バンコクで物乞いをしている子連れ妊婦を見て感じたこと。

公開日:2020年9月14日
     
 タイ,バンコク,妊婦,物乞い  
   

こんにちは。

ごりぱちです。

2020年1月、僕がタイのバンコクを尋ねた時、たまたま路上で物乞いをしている女性を見ました。

タイには人生で10回以上来たことがありますし、物乞いもたくさん見てきています。

もう物乞いになれてしまったのか、「また物乞いがいるなあ」と思って通り過ぎようしたのですが、彼女のお腹を見て足が止まってしまいました。

なぜなら、彼女は妊婦だったからです。

洋服がボロボロだったので、ただ太ってるだけかと思ったのですが、よくよく見ると、顔はまだ10代のように見えました。

そして、もうすぐ赤ちゃんが生まれそうなお腹をしていました。

極め付けは、すでに1歳くらいの赤ちゃんを抱えていたことでした。

一瞬で、色んなことが頭に浮かんできた僕は、何をしていいのか分からず、とりあえず財布の中にあるお金を渡して、その場を立ち去りました。

この記事では、僕の頭に刻まれたその妊婦と子供について、思ったことを淡々と書いていきます。

僕の独り言だと思って、読んでみてください。

では、レッツゴー!!!

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タイの貧困率

タイの貧困率は、1988年には70%近くだったそうですが、現在は10%以下になり、この30年で大幅に数字が改善されたようです。

しかしその一方で、都心での貧困格差がかなり大きくなったというデータも示されています。

上位1%が国全体の2/3の富を保有しているというのは、世界的に見ても非常に大きい数値で、タイは格差の大きな国家として有名です。

バンコクの2017年の貧困率は1.1%であると発表されており、地方やタイ全体と比べると非常に小さい数値です。

しかし、スラムの生活支援を行っているいくつかの団体によれば、バンコクには2000箇所近いスラムが存在しており、200万人(バンコクの人口の20%)が生活していると言われています。

先ほどの統計の貧困の定義である「1日あたり約75バーツの所得」ではご飯を食べるのがギリギリの生活です。

貧困の定義に当てはまらないものの、生活水準が低い人々はかなりの人数になりそうです。

測定されている貧困率以上にタイの貧困や格差は大きいということがわかります。

引用▶︎タイの貧困 なぜ貧困率1%のバンコクで、200万人がスラムに?

僕は、タイ北部の街であるチェンマイにも1-2ヶ月ほど滞在していたのですが、バンコクほどホームレスを見ることがなく、とっても落ち着いた場所だったことを記憶しています。

先ほどのデータ通り、確かにバンコクでは数多くのホームレスを見かけることを思い返すと、貧困の地域差は大きそうです。

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妊婦のホームレスを見て感じたこと

なぜ僕は、見た目が10代ぽく、1歳くらいの子供を抱えた妊婦の物乞いを見て、一瞬で足が止まり、思考停止してしまったのか。

それは、目の前に広がる世界を理解できなかったからでしょう。

僕が彼女を見かけた場所は、バンコクの繁華街であるサイアムあたり。

日本で言うなら、新宿の歌舞伎町みたいな場所です。

想像してみてください。

あなたが新宿の歌舞伎町を歩いているところを。

友達と大いに楽しい時間を過ごしているところを。

そんな時、ふと目に飛び込んでくるのは、赤ちゃんを抱えた、10代に見えるあどけない顔をした妊婦なんです。

ボロボロの服を着て、「お金をめぐんでください。」と頭を下げてくるんです。

あなたはそれを見て、何を感じるのでしょうか?

僕は、彼女にそんな仕打ちをした無責任な男の存在のことや、彼女や子供たちの今後の人生のことを考えると、思考が停止してしまいました。

特に、子供たちの人生に、意識が向いてしまいました。

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物乞いの女性と子供たちの人生

まだ一歳くらいの子供、また数ヶ月子には生まれてくるであろう子供。

彼らの人生はどこへ向かっていくのでしょうか?

生まれた瞬間から、家もなく、路上で過ごすことになり、学校にはもちろん行けないでしょう。

大きくなったら、仕事につくことも難しく、路上生活者にならざるおえない状況が、生まれてくる前から容易に想像できます。

お母さんもきっと、大恋愛をして、愛する人の子供を授かったのでしょう。

しかし、責任を果たすはずの旦那は、そこにはいません。

どこかで働いているのかもしれません。

生活の足しにするために、妻に物乞いをさせているのかもしれません。

ただ、あまりにも、あまりにも、その女性と、子供たちが不憫でなりません。

命の価値は平等だと思います。

しかし、環境は全く平等ではありません。

その女性と子供たちは、這い上がることが圧倒的に難しい、すさまじいハンディキャップを持って生きていくことになります。

「子供には無限の可能性がある。諦めてはだめだ。」と、口では簡単に言えるかもしれませんが、そもそも頑張れる環境がないのであれば、何もしようがありません。

寂しそうな顔をしながら、一歳くらいの子供をあやし、妊娠しているお腹を優しそうな手でさすっている彼女の顔や雰囲気を思い出すだけで、僕は胸が苦しくなります。

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子供を産む責任

子供を連れた物乞いの方を見るたびに、僕はいつもこんなことを考えてしまいます。

「子供を産むのはいいけど、その責任ってどう考えているのかな?」と。

愛する人との間で、子供を持ちたい気持ちは良く分かります。

ただ、「産んだ子供にしっかりとした教育環境を与えられないのなら、それは子供に対する責任を果たしていない。」と、僕は考えてしまいます。

せっかく生まれた命なのに、その子が頑張れる環境を与えられないのなら、その子はこの社会の中で、悲惨な人生を送る可能性が高まってしまいます。

愛する子供ならば、この世界に産み落としたならば、責任を持って、頑張れる環境を整えるべきであり、それが親として、子供に対する責任を果たすことにもつながります。

「環境を提供できないのにも関わらず、子供を産むのであれば、その子供に対して非常に無責任である。」と私は考えます。

このバンコクの妊婦さんの場合、僕が一番怒れるのは、彼女に物乞いをさせ、子供の人生を棒に振らせるような結果を招いた旦那です。

男は、子供を作る際、まったく身体的負担を受けることがありません。

この妊婦さんの場合、彼女がとにかく一身に負担を被っているように見えました。

子供の面倒を見て、次の子供を妊娠して、物乞いをしている。

なんかもう悲しすぎて、彼女をこんな目に合わせた男に対してめちゃくちゃに腹が経ちました。

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何もできない虚しさ

ここまで色々書きましたが、だからと言って、僕が直接的に、彼女たちにしてあげられることはありません。

何もできない虚しさだけが残ります。

一体、どんな手助けをすることができるのか、まだ消化できていません。

皆さんはどう思いましたか?

もし、目の前で子供連れの妊婦さんが物乞いをしてきたら、どう対応しますか?

この問題に対して、どんな貢献ができると思いますか?

この記事が、何かしら考えるきっかけになれば嬉しいです。

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