こんにちは。
ごりぱちです。
世界一周を始めて半年が経過しました。
これまで旅してきた半年のうち、約5ヶ月中南米に滞在したのですが、振り返れば振り返るほど、夫婦2人して「南米は最高だったわあ」と懐かしんでいます。
イグアスの滝や、レインボーマウンテンなど、豊かな自然もさることながら、僕らは人の優しさに魅了されてもいました。
中南米に対して、「治安大丈夫?危ない人が多いんじゃないの?」という意見を持っている人に対して、僕らが実際に経験した話を通じて中南米に対する新しい見方を提供できればと思います。
では、レッツゴー!!!
中南米は治安が悪くて怖いのか?
実際、正直なところ、僕らも中南米に行く前までは、相当警戒していました。
「メキシコはやばいらしい」
「グアテマラもやばいらしい」
「ペルーもやばいらしい」
「アルゼンチンもやばいらしい」
「。。。結局全部やばいじゃん!!!」
と、かなりビビっていました。笑
-ビビってしまう参考資料-
▶︎メキシコ旅行に行ったイギリス人女性 目と心臓と脳が無くなり帰国 by ニコニコニュース
▶︎ペルーって本当に危険なの?在住者が見るリマの治安の実際 by せかいじゅうライフ
もちろん、まじでヤバイ都市には行っていませんが、それでもビビリまくりで旅を開始しました。
しかし、中南米の5ヶ月の旅を終え、まさか一度も危険な目に合わず、むしろ優しさに包まれるとは思いもよりませんでした。。。
中南米で経験した感動の出会い
メキシコ,サン・ミゲル・デ・アジェンデの出会い
ここでは、メキシコ人パティシエの"パコさん"と仲良くなり、街の観光,マーケットへの買い物,料理教室への参加,一緒にバーでランチなど、本当に色々お世話になりました。
メキシコの2都市目で、まだまだ警戒心が抜けていなかった我々ですが、"パコさん"との出会いで、一気にメキシコが好きになりました。
そして、色々と奢ってもらいました。笑 ありがとうございます!!!!
⬇︎"パコさん"との出会いについて
⬇︎クッキングツアーの様子はこちら
⬇︎"パコさん"のやっているカフェ(Petit Four)での一枚。最高に美味しいです。

⬇︎カフェの場所はこちらです。
メキシコ,メキシコシティの出会い
メキシコシティでは、適当なマーケットで、適当に朝ごはんを食べているところ、英語が話せる"ルディおじさん"が話しかけてくれ、なぜか一緒に彼の家に行き、妻や彼の子供と遊んでいました。笑
今思えば、いきなり見知らぬ人の家に行くという恐ろしいことをしているわけですが、"ルディおじさん"の陽気さを信じて良かったです。笑
ルディおじさんにも、色々と奢ってもらいました。本当にみんなありがとうございます!!!
⬇︎彼に教えてもらったタコス屋さん(El Pescadito)について。まじで美味しかった。
⬇︎タコスの動画はこちら。
⬇︎彼と一緒に行ったタコス屋さんでの一枚。めちゃめちゃテンション高い。

⬇︎タコスのお店の場所です。
メキシコ,オアハカの出会い
ここでは、たまたま行ったマーケットで目の前に座っていた"ミチ"と出会いました。
日本人の元カノがいたらしく、なぜか変な日本語を覚えているミチ。
⬇︎「頭カチ割るぞこら!!!」の発音は一級品です。

面白くて、イケメンで、優しくて、最高にいい人でした。
彼にも色々奢ってもらいました。みんな、なぜか奢ってくれます。本当にありがとう。。。。本当に。。。
⬇︎ミチが教えてくれた地元の人しか知らない夜景スポットについて。
⬇︎ミチとの別れ際での一枚。懐かしい。。。(ミチの写真うつり悪いな。本当はもっとイケメン。)

ペルー,リマの出会い
リマでは、宿泊していたairbnbのすぐ近くにあった"saburo"という日系ペルー人の方が経営をしているお店で仲良くなった方です。
名前は、"三郎"。そのままのリアルネームでした。
日系3世らしく、日本語が少し話せます。
一緒にカラオケに行ったり、レストランでご飯食べたり、本当に仲良くしてくれました。
カフェに行くたびにアイスをおまけしてくれて、いつもニコニコ笑顔の三郎さんを見ると心が癒されました。
本当にありがとう。。。そして、筋肉も素晴らしく、見習いたいです。。。
⬇︎三郎さんと、三郎さんのお母さんとの一枚。めちゃめちゃ皆優しかったなあ。

⬇︎日系ペルー人の方々と、カラオケに行ったりしました。本当に優しくしてくれて感謝です。日本語でずっと話してました。

⬇︎カフェ,saburoの場所はこちら。
チリ,サンティアゴの出会い
ここは、通りすがりのご夫婦に助けてもらったお話です。
あまりに突然のことだったので、写真はありません。。。
僕らがサンティアゴに着いた日、日曜日だったので銀行は空いておらず、ATMに行ってもなぜかクレジットカードが拒否され、現金が全く下ろせない状況にいました。
しかし、宿泊先には移動せねばならず、電車のチケットも現金でしか購入できなかったため、駅でATMをひたすらトライしていると、とあるご夫婦が「使い方わからないの?」と話かけてくれました。
スペイン語留学で多少のスペイン語が話せる我々は状況を説明。(スペイン語やっててよかったああ)
すると、ご夫婦がこんなことを言ってきました。
ご夫婦「あら、現金が下ろせないね。なら、私たちのカードにチャージされてるお金で電車に乗りなさい!」
僕ら「え、いいんですか?え???」
チリでは、電車に乗るのにカードを購入し、そこにお金をチャージして使います。
そのご夫妻は、彼らが持っているカードにチャージされているお金で、僕らに電車に乗るように促したのです。
要するに、電車代を奢ってくれようとしたのです。
僕ら「いや、でも、それは。。。」
と言っている間に、彼らはカードを改札機にピッとかざします。
ご夫妻「はい!これで行けるわね!いい旅を!」
と、笑顔で去って行きました。
僕らは唖然。。。
僕「なんて親切なんだろう。見ず知らずに旅人に。。。」
彼らに全くお礼をすることができないのが心残りですが、「この恩はいろんな人に渡していこう」と決意した瞬間でした。
アルゼンチン,ブエノスアイレスの出会い
ペルーのリマでairbnbに宿泊していた時に知り合ったアルゼンチンのブエノスアイレスに住むカップル。
僕らは、英語>>>スペイン語で、彼らはスペイン語>>>英語という言語的アンバランスを乗り越え、僕らがブエノスアイレスに到着した時に再合流。
一緒に街を観光し、家にお邪魔してマテ茶を楽しみました。そして、色々奢ってもらいました。もう皆本当に優しくて、神ってます。
お互い、片言の英語とスペイン語しか使えず、会話の内容もほぼ覚えてないくらい中身がなかった気がするのですが、2日間で10時間以上一緒に過ごしていました。笑
今思えば、一体どうやって会話を保たせていたのか不明ですが、めちゃめちゃ仲良くなったことは確かです。
⬇︎一緒にマテ茶を飲んでいるひと時。また日本で合流できたら嬉しいなあ。

⬇︎街の観光も楽しかったね。

⬇︎ブエノスアイレスの観光についてはこちら。
中南米をもう一度旅したいくらい好きになった。
まだまだ書ききれませんが、本当に色んな方に優しくしてもらい、奢ってもらい、涙の別れを経験してきました。
南米を訪れる前に持っていた「中南米怖い!」という印象は完全に消され「中南米めっちゃいい!皆優しくて最高!」と、印象が完全に逆転しました。
もちろん、安全なエリアを選んでいましたし、単純に運が良かったのもありますが、あまりにも親切な方々に触れることで、私たちの心が浄化された気がします。
見ず知らずの旅人に、たまたま出会って、少し話しただけで、一緒にご飯を食べに行ったり、観光に付き合ってくれたり。。。
人の優しさ、心の豊かさをひしひしと感じました。
「君たちはアミーゴだから!アミーゴには楽しんでもらわないと!」
「気にすんな!奢り返されたくなんかないよ!君たちが出会っていく中で、奢っていけばいいよ!恩を感じたのなら、その恩をまた違う人に渡して、恩のループを作らないとね!」
こんなことを、皆言ってくれました。
学ぶことが、本当にたくさんありました。
「僕たちも、この人たちみたいに、優しくなろう。この恩を色んな人に返していこう。」
こんなことを決意できた、我々夫婦は、本当に中南米が大好きです。
中南米は良い人だらけだった!
いかがでしたでしょうか?
この記事を書いていて、色んなことを思い返すと、泣けてきてしまいそうでした。
皆さんの、海外での心温まったエピソードも興味があるので、コメントに残してくれると嬉しいです!
では、今回はこれで以上です!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
また次回お会いしましょう!