こんにちは。
ごりぱちです。
夫婦で世界一周をしていると、帰国後の生活が頭を過ぎる場面が多々あります。
帰国後の選択肢は、いくつかあります。
起業,友達の会社で働く(転職活動なし),転職活動して一般の会社で働く etc...
自分で一から道を築いていける状況なので、帰国後の第一歩は非常に重要だと考えています。
なぜなら、旅をしていく中で、「自分の人生をかけることに時間を使いたい」と強く思ったからです。
「自分の人生をかけること」を考えてモヤモヤしているに、ふとした疑問が浮かんできました。
僕「そういえば、誰かが"夢"じゃなくて、"志"を持てって言ってたなあ。割とその考えって今必要だぞ。誰だっけなあ。。。」
。。。
思い出しました。
孫正義さんです。
ということで、今回は、孫正義さんの語る、「"夢"と"志"の違い」について、簡単にご紹介したいと思います。
自分の忘備録のためにも、また、人生の進路を悩んでいる方にとっても、お役に立てると嬉しいです。
では、レッツゴー!!!
⬇︎今回の内容に近い動画
夢と志の違いとは?
「志高く」
これが、孫正義さんの座右の銘だそうです。
なぜ、「夢高く」ではなく、「志高く」なのでしょうか?
よく、「夢を持て!」と若者や子供に対して言う人がいると思うんですが、その「夢」とはどう違うのでしょうか?
夢と志は違います。夢は漠然とした個人の願望であり、志は個々人の願望を超えて多くの人々の夢を叶えようとする気概です。夢はこころよい願望だが、志は厳しい未来への挑戦です。夢を持つなんて程度で終わらずに志を高く持たないといけない。
by 孫正義,Good Find
孫正義さん、明確に違いを説明してくれています。
要するに、"夢"は「あー、将来、プロサッカー選手にでもなれたらいいなあ。」と、ただ理想の姿だけをイメージし、そこに到る道を一切考えることなく、ただただ妄想にふけっている状態ですね。(高校時代の僕です。笑)
それに対して"志"は、「僕は、将来プロサッカー選手になる。そのためには○○や○○が必要だ。サッカーで皆に元気を与えて、皆の人生の活力になれるような存在になる。」と、具体的に道筋を考え出し、自分だけでなく、世の中に与える影響も踏まえて努力できる状態のことだと思います。
志を高く持つことの重要性
孫正義さんは、とある講演で、"志を高く持つことの重要性"をなんども説いています。
それは一体なぜなんでしょうか?
志高く。坂本竜馬いわく、「世に生を得るは事を成すにあり。」人生一回きりしかないのだから、この時期(できるだけ早く)に自分が登りたい山を決めてほしい。自分の人生を何に懸けたいのか自問してほしい。「登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる」目指すべき山を決めずに歩くのは、さまように等しい。自分は何をもって事を成したいのか?その1 点だけは決めてほしい。
by 孫正義,Good Find
「登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる。」
山のサイズは、人それぞれ違っていいと思います。
富士山から、エベレスト、高尾山など、山のサイズや形は様々です。
要するに、"自分なりの志を持つ"ことが大切なんです。
志を持つことで、自分がやるべき事が明確になり、無駄なことに時間を取られることなく、社会に貢献できるような人材になり、また、社会に貢献できる会社を作る事ができるようになるのだと思います。
少なくとも、明確な志がないと、働く意欲やパワーが出にくいです。
なので、孫正義さんは、「世の中に、1人でも多く"志を持つ人"が増えることで、より活気があり、豊かな社会を実現する事ができる。」と考えているのだと思います。
では、どうやってその「登りたい山」を見つければいいのでしょうか?
人生の半分が決まる山は、どうやれば見つかるのでしょうか?
人生の道筋は簡単には見つからない。
僕が、「登りたい山を見つけないと」と思い始めたのが、22歳の頃。
大学を卒業し、フィリピン留学に行った時です。
大学時代は、部活動に時間を割き、「自分の人生とは?」ということは全く考えることなく、「どうやって試合に勝つか?」しか考えていなかったので、当然といえば当然かもしれません。笑
真剣に人生について考えていなかった僕に降った天罰だったのでしょう。
ニートを経験したからこそ、「登りたい山を見つけないと」と、真剣に思えたのかもしれません。
「農業とか環境問題に興味があるなあ」と、大学・大学院と農学系に進んでいましたが、「何を持って世に貢献したいのか?」という問いに関しては、26歳くらいまではっきりとは答えられませんでした。
大学を卒業し、フィリピンに行った22歳から、大学院で色んな貧困地域を回り、卒業後は3年間、従業員0名のスタートアップで、最先端のバイオテクノロジー技術の弊害を垣間見て、仕事を辞め、世界一周に旅立ち、色んな人たちと会い、自分で考えながら進んだことで、ようやく、「登りたい山」が見えてきたような気がします。
ここまで計5年です。
5年間、様々な経験をし、もうずっと、ずっと「自分の登りたい山は何だろう?」って自問してました。
興味あることには、全て手を出し、色々挫折や失敗をしながら、山を模索していました。
帰国後1 年半は悩みに悩み続けました。自分の人生をどういう人生にするかを安易に決めたくなかったのです。自分が決めた仕事をころころ変えるのは効率が悪いからです。自分のエネルギーをどこに費やしたらいいのか。自分が登りたい山はどこか。自分の志は何なのか?その中でも、事業家を志すことだけは、はっきりしていました。自分の技術、知識、情熱で何百万人、何千万人の人の役に立ちたい。そして常に何か技術革新があり、冷めない情熱を一生持ち続けられるテーマとは何か。行き着いた結論は、デジタル情報革命。「デジタル情報革命で、知恵と知識の共有を推進し、人類に貢献する」ことでした。
by 孫正義,Good Find
孫正義さんは、15歳の時に「龍馬がゆく,司馬遼太郎」を読んで、"志を持つ"ことを意識し出し、実際に"志"をもとに、事業を始めたのが23歳くらいなので、登りたい山を決め、事業を開始するまでに7-8年の歳月がかかったことになります。
やっぱり、一朝一夕に自分の登りたい山は見えてきません。
まず、「志を持ちたい。」「自分の登る山を見つけたい」こういった考え方を持つのが、始めのステップだと思います。
あとは、自分が「これやりたい!」と思ったことを、片っ端から手をつけること、学ぶことだと思います。
エネルギーが出ることを学び、経験していく中で、自然と「登りたい山」が見えてくるでしょう。
⬇︎僕なりの、「山の見つけ方」をまとめてみたので、是非ご一読ください!
▶︎自分が本当にやりたいことを見つける8のワーク!
志を見つけよう
いかがでしたでしょうか?
孫正義さんの「”夢”と"志"の違い」「"志"を持つことの重要性」は、僕にとって、帰国後の「登りたい山」を明確にすることにおいて、非常に重要な役目を果たしてくれました。
"志"が決まれば、あとはそれに向かって走るのみ。
脇目も振らず、一直線にパワーを出し尽くすのみです。
現状の生き方や仕事に悩んでいる人は、まず「自分の登りたい山って何だろう?」という考えを持つことから始めてみてください!
⬇︎僕なりの、「山の見つけ方」をまとめてみたので、是非ご一読ください!
⬇︎孫正義さんの講演の内容はこちらから!
▶︎未来を担う若者よ、志を高く持て。 by 孫正義,goodfind
▶︎ソフトバンク・孫正義の人生の師が語る、「孫君が成功した理由」
⬇︎今回の内容に近い動画
今回はこれまで!
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また次回お会いしましょう!