世界一周を通じて、「日本に生まれてよかった」と心から思える7つの理由。

公開日:2019年7月22日
     
 日本人,メリット  
   


こんにちは。

ごりぱちです。

世界一周をして約一年が経過。

その間に、とてつもない回数で「日本に生まれてよかった〜〜。日本人でよかった〜〜〜。」と思うことがあったので、

今回は、「なぜ日本人として生まれたことが半端なくラッキーだと思えるのか」について、理由をまとめていこうと思います。

日本に色々と不満が溜まっている方もいらっしゃると思いますが、違った視点で見ると、全くもって別世界の日本が見えてきます。

少しの時間、日本について一緒に考えてみてください。

では、レッツゴー!!!

日本に生まれてよかったこと① 世界トップレベルの治安の良さ。

兎にも角にも、日本の治安の良さは異常!!!

18歳の時から上京して、東京に10年間住んでいましたが、家の鍵をかけて外出したことはほぼ皆無。

そして強盗に入れらたことは一度もありません。

スマホや財布を落としても、そっくりそのまま返ってきます。

後ろポケットにスマホを入れていても、取られることはまずありません。

歩きスマホ天国ですし、大勢の人がapple製品(iPhone,mac book)を使っています。

女性1人で夜外出しても大丈夫ですし、路上で泥酔しても問題ありません。

なんかもう、全てが違うのです。

旅行中、特に中南米は、日々犯罪に気をつけて生活しており、心身ともに、地味にストレスが。。。

一番怖い雰囲気を醸し出していたのはブラジル。

もちろん、何もトラブルに巻き込まれなかったのですが、殺伐とした雰囲気のストリートを通るたびに、なぜだか疲れ果ててしまい、ブラジルでは部屋にいることが多かったです。。。

日本にいると、一切の不安から解放され、安全な生活が当たり前のように保証されています。

こんなに犯罪を気にしないでいい国って、本当にありがたいなって思います。

↓世界の殺人発生率。日本は10万人あたり0.28人の割合。「国家」としては、ダントツで殺人率は低いです。
・世界の殺人発生率 国別ランキング・推移 by GLOBAL NOTE

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日本に生まれてよかったこと② 経済力の強さ。

旅をしていて、もっとも強い通貨はやはりアメリカドル・ユーロになるでしょう。

アメリカドルに関しては、どこでも使えますし、めちゃめちゃ便利。

ただ、日本円も、世界的にみたらアメリカドル・ユーロに並ぶくらい強い通貨だと実感しました。

日本円が使える国は全くありませんが、通貨としての価値はとても高いです。

▶︎【衝撃】世界で最も物価の高い国・都市ランキングTop10~2018年ver.~ by korisuさん

▶︎世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング by 世界経済のネタ帳

この二つのリンクから見て分かるように、日本の物価水準は世界的に高く、また一人当たりGDPも世界のtop30に入っています。

これはつまり、日本円は、世界的に通貨の価値が高いため、日本円を保持していることで、比較的安く旅を楽しめる国が多いということになります。

例えば、私たち日本人にとって、海外旅行に行くことはそこまで難しくないでしょう。

ヨーロッパはまだしも、タイやフィリピンといった東南アジアでは、比較的お安く旅ができると思います。

そして、海外旅行は、会社で働いていたら、一生に一回は行けると思います。

しかし、それは、世界的に見ると、全く当たり前ではないのです。

僕たちが中南米で出会った人たちの中には、「地元から出たことがない。海外なんて行きたくても行けない。一生かかっても無理だ。」という人がたくさんいました。

例えば、インドネシア。

彼らの平均月収は日本円で2-3万円。

物価の関係上、国内ではそれでも生活できますが、海外旅行になんて行けません。

彼らが日本行きのチケットを買うとすれば、何年貯金をすればいいのか。

日本で1週間滞在するとして、ホテル代、食事代を考えると、彼らの平均給与の数ヶ月分がぶっ飛びます。

それに対して、日本人である私たちは、日本の物価でも暮らしていける給与をもらい、数ヶ月分の生活費を失うことなく、気軽に東南アジアを旅行することができます。

これは、日本円、つまり日本の経済が、世界の中でも強い立場にあるからです。

本当、めちゃめちゃありがたい。

日本に生まれてよかったこと③ 国民皆保険 & 年金

「健康保険とか年金高すぎだよ。。。」と日本にいた時は愚痴っていたのですが、

保証が全くない国の惨状を見ると、「健康保険とか、年金とか、まじでありがたいな。。。」とまるっきり違う観点で物事を捉えることができました。

例えば、グアテマラ。

僕たちが滞在していたアティットラン湖で、ほぼ物乞いのような方の話を聞くと、国民皆保険/年金のありがたみが身にしみます。

まず、グアテマラにおいて、国民皆保険システムはなく、個々人が保険に加入する必要があります。

しかし、保険が高額なので、貧しいと保険に入ることができません。

とある家族は、旦那さんと妻、子供2人の4人家族で、旦那さんが大黒柱でした。

ある日、旦那さんは仕事中に大怪我をしてしまい、右半身が麻痺してしまいました。

旦那さんは、保険に入っていない(保険が高額で入れない。会社からの支援なし。)ため、一切の保証がありません。

病院に行こうと思っても、きちんとした治療を受けれるのは私立病院だけで、高すぎて行くことができません。

すると、障害によって仕事を失い、新たな仕事を得ることもできず、家族は一気に物乞いへの転落します。

グアテマラでは、この手の話が腐る程あるらしいのです。

これが日本ではどうでしょう?

事故が起きても、健康保険を使って、きちんとした病院で3割負担で治療を受けることができます。

障害を負ってしまったとしても、障害年金で最低限の金額は一応支給されます。

障害を負った人でも仕事ができる環境があるので、まだ社会との結びつきを得ることができます。

そして、健康保険や年金の支払いは、生活がぶっ壊れるくらいの金額ではありません。

生まれる国が違うだけで、人生が無理ゲーになる確率が全くもって違ってきます。

本当に、ゾッとする話です。

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日本に生まれてよかったこと④ 企業の福利厚生文化

なんだかんだ、日本式の福利厚生は、世界的にみてもしっかりしているんだなと。

会社が社会保険に入っていて、厚生年金の半分を負担し、企業年金を蓄え、年に一回健康診断を提供し etc...

いやあ、こんなに従業員に対して手厚い保証を提供する企業文化がある国って、他にないと思います。

少なくとも、僕たちが旅してきた中南米の国では聞いたことがありませんでした。

もちろん、長時間労働だったり、生産性の低さだったり、いろんな問題を抱えているのは事実ですが、基本的な従業員の保証をしてくれる企業文化は、世界に誇れる部分だと感じました。

日本に生まれてよかったこと⑤ ご飯が美味しい。そして安い。

もちろん、どの国もご飯は美味しいのですが、日本で食べるご飯はやはり一味も二味も違って感じます。

それは、日本食だけでなく、中華やイタリアン、フレンチなど、日本ナイズされたものが全て美味しいことでも感じることができます。

残念ながら、海外の日本食レストランは、無駄に高く、そこまで美味しくないお店が大多数。

値段に応じて、しっかり美味しい/不味いが分かれています。

しかし、日本は、なんか知らないですけど、基本美味しい。

そして、安い!

そう、日本の外食は、同程度の一人当たりGDPの国と比較しても、確実に安く、そして美味しいのです!

日本の定食屋さんだと、500-600円出せば、美味しい定食がいただけますよね。

それがどんなに幸せなことだったか。。。

ある程度物価が高い国だと、外食なんてまずできないので、基本自炊になっちゃいます。笑

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日本に生まれてよかったこと⑥ 独自の文化がある

これは、大航海時代の植民地政策が原因ですが、中南米を旅している間、ほとんどの観光地の名所は、植民地時代に建てられた教会だったり、街並みだったりと、独自の文化が植民地化政策によって破壊されてしまっており、どこも似たり寄ったりになっています。

それが、本当に、めちゃめちゃ残念。

あまりにも欧州の力が強く、「地球の半分くらいは欧州の文化で染まってしまっているんじゃないか?」ってくらい、もう本当似たり寄ったり。(もちろん、分かる人には分かるのでしょうが、僕にはいまいちわかりませんでした。)

しかも、観光名所の名前が"colonized ~"

これ、直訳すると"植民地化された〜"です。

考えてみてください。

日本が植民地されたとして、日本のいくつもある観光名所の名前が"植民地化記念公園"だとか、そういう名前が付いていることを。

僕にとって、それは嫌悪感しか生まれませんでした。

植民地化された記憶を、永遠に刻まれ、かつそれが欧米人にとっての観光名所として成り立っている。

心が辛すぎる。。。

その点、日本には、神社/寺/着物/日本食/三味線 etcといった伝統文化から、漫画/アニメといった現代的な文化まで多岐に渡っており、「日本は独自の文化を保っていて、本当に羨ましい」と幾度となく言われてきました。

これからも、そういった文化は、大切に守っていこうと思えた瞬間でした。

日本に生まれてよかったこと⑦ 政府がきちんと機能してる方

やっぱり、政治がある程度機能していないと、現代の先進国は生まれないと思います。

貧しい国には、それなりの理由があります。

それが、政府の圧倒的な汚職と腐敗です。

例えばグアテマラ(何回もごめんね)。

どんな人に会って話を聞いても、「政府はクソだ。何の役にも立たない。嘘ばかりついてる。もうたくさんだ。」

そんな声しか聞きません。使途不明の助成金、国内の圧倒的な貧富の格差、虐げられる先住民、給与に不釣り合いな物価の高さ、慢性的な汚職によるトップの交代 etc

もちろん、こういった問題は、世界中で共通項なんでしょうが、汚職や腐敗度合いが圧倒的な国はたくさんあります。

*自国の政治のことを良く言っている人に出会ったことはまだありません。笑

▶︎現代グアテマラにおける政治暴力の変容 by 狐崎知己さん

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日本に生まれたことは人生最高のラッキーパンチ

いかがでしたでしょうか?

あくまでも僕の主観ですが、考えれば考えるほど「日本人として日本に生まれたことは、めちゃめちゃラッキーなことなんだ。。。」と考えざる負えなくなってきました。

「日本オワコン」という声も聞くことが増えてきましたが、僕は世界一周を通じて、「日本の課題の解決に力を注ぎたい。」と強く思えるようになりました。

それは、日本という国を、いろんな国と比較することができた結果です。

皆さんも、日本という母国を海外の物差しを通じて測ってみてください!

その結果、「やっぱり日本は嫌だ」となっても、それは問題ないのです。

大事なのは、「ただの思い込みではなく、実際に経験して、比較して、納得して導き出した答えなのかどうか」ということなので。

この記事が、新たな日本観に繋がってくれるとありがたいです!

では、また次回お会いしましょう!

 
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