、ご自身で保険変更の申告をする必要がある可能性もあるので、会社の法務部へ相談してください。
▶︎国民健康保険から社会保険の切り替え手続きについて具体的に解説
国民年金への加入
お次は、国民年金への加入です。これも、自動的に加入となります。
国民年金の支払額は、収入に関係なく、月額16,540円 / 人です。(2020年現在)
ただ、こちらは収入額によって、免除・減免申請をすることができます。
免除・減免が必要な方は、必ず窓口で相談しましょう。
*免除・減免の申請は、基礎年金番号が必要です。年金手帳を持っているといいでしょう。年金手帳がない場合は、マイナンバーカードを見せると調べてくれます。
年金手帳・マイナンバーカードがない場合は、お近くの年金事務所で尋ねてください。その際には、個人が証明できる運転免許証・パスポートなどが必要です。
▶︎5分で分かる基礎年金番号の調べ方!~番号を確認できる書類と書類以外の確認方法も!
*免除・減免申請をした場合、免除割合の通知が2-3ヶ月後に到着します。
その間に、正規の金額である16,540円の請求書が届きますが、免除割合の通知が来るまでは、支払わなくても良いらしいので、とにかく免除割合の通知が来るのを待ちましょう。
この点は、国民年金の手続きの際に、しっかり聞いておいてください。
*会社員となった場合、自動的に厚生年金へ変更されるので、ご自身で行う手続きは特にありません。
▶︎厚生年金と国民年金の切り替え手続き方法は?就職、退職時は要注意
税務課へ昨年度の収入を申告
健康保険・国民年金の手続きが済んだら、最後に税務課で昨年度の収入額を申告します。
まず、住民税・所得税に関してですが、「2020年1月1日時点で海外へいたので、2019年度分の日本での住民税・所得税はかからない」と説明を受けます。
次に、口頭で昨年度の収入を伝えます。
僕たちの場合、収入はなく、貯金を食い潰していたので、収入を0円と伝えました。
国民健康保険の金額は、ここでの申告額がベースになります。
帰国後の役所の手続きはお早めに!
これで、転入届の提出・国民健康保険・国民年金の手続きが完了です。
最初の転入届の提出で10日ほど時間を食ってしまいましたが、国民健康保険・国民年金の手続きは、30分程度で終わり、非常にスムーズでした。
ただ、時間がかかってしまった期間中は、健康保険証が手元にないので、万が一の時には非常に不安でした。。。
帰国をしたら、早め早めに手続きを済ませて、住所不定から脱却しましょう!笑
⬇︎役所での待ち時間に、気になる本をお得に読んでみませんか?
では、今回はここまで!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
また次回、お会いしましょう!