就活が辛くて泣きたい人が知っておくべき、50年前の就活生のお話。

公開日:2018年6月3日
     
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こんにちは。

ごりぱちです。

今日は、僕の会社の顧問をしてくれてる70代の方と就活について話していた時に、

とても面白い話を聞いたので、それをシェアしようと思います。

僕が27歳なので、ほぼ半世紀違いますね。すごい年齢差とお仕事してるなあ。笑

「今と昔の就活の違い」「昔ながらの就活の悩み」、「若手がラッキーってなんで?」とかに興味があると、面白いと思います。

「就活が辛くて泣きたい。」「就活なんてしたくない。」と思っている方も、自分の置かれている現状を見返すためにも、是非読んでみてください!

では、レッツゴー!

▶︎自分のことを大切に。世界一周に導いた、人生を豊かにする3つの問い。

▶︎自分が本当にやりたいことを見つける8のワーク!

▶︎本当の自分を知る方法。僕の特徴を100個絞り出してみた。

▶︎人生の指針を見つける。「人生でやりたくないことリスト30」を作ってみた!

▶︎【30歳になるまでに答えられるようになっておきたい11の質問】30歳近くなったので、回答してみた。

50年前の就活事情とは。

今から50年前、

1968年は、東京オリンピックが終わって、

経済も右肩上がりの時代。

僕が話していた彼は、

東大出身で、日本の超大手に新卒で入り、そこで定年まで勤め上げたという。

いわゆるゴールデンルートに乗った人間です。

定年退職後も、普通の年金とは別に「企業年金」というのが支給されるため、老後の生活は全く困らないそうな。

今の僕らの世代からしたら、全く違う世界の話ですね笑

当時の就活は、研究室の教授からの推薦枠があり、

ほぼ就活する必要がなく、複数社の内定を得ることはごくごく普通だったらしいです。

これを聞いて、

「羨ましい!」と思う人もいるかもしれないが、

当時の大学進学率は25%程度であり、

現在の大学進学率の55%の半分以下。

しかも、東大に入っているので、相当努力をした結果でもあることは頭に入れておいてください。

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今も昔も同じ、就活に対する思い。

時代の背景が違うとはいえ、

就活に対する疑問の共通項はあったぽいんですよね。

それは、

「なんで4月にだけ新卒採用をするんだろう?」という問いです。

彼が学生の頃から、この制度に対して疑問が出ていたようだ。

彼はこう語る。

「卒業後すぐに就職っておかしい制度だよね。

あの頃は、厳格に4月入社じゃないと行けなかったから、

おちおち留学も行ってられなかったよ

親からは東大出たからには大手に行きなさいって言われるし、

制約しかなくて、本当に生きづらかった。

卒業してから1年くらい使って、新しい経験してから就職したっていいのにね。

そういう思いは当時からあったし、今も続いていると思うと、

テクノロジーだけ進歩しても、

根本的なところは何も変わらないもんだんだねえ。」

いやあ、ほんまそうやなあと。

就活の話の直前に、

会社同士のやりとりがFAXからメールになったこととか、

30年前の8時間勤務と、今の8時間勤務ではテクノロジーが違いすぎて、

作業効率が高まってるから1日3時間で昔の8時間作業は終わるとか、

そういう話をしてた分、

余計に、就活の変化のなさに驚きを隠せなかった。

就活に対する違和感。

僕は、コテコテの日系企業ではなく、スタートアップ周りの就活をしていたので、

スーツも着なければ、履歴書もパソコンでサクって書いてた。

手書きの履歴書とか、30度超えてる時期なのにリクルートスーツ必須を掲げる企業は、

受けるのを辞退してた。

思い返せば、どれだけ社会がテクノロジーの恩恵を受けていたとしても、

どれだけ新しい働き方やキャリアを提示しても、

就活だけは変わらない。

めっちゃ暑い中での真っ黒のスーツ

とにかく真っ黒の髪

小さい文字がびっしり詰まる手書きの履歴書

「あなたがこの会社に入って5年後にやりたいことを明記してください。」

「あなたをうちの商品に例えて説明してください。」

といった、ちょっとよくわからない質問。

これが、昔から現在まで全く変わらずにきている。

会社からしたら、一括採用の方が指導コストが下がって、ハッピーかもしれないが、

学生の進路の幅を狭めることになっているのも事実である。

会社を変える人材が欲しいくせに、

会社の採用ルールを変えようとしない。

それじゃ、いつまでたっても、面白くて良い人材って

会社に来ないし、そもそも日本を離れちゃう。

でも、結局は、それを望んでるんだと思う。

心のどっかで。

「面白い人材欲しいけど、ぶっ飛び過ぎても扱いづらいし。」

って、思ってるのかもね。

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50年前と変わらない学生の想い。

結局、彼と話してて分かったことは、

「4月の一括採用って学生の行動選択を妨げるから嫌だ。」

「会社に入った後のことを、なんで全く知らない状態で学生側が予測するのか不明。」

とか、こういうのは昔から思われてたってことです。

なんだかんだ、昔だって、

就活が合わなければ海外に行った人もいたし、

いきなり自分で会社やる人もいた。

ってことで、

会社勤めが合いそうにない人は就活を放棄していたということです!

それは結局、今も同じだなあと。

時代を問わず、行動してる人は勝手にしちゃってるってことですね!

就活が辛くて泣きたい人に気づいて欲しいこと。

ただ、彼が今の若者に対して羨ましいと思っていることがあるそうな。

それは、

「人生の選択肢の幅がある。」

という点です。

彼の時代は、良い大学に入り、良い会社に入り、定年まで勤め上げる。

それが、絶対の正義だったんです。

「一度、そのルートに乗ったら、そこから降りることはほぼない。

乗ったルートの中で、出世を目指し、ガムシャラに働く

頑張った分だけ、給料が上がって、役職が上がって、

とにかくそれが正義だった。

起業しようと思っても、今みたいにパソコン一つでできるわけでもなく、

ハードルが高過ぎて、そもそも起業という言葉すらも頭には浮かばない。」

けど、僕たちの世代は、会社勤めをしなくても働ける環境が整っています。

エリート大学→大企業→定年退職

というループも崩れています。

言い換えれば、僕たちの世代は、自分たちで、自由に仕事を、生き方を選べる世代なのです。

「個を持って、生きていける時代に生まれた君たちはラッキーだよ。

僕たちは個ではなく、集だったからね。個人がどうしたいとか、そもそも考えなかったよ。」

そうなんです。

僕らはバブル崩壊後の「失われた20年」、いわゆる「ロスジェネ」と呼ばれていますが、

めちゃめちゃラッキー世代なんです!

もちろん、その分、僕たちの世代は、自分の身は自分で守らないといけません

会社や国は守ってくれないし、そこに頼っていてはいけない時代になっています。

どれだけテクノロジーが発達しても、人間の根本的な考え方は変わらない

だからこそ、僕たちは、

「自分なりの人生観」を作りこむところに、時間を割くべきです。

どれだけ自由な環境が出来上がったとしても、それを活用するかしないかはあなた自身です。

自分で自分の心を縛って、行動を縛ってしまっては、現代に生まれたメリットを活かすことができません!

自分の心を解き放つ、その第一歩として、

「やりたいことリスト100」を作ってみるのも良いですね!

自分の好きなこと、やりたいことを整理したい方は、是非やってみてください!

▶︎「やりたいことリスト100」の作り方,活用方法まとめ。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

また次回お会いしましょう!

 
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