こんにちは。
ごりぱちです。
最近、起業した友達や、人材採用部門で働く方々と話をする中で、全員が全員口を揃えて言うことがあります。
それは、「優秀な人材を雇うことができない。」「優秀な人材の見極め方がわからない。」
どれだけうまくいってそうな会社でも、常に人材の問題を抱えていました。
彼らと話す中で、彼らがこれまで出会ってきた優秀な人材の共通点として浮かび上がってきたのが、自分自身を株式会社と捉える「株式会社自分」という考え方でした。
今回は、優秀な人材が共通して持っている考え方である「”株式会社自分”とは何か？どうやって”株式会社自分”を大きくしていくのか？」ということについて記事にしてみました。
「優秀な人材になりたい！」「優秀な人材の考え方を知りたい！」という方の参考になれば幸いです。
では、レッツゴー！！！
▶︎体育会系が仕事ができるとは限らない。部活歴24年の僕が思う、仕事における体育会系の価値と問題点。
▶︎プロフェッショナルとは？プロフェッショナルとして働くための3つの条件。
▶︎「仕事ができる人になりたい！」仕事のできる人が必ず持っている特徴とは？
優秀な人が持つ思考「株式会社自分」とは？
仕事をする上で必要な考え方。
それは、自分のことを○○会社の従業員ではなく、「株式会社自分」という観点で捉えることです。
この図のように、勤務先の会社は、「株式会社自分」の取引先の一つであり、「株式会社自分」の時間とスキルという資源を使って、取引先である勤務先から収入を得ることになります。
取引先である勤務先は、数え切れない数の「株式会社自分」と仕事をしています。
勤務先からすれば、「自分たちの組織に時間とスキルを提供してくれるなら誰でもいい」というのが、本音かもしれません。
また、会社が大きくなっても、株式会社自分が大きくなるとは限りません。
ということは、「会社のために頑張る」ではなく、「株式会社自分のために頑張る」というのが、自然な考え方ではないでしょうか？
「株式会社自分の価値をどうやったら高めることができるのか？」と考える事ができれば、
自分は「株式会社自分」の代表取締役だという思いを持つ事ができ、人生の選択の仕方も変わることは間違いありません。
優秀な人が持つ思考「人生のバランスシート」とは？
B/S(バランスシート)という言葉を聞いた事があるでしょうか？
貸借対照表(B/S)は、「ある一定時点での財政状態を表す財務諸表」です。
借方（表の左側）に「資産」、貸方（右側）に「負債」、資産と負債のその差額として「純資産」を表示します。
「なんのこっちゃわからん！」という方もいるかもしれませんが、下の図を用いて説明すると、左側が「株式会社自分の資産」であり、右側が「資産を用いて得られる結果」となります。
この図を、人生のバランスシートと呼びます。
簡単に見方を説明すると、資産の部分の「体力・気力・時間」は人生の基本です。
ただ、年齢と共に年々縮小していく傾向があります。
「個性」は一生変わるものではないので、そこまで気にする必要はありません。
「スキル・知識・人脈」は年齢と共に拡大していくので、いかにここを大きくできるかによって、将来の収入や喜びの大きさにも関わってきます。
では、人生のバランスシートの左側の「資産」について、1つずつ説明していきましょう。
体力
基本中の基本ですね。
体力がなければ仕事もできません。
健康管理が最も重要だと言っても過言ではないでしょう。
若い時が最も体力があるように思われますが、その分無理もできてしまい、体を壊すこともよくあります。
どれだけ徹夜したとしても、次の日にベストパフォーマンスが出せないのであれば、プロではありません。
もし、取引先である勤務先の労働があまりにも厳しく、体調を崩すのであれば、また次の取引先を探すまでです。
無理して仕事して体を壊すのは、「株式会社自分」からすればデメリットでしかありません。自分を大事にしましょう。
気力
気力に年齢は関係ありません。
毎日、意欲にあふれて仕事ができるように、環境を作るべきです。
ここで、僕が好きな言葉の一部を載せておきます。
ちなみに、この言葉はマッカーサー元帥の座右の銘でもあったようです。
-青春-
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
by サミュエル・ウルマン
この言葉にもあるように、「青春とは年齢ではなく、心の持ちようである」という精神を忘れずに、仕事に取り組みたいものですね。
時間
人はいつか死にます。
時間は限られています。
時間は有限です。
なので、時間という項目は年齢を重ねるごとに少なくなっていきます。
その分、後半に出てくる「スキル・知識・人脈」によって補われるので、限られた時間の中で、その3つの要素をどれだけ大きくできるのかを意識して、日々過ごすようにしましょう。
個性
あなたが持っている個性は、長所も短所も含めて、あなたの強みになります。
持って生まれた能力なので、基本的には一生変わることはありません。
自分の特性を理解して、長所を伸ばしましょう。
短所は、捉え方によっては長所になるので、あまり気にせず！
スキル
リーダーシップ、コミュニケーション力、英語、プログラミングなど、「良い仕事をするための道具」をここでは示しています。
このスキルが増えれば増えるほど、掛け合わせの効果で大きな成果に繋がりやすくなります。
人生は一生勉強です。
自分が面白いと思ったものを、とことん追求してみましょう。
知識
これは、教科書に載っているような情報のことではありません。
自分の頭を使わずとも、google先生を使えばいいだけです。
ここでいう知識というのは、これまでの人生の経験で培ってきたあなた自身の原理原則のことを指します。
あなただからこそ得ることができた体験から得られた知見。
それが大事になります。
より深い知見を得るためにも、どんどん挑戦してどんどん失敗して、ネタを作っていきましょう。
失敗すれば、挑戦のハードルが下がり、なんにでも挑むことができます。
あなたの人生の成功を達成するためにも、諦めずに挑み続けましょう。
人脈
仕事やプライベートを通じて、あなたの人間関係が広がっていくと、人生が楽になっていきます。
例として適切かはわかりませんが、iPadを無くした時、facebookで「余ってるiPadないですか？」と聞いたら、5人から立候補があり、すぐにiPadを手に入れることができました。
ボードゲームの仕事も、ボードゲームと全く関係のない本業の繋がりから生まれてきました。
本当、人生どこで誰と繋がるかわかりません。
「株式会社自分」の代表取締役として、接する人は大事にしましょう。
あなたは株式会社自分の代表取締役である。
自分自身を株式会社と捉えることで、勤務先との関係性が大きく変わってきます。
「会社に雇ってもらっている」という感覚から、「自分のクライアントの一つ」として捉えることができるようになります。
会社での日々の業務も、株式会社自分の代表取締役として捉えることで、全く違った世界が見えるはずです。
自分の行動が、未来の成果に直結すると気づくことができれば、適当はことはできなくなります。
「株式会社自分」「人生のバランスシート」の思考をもち、キャリアを変革していきましょう！
一緒に頑張っていきましょう。
では、今回はここまでです！
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました！
また次回お会いしましょう！
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