大企業とベンチャーとスタートアップの違い。起業したいなら○○へ行け!

公開日:2018年6月25日
     
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こんにちは。

ごりぱちです。

最近、採用イベントに参加することが増えてきました。

その中で、最も質問が多いのが、

「ベンチャーと大手、どっちが良いですか?」

という質問です。

学生の間では永遠のテーマであるかのように存在している質問です。

僕はこれまで、

インターンで大手外資コンサル&50名規模のベンチャーに、

1社目で500名程度のメガベンチャーに、

2社目で社員0名のスタートアップに、

今月から社団法人の理事長に、

と、いろんな規模の会社に関わってきました。

この経験の中で、

「ベンチャーか大手か論争」に僕なりの答えが出たので、

それについて書いていこうと思います。

就活中の方、これから就活を控えてる方、

特に、「将来自分でビジネスをする!」と意気込んでいる方に、

参考になれば嬉しいです。

では、レッツゴー!!!

大手企業かベンチャーか

ここ数年で、「ベンチャー」という言葉を聴く機会がめちゃめちゃ増えました。

血気盛んな学生が、

「自分もビジネスをするんだ!そのための修行としてベンチャー行くんだ!」

と、ベンチャーに就職するパターンが見受けられます。

また、大手に行く学生でも、

「まず、大手で人脈を築いて、仕事の基礎を学んでから起業するんだ!」

と、意気込む姿を見かけます。

ここで、一般的な大企業とベンチャーの印象を見てみましょう。

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こんな感じじゃないですかね?

僕の場合、就活の時はこういうイメージしかありませんでした。

ぼんやりとあるのは、

大企業=安定志向、ベンチャー=冒険志向

くらいですかね。

他にもいろんな印象があると思うんですが、

言いたいのは、

「ベンチャー、大手、どっちが良いのか?」

ではなく、

「ベンチャー、大手、どっちも変わらんよ。」

ということです。

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ベンチャーと大手企業が変わらない理由

「ベンチャー、大手、どっちも変わらんよ。」

と、言うのには、もちろん理由があります。

*給料や待遇は大きな差がありますが、ここでは仕事を通じて得られる能力とかのことを差しています。

ベンチャー、大手を唱える前に、一つ上の階層に注目してみたんですね。

それは、「雇うか、雇われるか」

すると、こんな図になります。

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雇う側には、起業家・投資家が、

雇われる側には、大企業・ベンチャーが入ります。

そうなんです。

雇う、雇われるの観点で見ると、

大手もベンチャーも変わらないんです。

起業したいなら、「ベンチャーか大手企業か」の論争はそもそもお門違い。

さっきの図をみてもらうとわかるように、

「起業したい!」と言っているのに、

「大手かベンチャーかで悩んでいます。」

と言うのは、全く話が違うんですね。

サッカー選手になりたいのに、

フットサルの練習してる感じです。

めっちゃ外してるわけじゃないけど、

合ってもいないという状況です。

自分でビジネスするなら、

自分で始めるか、

自分が仕事をコントロールできる環境に身を置くか、

それが最善の手です。

そもそも、新卒採用活動に出てくる会社は、

きちんとキャッシュが回っていて、ゆとりがある会社です。

人事部があるくらいなので、すでに組織化されています。

そこで、自分でビジネスを回す能力を身につけるのは、少し難しそうですよね。

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あなたの意志が問われる。

最後に、身もふたもないことを言いますが。

仕事ができるかどうか、優秀かどうかは、

結局、その人次第なんですよね。

大企業、ベンチャー、多くの方とお仕事をさせてもらう中で、

大企業だから能力が高いとか、ベンチャーだから優秀だとか、

関係なかったんですよね。

誠実で、仕事に一生懸命で、元気に満ち溢れている。

そんな人が、組織に関係なく仕事において優秀でした。

ベンチャーの方が、比較的元気な人が多いイメージがありましたが、

大差はありません。

職場の環境は、あくまでも環境であって、

優秀かどうかは、その人の人間的な資質にかかっています。

起業したいならスタートアップ

もし、あなたが、将来自分で事業をしたいと思っているなら、

大手でもなく、ベンチャーでもなく、

スタートアップという選択肢を頭に入れてもいいと思います。

てか、入れるべきです。

なんなら、スタートアップで働いてみるべきです。

産みの苦しみを、自分でリスク負うことなく、

酸いも甘いも経験できる素晴らしく裏やましい環境。

それがスタートアップです。

もしスタートアップで働きたくなったら、

普通の就活をしていては話になりません。

さっきも言ったように、

スタートアップは新卒採用する余裕がないからです。

興味のある業界のスタートアップを調べて、メールでもいいので送ってみてください。

そんな根性があるだけで、創業者からしたらめちゃめちゃ嬉しいものです。

ぜひ、自分から働きがけて、人生を開拓していってください。

今回はここまでです!

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

では、また次回!

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