母子家庭(シングルマザー)の子育て-シングルマザーとして生きていく決意したあの日。

公開日:2018年9月19日
     
 母子家庭,息子,シンママ,シングルマザー,子育て,アイキャッチ  
   

こんにちは。

ごりぱちです。

母にブログを勧めたら、「私文章は書くから、あんたのブログに載っけてよ!」と言われたので、

ほぼ専業主婦として10年程度生活してきた母が、シングルマザーとして奮闘してきた内容をまとめて、

「母子家庭(シングルマザー)の子育て奮闘記シリーズ」として書いています。

母子家庭になったのは、妹と僕が小学生の頃。

母の年齢は45歳。

女手一つで子供2人を育てた母。

子育ての過程で大変なことが山のようにあったようです。

そんな時、誰にも相談できず、一人で苦しんでいた経験があり、

「同じように母子家庭(シングルマザー)の子育てに悩みを解決するために力になりたい!」ということで文章を書いてくれました。

一応、妹は国立の大学、僕は国立の大学院を卒業し、グレることなく生きてきているので、母の子育ては間違っていなかったのだと思います。

この内容は、母子家庭(シングルマザー)だけでなく、一般の家庭の子育てにも当てはまると思いますので、子育てに悩んでいる方は是非とも読んでみてください!

今回は、「母子家庭・母の子育て奮闘記シリーズ第2話」ということで、

母がシングルマザーとして女手一つで子供を育てると決意した時のお話です!

では、レッツゴー!!!

↓母子家庭育ちで学んだことなどもまとめてみました!興味がある方はこちらをご覧ください!
・母子家庭で育った僕が思う、「母子家庭で育って本当に良かった!」と思える5の理由。

↓日本の子育て環境に対する疑問
・日本の子育て環境は異常。花火大会でひたすらゲームをさせる親、その理由とは?

シングルマザーとして、一人で生きていく決意。

旦那が仕事に行っている間に、子供を連れて出て行った後、最も悩んだことがあります。

それが、実家に帰るか、それとも家を借りて家族3人で住むかの決断です。

実にこの悩みは深かった。しかし、決断は一瞬でした。即決。深かったけど即決。

だって答えは、二択のどちらかなんだもん。

で、決めた。家を借りて、一人で、いえ三人で生きていくと。

私、悪いことしたわけじゃないし、実家で世話になるなんてできない。

どっちかって言ったら、「負けて帰りたくない」が本音だったかも。

しかも私は、転校ばっかりで、よくイジメめられてた。

そんな思いは、子供には絶対させたくないってね。

「なんで引っ越してきたん?」

「お父さんは? 」

「言葉がヘン」等など。

子供だって結構辛辣。

その気はなくても、えぐってくる。

私は、親が転勤族だっただけで、親の離婚とかじゃなかったけど、少しばかり成績がいいだけでいじめられたし、都会から田舎の学校に行けばそれだけでいじめられた。

田舎から都会に行けば、それはものすごい見下されたものだ。

それに加えて、大人の会話を聞いては、色んなことを言ってくる。

そんな思いはさせられなかった。

しかも学校を変わったら、逃げたみたいに思ったし、誰に迷惑掛けたたわけじゃないしって思いが強かった。

とはいえ、悩みはあった。

じっさい、お金は心配だったし。

やっていけるのかしら。とか。

夜も眠れなくて・・・

でも、決めちゃった。

学区は同じ、転校させない。

三人で生きていく。

もとの家に近いところにアパートを借りました。

まわりの人達、つまり大人は興味深々。

子供のともだちは全然平気。

よく遊びに来ましたよ。

もちろん、子供も平気。

一番大事なことは、わたしの態度。

毅然とした態度です。

スーパーに行く時も、カジュアルおしゃれで、気を抜かなかった。

気迫に押されてか、なんも言われないし、言わせなかった。

旦那に不満を抱えている女性と仲良くなった。

友達「私も働くわ。働いて、お金ためて、子供と生きる道を開くわ。」なんて言ってた、ある国家資格を持っている方。

でもすぐ仕事を辞めてしまった。

友達「時代が変われば、覚えることも多くて」なんて言って、しかも年下に教えられて、それが嫌だったそうな。

簡単にくじけない。決断したシンママは強い。

「シンママ、甘く見んなよ」って、感じです。

私は「親戚もいない、実家もない、この地ここで暮らしていく!」と決めたのです。

忙しい毎日。とにかく、忙しいが一番。

未来の心配を、私のさみしさを、ごまかして。

忙しいから、見えるものが、今日と明日しかない。

それが頑張れるコツ。頑張るっきゃないんだからね。

*ごまかしてきたつけは、やがてやってくる、おーコワイ。。。笑

でも、それさえも覚悟の上。

45歳、キャリアのない私だけど、やるしかない。

-スポンサーリンク-

子供の名字をどうするか。

次に決めたのは、名前。

つまり性名の性。苗字です。

苗字は変えない。

実は変えたんですが、変えてない。

私は、旧姓の戸籍を捨てました。

正直、自分の名字を捨てるのは、とても心が痛かったです。

弁護士さんに相談したら、一度旧姓に戻る権利を放棄すると、旧姓に戻るためには、いったん親の親戚に養女に入り、それから実家の戸籍に入るという二段階方式で、わたしにとってはかなりハードルが高い。

まず、親戚ってのがね。何人もの人にお世話にならなくちゃいけないし。

で、またまた決断。旧姓に戻らず名前を変えない。

そうです、戸籍を結婚した人の同性で作っちゃった。

で、さらに子供の戸籍も相手方から抜いて、私の戸籍に入れました。

つまり、人生初の戸籍筆頭者になったわけ。

これは精神的にしんどかったし、きつかったですね。

今にして思えば、ものすごいことをしちゃった。

だって、ご先祖さまが消えちゃった、わけですから。一代目当主。入る墓がない。

私は天涯孤独なんだって思いましたよ。

浮草。はぐれ鳥。ほんと、そんな心境。

それなのに、どうして旧姓に戻らなかったか?

答えは。

別性をいちいち説明するのが嫌だったから。

女性って強いですよね。

日本のしきたりで、結婚したら女性が旧姓を放棄して、無条件降伏みたいに、婚家の性になる。

その日から別人になるわけじゃないですか。

もちろん氏名上の話ですよ。いいとか悪いとかじゃなくね。

病院や市役所で名前呼ばれて、最初違和感あったはず。

そんな思いして獲得した苗字、なんで旧姓にまた戻らなくちゃならないかなって。

疑問を呈したわけです、私の心に。小さな抵抗!(個人的見解)

これは、私がした事。

子供には、私のしたことで嫌な思いはさせられないから。

わたし一人で、この胸の痛みを抱えて生きて行こうと決めたのです。

両親は離婚を知っていたのか?

最近気が付いたことがあるんです。

両親は、離婚のこととか、そんな事一度も私に聞いたことなかったなと。

知ってたのか。

知らなかったのか。

もうすでに他界してるので、知りようがないですがね。

これ書きながら考え込んじゃったわけ。

今まで私自身、思った事なかったな~って。

今両親の写真眺めてますけど。そういえば帰ってこいとも言わなかった。

どう思ってたのかな?

やっぱ、面倒かけられたくなかったのかもね~?

なんでここまでしたかって?

これには子供誕生の時の話に戻らなくちゃならない。

子供誕生 + 子育ての信条(五か条と作戦) = 決断

という事で、話が長くなるので、また回を変えてお話ししますね。

忙しいが一番。今日と明日しか存在しない。それが頑張れるコツ。

-スポンサーリンク-

母子家庭のもとで育った僕の視点。

息子ながら、読んでて色々考えさせられますね。

僕自身、離婚する前と離婚した後で、特に引目を感じたことは一度もありませんでした。

むしろ、日常から親同士の喧嘩が減ったので、精神的にすごく楽になり、のびのび過ごせるようになりました。

ただ、同じ学区だったので、前の家の近くを通る時はドキドキしましたし、たまに父を見かけることもあり、逃げるように道を変えたりしたのは、少し複雑な気持ちにもなっていました。

ただ、僕と妹は何不自由することなく、順調に育つことができました。

それは一重に、母の「私が責任を持って1人で育て切る」という決意があったからだと思います。

本当に、感謝しかありませんん。

最後に、母子家庭(シングルマザー)として日々奮闘している皆さん、本当にありがとうございます。

そして、お疲れ様です。

子供は、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

体だけは、壊さないようにしてくださいね。

この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

シンママの子育て関連記事一覧

・[シンママの子育て奮闘記]子育ての5ヶ条。これが私の育て方。 

・[シンママの子育て奮闘記]一人で生きていく決意。

・[シンママの子育て奮闘記]地球より重い、我が子の命。

・[シンママの子育て奮闘記]自分を愛するということ。

・[シンママ子育て奮闘記]情報収拾は死活問題!助成は自分で勝ち取れ!

・[シンママの子育て奮闘記]ベッドタイムは本の読み聞かせ!オススメ絵本まとめ!

・[シンママの子育て奮闘記]魔法の言葉!「ありがとう」で心を豊かに!

・[シンママの子育て奮闘記]子供のテレビ時間を上手くコントロールする方法!

・[シンママの子育て奮闘記]子供の論理的思考力を引き出す方法!

・[シンママの子育て奮闘記]子供の創造力を引き出す方法!

今回は、ここまでです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

では、また次回!

-スポンサーリンク-

Teach for Japanの体験談(新卒編)をまとめた電子書籍を出版しました!

teach for japanの体験談

 

Teach for Japanの体験談(社会人編)をまとめた電子書籍を出版しました!

teach for japanの体験談

 

夫婦で世界一周 -旅の記録-

youtube,世界一周,夫婦,海外旅行,旅

コロナにも対応!-オススメ海外旅行保険-

海外旅行保険,safety wing

夫婦で世界一周-出国前の準備編-

世界一周,夫婦,アイキャッチ,準備,費用,お金

夫婦で世界一周-帰国後の手続き編-

世界一周,手続き,帰国

カテゴリー

アーカイブ

PAGE TOP