人生論

イタリアンのバイトで学んだ人生で大事な3つのこと。

neshom / Pixabay

こんにちは。

ゴリぱちです。(@3Bgoripachi)

この前、丸の内のイタリアンに友達と行って来たのですが、友達が予約してくれたお店が、なんと僕が以前勤めていたお店でした。

ただ、僕はそのお店をたった1ヶ月で辞めてしまった過去があったため、非常に入りづらかったのですが、当時の店長やバイトリーダーの姿はなく、何事もなく食事を楽しめました。

食事をしながら、「なんで1ヶ月で辞めたんだろう」と振り返った時に、ここで得た大事な学びがあったので、忘備録も兼ねて書き連ねていこうと思います。

では、レッツゴー!!!

憧れのイタリアン。

僕がここでアルバイトをしたのは、大学卒業後、フィリピン行きを決めかねていた2016年4月のことです。

丸の内の綺麗なビルの中にあるイタリアンレストラン。

たまたま通りかかった時に見かけたお店でした。

時給が1,250円と比較的高く、美味しい賄いつき。

直近の生活資金が必要な僕にとって、ご飯と良い時給のバイトは願ってもない条件でした。

しかも、田舎出身の僕にとって、東京都心のイタリアンでバイトすることは1つの憧れでもありました。

「なんて浅い思考を持った男だ!」って感じですが、当時は真剣でした。

面接で、「バックれないか?」と聞かれた時に違和感を感じますが、もちろんバックレるはずがないので、「バックれません。大丈夫です。」と回答し、見事面接に合格。

その日からウェイターとして働くことになります。

ただ、「バックれないか?」と念を押して聞いてきたのには、やはり理由がありました。。。

こだわりの強い店長。

出勤初日、過去に居酒屋でバイトをしたことがあり、接客に慣れてい他ので、僕はそこまで緊張していませんでした。

周りの優しい先輩に教えてもらいながら、そそくさとディナーの準備を進めていると、店長がこう話しかけてきました。

「1ヶ月持ったら褒めてやるよ。」

僕はもう「???」しか出ませんでしたが、お客さんが入ってきたので、特に気にしませんでした。

しかし、この出勤初日に地獄を見ることになります。

このイタリアンレストラン、とにかく人気で、お客さんがひっきりなしに来ます。

初日なので、メニューを完全に覚えきれていませんでしたが、お客さんの配慮もあって、なんとかディナーの時間帯を終えます。

ひとまず終わったと反省していると、ディナー終了後のミーティングで事件は起きます。

ミーティングが始まるや否や、店長のダメ出し祭りがスタートします。

「今日の接客はなんだ。愛情がこもっていない。あれじゃあ、お客さんは二度と来ない。お前の笑顔は死んでいる。飲食を舐めるな。早く辞めちまえ。」

これ、僕に言ってるならいいんですよ。

初日でミスもあるだろうし、そりゃ怒るよなと。

でも、これ、前から働いている人全員に向けて言っていたんですよね。

「皿の出し方が違う。右斜め後ろからそーっと出さないとだめだ。それに、お皿の下げ方もエレガントじゃない。全然完璧じゃないんだ。完璧にしないとダメなんだよ。」

店長の中で、理想の世界観があるらしく、それが達成できてないとアカンらしいんですね。

「とんでもねえ場所に来てしまった」と後悔しても後の祭りです。

やる気ゼロの僕に喝を入れてくれた店長。

バイトに入るたびに、勤務中でも大声で怒られていた僕。

ほぼ毎日シフトを入れてしまっていたので、毎日のように怒られていました。

そんなある日、僕は完全にやる気を失ってしまいました。

元気を出すこともできず、どうしても覇気が出ませんでした。

そんな状態で、お客さんの引き込みをしていると、店長が僕を呼び出します。

「ゴリぱち。お前は目が死んでいる。いいか、飲食はエンタメだ。

お前にとっては当たり前の1日でも、お客さんにとっては、何ヶ月も前から楽しみにしてる1日なんだ。

それを、こんなに覇気のないやつに迎えられて嬉しいか?違うだろ。」

店長がなんで厳しいのか、段々とわかって来ます。

「俺がどれだけ美味しい料理を作っても、最後に提供するお前がダメだったら、その料理はダメなんだ。

料理人が作った宝を、最後に彩るのがウェイターの役目だ。

お前が今の仕事をどう思っているのか知らんが、お前も大事なエンターテイナーなんだ。それを忘れるな。」

なんかこう、店長がどれだけ厳しくても、ついていこうと思ってる人たちの気持ちが分かったんですよね。

とことんお客さんの事を考えてる人の言葉を聞くと、なんだかやる気が出てくるんですよね。

その日を境に、僕の働き方が大きく変わります。

月間最優秀ウエイターに選出。

店長の言葉から、僕なりにお客様に提供できる価値について考えてみると、提供できることがたくさんあることに気づきました。

「元気のいい挨拶、笑顔、丁寧な言葉遣い」これらは部活経験で培ってきたものと共通の能力だったんですね。

そう気づいた僕は、部活と同じテンションで仕事に臨むことができました。

その成果として、入店初月で、系列店舗も含めた中での月間最優秀ウエイターに選んでいただくことができたんです。

選考基準は、覆面調査員による評価らしく、そのコメント欄には、僕が提供できる価値だった「元気のいい挨拶、笑顔、丁寧な言葉遣い」と見事にマッチしていたのです。

怒られっぱなしの僕でしたが、これはめちゃめちゃ嬉しかったです。

店長からは「調子乗んなよ」と一言もらいましたが、その言葉でさえも嬉しかったですね。

終わりに。

結局、フィリピン行きを僕が急に決意したこともあり、イタリアンレストランでのバイトは1ヶ月足らずで終了しました。

辞める時、店長には「逃げるな」とやたら怒られ、円満にはいきませんでした。

毎日怒られっぱなしで、1ヶ月で大学4年分以上のゲンコツをくらった気がしますが、それでも僕にとっては学ぶことがたくさんありました。

「徹底してお客様の事を考えること」

「自分にとっての当たり前の1日が、誰かにとってのスペシャルな日であること」

「ウェイターは料理の彩りを添える存在であること」

この3つを学べた僕は、とっても恵まれていました。

色々な場所に学びは転がっていますし、接する人は全員先生だと思えば、どんな人でも、状況からでも学ぶことができます。

ぜひ、皆さんの日々の学びを整理してみてください。思いもしない学びがあるかもしれません。

では、今回はここまでです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

また次回お会いしましょう!

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