社長の考え方とは?上司や部下とのコミュニケーションを改善するために知るべきこと。

公開日:2018年9月16日
     
   
   

こんにちは。

ごりぱちです。

「社長は現場のことなんて考えていない!」

「部下が自分の考えを全く理解してくれない!」

このような不満、会社でよく聞きませんか?

こういった不満の声は、どの会社も少なからずあると思います。

どれだけ不満の声をあげたとしても、その問題自体は解決しません。

しかし、あなたが不満を持つ相手がどんな考えを持っているのかを理解しようと歩み寄ることで、なぜ役職や立場によって考え方が違うのかを理解することができます。

また、あなたが新たな役職を得た時に、“役職によって違う仕事の時間軸”という考え方を知っているだけで、仕事の進め方が格段によくなります。

今回は、役職ごとに仕事の”時間軸”に対する捉え方の違いについて書いています。

社内のコミュニケーションを上手くとりたい、仕事で成果を出したいと思っている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

では、レッツゴー!!!

社長は何を考えているのか?

社長、部長、課長、普通の社員など、会社という組織の中には、様々な役職が存在しています。

役職によって、考えていることも全然違います。

その最たる例として、“仕事の時間軸”が挙げられます。

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この図は、役職別の仕事の時間軸を示しています。

社長の日々の仕事は、1年後の利益のために。

部長の日々の仕事は、半年後の利益のために。

課長の日々の仕事は、1ヶ月後の利益のために。

社員の日々の仕事は、その日の利益のために。

極端な例かもしれませんが、ここで伝えたいのは、

「同じ一日を過ごしていてもやっている仕事の内容が全く違う。」ということです。

「そんなの当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、これを理解しているか、していないかで相手への不満度合いも恐ろしく変わっていきます。

「社長は現場のことなんて考えていない!」という声に対して、社長の仕事の時間軸を理解していれば、「社長が現場のことを気にしないのは当然」となります。

なぜなら、社長は1年後に会社に利益をもたらすための仕事をしているからです。

もし、あなたの会社の社長が、その日の利益のために仕事をしているのなら、その会社は危ないです。

現場の人からは好かれるかもしれませんが、会社の未来に投資ができていない状態であれば、1年後には現場の社員共々バラバラになってしまいます。

逆に、「部下が自分の考えを全く理解してくれない!」という声に対しても、部長が部下の仕事の時間軸を理解していれば「部下が理解しにくいのも当たり前か」と考えることができるようになります。

社員からしても、役職が上の人からしても、大事なのは相手がどの時間軸で仕事をしているのかを理解し、相手の時間軸に合わせた話をすることです。

例えば、普通の社員が部長に話をするのであれば、「自分がその日何をしたか」ではなく、「自分のした行動が半年後にどんな成果を生む可能性があるのか」を伝えた方が、部長側からしたら理解しやすいですし「こいつ、わかっているな」と評価されます。

「自分がその日何をしたか」を伝えるだけでは、「それで?」となってしまい、いい評価はもらえないでしょうからね。

逆もまた然り、部長が部下に話をするのであれば、「これやっといて」ではなく、「半年後にxxするために、今日はこういった作業をしてほしい」と伝えるようにしましょう。

そうすれば、部下からは「いや、大雑把すぎてわからんわ」という声から「半年後のために今日はxxをするんだ」というように、仕事内容に対する理解を得ることができるでしょう。

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役職が持つ本当の意味とは?

もう一つ、円滑に仕事をする上で大事な思考なのが

「役職はあくまでも仕事の役割を示しているだけで、役職が上の人が偉いというわけでなはない」という考え方です。

一般的に、社長>部長>課長>社員という順で、社内の序列が作られていると思うのですが、上司の人は役職に奢ることなく、部下の人は役職にビビることは全くありません。

なぜなら、役職はあくまでも会社の中での役割を示しているだけだからです。

先ほどの図のように、社長は1年後の利益を、部長は半年後の利益をという具合に、役割によって仕事の内容が違うだけです。

そこに優劣なんて存在しません。

役職はあくまでも役割の呼称です。

役職に対して変な意識を持つことなく、上司に対して、部下に対してフラットに接することが、仕事をする上で重要なこととなります。

出世を求めて働くこと。

会社で働く人が目指すもの。

それは出世です。

出世とは、より高い役職を得ることです。

しかし、ここで考えてほしいのが、この記事で再三お伝えしていること。

そう「役職は組織内の役割の呼称である」という考え方です。

あなたが頑張って働いて得るものは、あくまでの組織内での役割の名前なのです。

もちろん、給料が上がったり、社会的地位が上がることは素晴らしいことです。

しかし、むやみに出世を目指して、自分の体や人間関係を壊すのはなんだかアホらしいので、無理はしないでください。

出世競争に破れて「俺はなんて無能なんだ」と感じている方、「出世で得られるものは組織内での役割の名前」と捉えられたら、楽になりませんか?

大事なのは、あなたが幸せだと毎日思えているかどうかです。

バリバリ仕事して出世するのが幸せな人もいれば、そうではない人もいます。

「出世で得られるものは組織内での役割の名前」という考え方があれば、仕事に対しての捉え方も変わるかもしれませんね。

では、今回はここまでです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

また次回、お会いしましょう。

 
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