人生論

他人と比べることを辞めよう。自分の能力を引き出すために必要な考え方。

RyanMcGuire / Pixabay

こんにちは。

ゴリぱちです。(@3Bgoripachi)

最近、アメフトの同期と部活時代を話すことがあり、「部活で何を学んだか?」というトピックになりました。

振り返れば、人生の中で最も大事な事を学べたのが大学のアメフト部時代だったので、今回は「他人と自分を比較しない。」と学んだエピソードについて書いていこうと思います。

では、レッツゴー!!!

常に他人と比べていた高校時代。

僕は3歳からサッカーを始めており、高校生の頃の夢は、もちろんプロのサッカー選手でした。

当時、僕がいた高校は県内で常にベスト4に食い込む強豪校であり、かつ東京大学・大阪大学・京都大学への進学実績がある進学校でもありました。

中学時代の僕は、サッカー部や野球部を転々としており、とてもじゃないですが上手い選手とは言えませんでした。進

学した高校のサッカー部の部員数は3学年合わせて100名を超え、各学年にスポーツ推薦の選手が5-10名ほどいました。

ほとんどの選手が、中学時代に県大会で活躍していたのに引き換え、僕は区大会で敗退するようなチームに所属していました。

僕のポジションはGKで、先輩や同期には県選抜に入るレベルの人がいて、正直オワコンでした。

とてもじゃないけど、レギュラーになれるとは到底思えなかったです。

3年生になっても、ベンチにすら入れない人が当たり前のようにいる競争社会で、どうやって生きていけばいいのか、さっぱりわかりませんでした。

ここで僕の高校3年間はあまり関係ないのですっ飛ばします笑

僕が常に他人と比べてメンタルが弱っていたのが高校2年生の冬からです。

新チームが発足され、なんとかレギュラーの座を掴んだ僕ですが、いつまでたっても自信が持てません。

どれだけチームが良い成績を残していっても、全く自信が持てません。

その原因は、僕が相手チームのGKにいつも引け目を持っていたからです。

全国の強豪校と対戦すると、相手のGKは概して上手いです。圧倒的に上手いです。

彼らは自信に溢れていて、プレーヤーとしての欠点が見当たらないことがほとんどです。

それに対して、僕はいつも自分の欠点を恥ずかしく思っていました。

相手に下手だと思われて、馬鹿にされているんじゃないかって、勝手に思っていたのです。

もちろん、上手くなるために必死に練習しました。

全国大会には行けませんでしたが、県の新人戦で準優勝し、中国大会でベスト8になったりと、一定の成績は残してきました。

だけれども、僕はずっと、他人と比較して、ずっと劣等感を感じていました。

「上には上がいる。どれだけ上を見てもキリがない。」

そんなの、頭ではわかっていましたが、とにかく怖かったんです。

僕のミスでチームが負けてしまう。みんなの夢が散ってしまう。

そう考えると、とにかく怖くて。

そして、一番怖がっていたのが、自分が下手だと思われてしまうことでした。

めちゃめちゃ情けない話ですが、僕は、「チームのために」という言葉を借りて、自分を守っていたのです。

クソ野郎です。

高校サッカーに打ち込んだ3年間。最後の大会は、ベスト8で敗退してしまい、結局全国大会には行けませんでした。

今でも、自分のプレーに悔やむことがあります。もっと僕がタフであれば、何かが変わったのかもしれない。

悔いが残りました。

自分の情けなさに号泣した大学2年生。

高校サッカーに悔いが残る中、大学ではアメフトを始めます。

劣等感を抱き続けるサッカーではなく、新しいスポーツで心機一転を図ったのです。

当時のアメフト部は、人数は70名程度で、大学からアメフトを始める人がほとんどでした。

高校時代の部活は野球部、サッカー部、卓球部、帰宅部、ラグビー部と多種多様で、まるで動物園に放り込まれたような感覚でした。

初めてのアメフトはめちゃめちゃ面白く、すぐにのめり込みました。

幸いなことに、1年生からキッカー、レシーバーとして試合に出させてもらうようになり、ただただ楽しく過ごしていたんですね。

2年生になると、主力としてカウントされ、色んな責任を持つことになりました。

僕が最も責任を負っていたポジション、それがキッカーです。

キッカーはGKと似ています。

なぜなら、ミスが一目でわかり、その全責任を負うからです。

・アメフトのスペシャルチームのポジションごとの役割と適性を徹底解説 by SECOND EFFORT

キッカーの仕事は、ボールをゴールに入れるかどうか。それだけです。

キック1つで勝つこともあれば、負けることもあります。

そして僕は、またもや高校時代の病気を発症します。「他人と比べる病」です。

またもや、相手チームのキッカーと自分のレベルを比較し、自分が劣っていると自信を無くしてしまい、ミスを犯すのです。

本当、ふざけた野郎です。

起用してくれてる人の信頼を完全に損なうようなメンタル状態です。

そして、そのクソメンタル野郎に、ついに神様から鉄拳が振り落とされます。

大学2年生のシーズンで、チームは創部以来初めて、1部リーグとの入れ替え戦に臨むことになります。

僕はその試合、レシーバー・キッカーとして出場していました。

試合が拮抗する中、大事な場面で僕のキックの出番です。

僕は、これを外します。次も、その次も。

そう、僕はこの試合、キックでの得点チャンスをことごとく失敗したのです。

結局、試合は負けてしまいました。誰も僕を責めません。

責めてほしかったけど、誰も責めません。

それどころか、「頑張ってくれてありがとう」と言ってくれるのです。

僕は、泣きました。めちゃめちゃに泣きました。

そして誓います。

「もう他人と比べるのはやめよう。僕を信頼してくれる人のために、僕は自分がどう思われる気にするのをやめる。」と。

この試合のおかげで、僕のメンタルに、少しずつ変化が起きていきました。

自分と向き合うことが一番大事。

3年のシーズンが始まり、僕の成績は飛躍しました。

2年生の頃のキック成功率が35%だったのが、3年生の時のキック成功率は96%にまで高まったのです。

これは、技術どうこうではなく、メンタル面での成長がこの結果に繋がりました。

他人と比較することを辞め、日々の自分と向き合い、自分のルーティーンを作り、自分の世界を作りあげ、集中力を高めることに注力しました。

その結果、どんな相手だろうと、全く意に返さなくなりました。

言い方はあれですが、他人の存在を完全に無視することができたのです。

僕がここまで変化するのに実行した項目は以下の通りです。
① 自分は下手くそだと認める。
→「自分は下手くそだから失敗して当然。これから失敗を減らすまでだ。」と下手くそに思われることに対して防御思考をとりました。

② 自分がなぜ下手くそなのかを特定する。
→僕の場合、良いキック・悪いキックを生み出す違いは軸足の位置と腹筋の感覚くらいしかありませんでした。

また、きちんとしたルーティーンもなかったので、良いキックのルーティーンを生み出すことにしました。

置かれるボールの角度、助走の取り方、軸足の位置、腹筋の使い方、キック後の足の振り上げなど、一挙手一投足、自分の成功の型を作っていきました。

③ あらゆる状況を想定してトレーニングを行う。
→キック練習を1ヤード刻みで、かつあらゆる方向から実施し、各ヤード、角度での成功の型を身につけるまで徹底的に蹴り続けました。

④ 練習と試合の境目を無くす。
→「練習だとうまくできるけど、試合だとうまくできない」という現象を無くすために、「僕はボールを蹴る機械だ」と念じ、ボールを蹴る時の色々な感情を排除しました。

僕の世界にあるのは、ボールと僕の体だけ。そうすれば、練習だろうが試合だろうが、何も変わりません。

この①-④を行っただけで、どんな状況でも自分のパフォーマンスを発揮することができるようになりました。

「自分ができない事を認め、徹底的に準備し、実践する。」言葉で書けば簡単な事ですが、僕はこれができるようになるまで人生20年かかりました。

終わりに。

自分と他人を比較して、劣等感を抱いていても、自分の成長には何も繋がりません。

むしろ、自分を信頼してくれている人への裏切り行為となり、自己嫌悪が加速します。

ここから抜け出すためには、一番初めに「自分ができないこと」を認めないといけません。

これは、本当に苦しいです。

今まで目を避けてきた、自分の一番苦しい部分にスポットライトを浴びせないといけないからです。

誰のせいにもできず、自分の責任を問うのです。

他人と比較していれば、自分ができない理由を自分以外に見つけていれば、正直楽です。

でも、自分の心が痛くなります。

「いつまで逃げるんだ」って、悲しくなります。

でも、その悲しみを乗り越えないと、自分が思い描く世界には手が届かないんです。

僕の場合も、アメフトでは乗り越えたものの、社会人として同じような問題に直面することがあります。

同じ過ちを犯します。でも、何をすれば乗り越えられるかが分かっているから、立ち向かうことができます。

他人を比較する事を辞め、常に自分と向き合うことができれば、自分の能力は最大限活かされます。

今回は、そんな事を学んだエピソードを書いてみました。他人と比べることに疲れてしまった人に、何かしら役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

では、また次回お会いしましょう。

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