こんにちは。
ごりぱちです。
母にブログを勧めたら、「私文章は書くから、あんたのブログに載っけてよ!」と言われたので、
ほぼ専業主婦として10年程度生活してきた母が、シングルマザーとして奮闘してきた内容をまとめて、
「母子家庭(シングルマザー)の子育て奮闘記シリーズ」として書いています。
母子家庭になったのは、妹と僕が小学生の頃。
母の年齢は45歳。
女手一つで子供2人を育てた母。
子育ての過程で大変なことが山のようにあったようです。
そんな時、誰にも相談できず、一人で苦しんでいた経験があり、
「同じように母子家庭(シングルマザー)の子育てに悩みを解決するために力になりたい!」ということで文章を書いてくれました。
一応、妹は国立の大学、僕は国立の大学院を卒業し、グレることなく生きてきているので、母の子育ては間違っていなかったのだと思います。
この内容は、母子家庭(シングルマザー)だけでなく、一般の家庭の子育てにも当てはまると思いますので、子育てに悩んでいる方は是非とも読んでみてください!
今回は、「母子家庭・母の子育て奮闘記シリーズ第4話」ということで、
母が子育ての中で感じた「子供を愛し、自分を愛する大切さ」に関するお話です!
では、レッツゴー!!!
↓母子家庭育ちで学んだことなどもまとめてみました!興味がある方はこちらをご覧ください!
・母子家庭で育った僕が思う、「母子家庭で育って本当に良かった!」と思える5の理由。
↓日本の子育て環境に対する疑問
・日本の子育て環境は異常。花火大会でひたすらゲームをさせる親、その理由とは?
子育てを通じて自分を愛するということ。
「私たちは自分を最も愛するべきだ。
なぜなら自愛によって私たちは自分だけでなく、他人をも利することができるからだ。」
by アリストテレス
「他人を利する」とは、「他人を利用する」という意味ではありません。
「自分を忘れて他者の幸せのために尽力する」という事ですね。
わたしの子育ては、「実は自己批判」と「自己反省」から始まっています。
私は完全な人間ではなく、不完全、未完の代物です。
そういうと、「そりゃそうよ。みんな未完だよ。」と反論するでしょうね。
しかし、そういう事ではないないんですね。
私は色々と欠落しているのですね。
なぜなら、私は自分のことが愛せていないからです。
それを知っているゆえに、「私みたいにならない為にはどのような育ち方、考え方をして来ればよかったのだろうか」という自問自答から始まります。
過去を振り返り、我が欠落部分を考えることは、痛みを伴います。
あの時、なぜその言葉を発せなかったのか。
なぜあの時、あんな考慮無い言葉を発してしまったのか。
なぜあの時あのような行動をとってしまったのか。
でも、過去はもう取り戻せません。
過去の痛みは過去のものして置いてこなければなりません。
残った問題は、課題に対する対処法を検証すること。
そして、問題を現実的に受け止めることです。
過去の私を振り返り、「私みたいにならないためにはどう考えれば良いのか。どうすればよかったのか」を徹底的に考えます。
そこで出てきた答えを、私のメモリーカードに収めます。
そうすれば、私のような子供が育たないための「子育て持論/信条」が展開されるのです。
自分の欠落部分を認め、独自の「子育て持論/信条」を形成する上で、最も困難なことは、“自分を愛すること”です。
実は、これがすべての根源なのです。
しかし、自分を愛してこなかった私は、どうやって自分を愛すればいいのかが分からないんです。
「すべての根源は、自分を愛せないことにある」と分かっているのですが、自分の愛し方が分からない私はどう子供と対峙すればよいのかとも分からないので悩むわけです。
そして、1つの答えに行き着きます。
無限の愛を注ぐ事。
まるごとを愛すること。
自分を愛していない人でも、人を愛することは出来るのだ。
「自分を愛せない人は、人を愛せない」という説もあるが、断じて私はそうは思わない。
こう言い切れる理由は、はっきりとはわからない。
もしかしたら、その説は正しいのかもしれない。
でも自分を愛せない私が、一生懸命に子育てをしてきた結果、子供は2人とも、自己肯定的で、自分自身のことを愛している。
これが意味するところは、「自分を愛せなくても、人を愛することは出来る」となります。
自分を愛することで、自己肯定感が生まれる。
自己肯定感が生まれることで、それが夢を追いかける力となり、夢を叶えるための原動力となる。
自分を愛することができないと、自己肯定感が低くなり、いつまでたっても自立できない。
いつまでも愛を求める三歳児のままなのだ。
愛を乞う人のままなのだ。
「自分を愛せるようにする。」
これが私の子育ての原点である。
母子家庭のもとで育った僕の視点。
母の中で、こんなに葛藤があるとは知りませんでした。
「自分を愛することで、自己肯定感が生まれ、それが夢を叶える原動力となる」というのは、本当にその通り。
自己肯定感がなければ、自分のことを信じることができず、何かにチャレンジすることができなくなってしまいます。
母は、常に僕たち子供に自己肯定感を持たせようと接してくれていました。
何をするにしても、きちんと話を聞いてくれ、決して僕たちの人格を否定するようなことは言いませんでした。
常に背中を押して「あなたなら大丈夫」という言葉で支えたくれたおかげで、今の僕たちがあると思っています。
最後に、母子家庭(シングルマザー)として日々奮闘している皆さん、本当にありがとうございます。
そして、お疲れ様です。
子供は、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
体だけは、壊さないようにしてくださいね。
この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。
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今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
では、また次回!