こんにちは。
ごりぱちです。
大学院時代の8月に、留学生と富士山に登り、ご来光を拝んできました。
その体験が、僕にとって物凄く思い出深く、学ぶことも多くあったので、
この記事では、富士山の登り方・ご来光を拝むためのスケジュール・富士山に登って学んだことをまとめています。
これから富士山に登りたい方・ご来光を拝みたい方にとって、少しでもお役に立てると嬉しいです。
では、レッツゴー!!!
⬇︎富士山に登りたい人は、事前にチェックしておくべき一冊です。
⬇︎富士山が好きになったので、赤富士のパスポートカバーを買ってしまいました。
東京から富士山五合目への行き方
7/1から8/31の期間内に行く場合
所要時間:パスタ新宿南口から富士山五合目へ2時間35分(直通)
バスの料金:大人1名 - 2,950円(片道)
*直通で行けるので、断然オススメです。僕たちは8月に行きました。
7/1から8/31の期間外に行く場合
所要時間:東京駅から高速バスで富士山駅へ約2時間
富士山駅から富士山五合目へ約1時間
バスの料金:大人1名 - 4,000円(東京駅から富士山駅,往復)
大人1名 - 2,300円(富士山駅から富士山五合目,往復)
*往復の方がお得なので、往復での購入をオススメします。
⬇︎🇯🇵(日本)・🇵🇭(フィリピン)・🇹🇭(タイ)・🇨🇳(中国)・🇹🇼(台湾)のアジアンメンバーです。

⬇︎富士山の場所です。念のため。
一泊二日の登山のスケジュール
僕たちは、一泊二日で富士山に登りました。
1日で登り切ることも可能らしいですが、高山病の恐れがあるのと、ご来光のためには一泊しないと体力が持たないので、山小屋に宿泊することにしました。
正直、ご来光を見るのなら、山小屋で一泊がオススメです!
富士山の登山、想像以上にキツイので!!!
*ちなみに、メンバー全員が20代でしたが、みんなヒーヒー言ってました。笑
7:00 新宿駅南口集合
7:35 富士山五合目にむけてバスが出発
10:00 富士山五合目へ到着
10:30 腹ごしらえ - 登山中はお腹が減るので、しっかり食べましょう。
11:00 登山開始
17:00 八合目に到着 - ヘトヘトです。ウェットティッシュで体を拭いて、着替えましょう。
18:00 持参したご飯で夕食 - おにぎりやチョコレートで体力回復です。
19:00 自由時間 - みんなでワイワイ話します。
21:00 就寝 - 雑魚寝なので、ほとんど寝れないですが、横になって体力回復は必須です。
1:30 起床 - 寝坊すると、ご来光に間に合わないので、必ず起きてください!
2:00 登山開始
4:15 山頂に到着 - 頂上はめちゃくちゃ寒いので、防寒着は必須です。
4:40 ご来光!!! - 人生で一度は見るべき景色です。
6:00 下山開始 - 下りは足がプルプルになります。
12:00 五合目到着
12:30 腹ごしらえ
14:00 富士山五合目から新宿駅南口へ
16:30 新宿駅南口に到着
登山の持ち物
・汗拭きタオル(速乾タオルの方が、効率よく使えるのでオススメです)
・寝袋(宿泊する山小屋には布団がないため)
・ウェットティッシュ(宿泊する山小屋にはシャワーがないため)
・グローブ(軍手とかでもok)
・ネックウォーマー(防寒 + 帽子としても機能します)
・1L-2Lの水筒(水分補給は必須です)
・ウィダーインゼリー / おにぎり / チョコレート / カロリーメイト / 塩飴などの食料(道中のエネルギー補給や、夕食・朝食にも必要です。)
・長袖長ズボン(ご来光を見る時間帯は夏でもめちゃくちゃ寒いので、長袖長ズボンをオススメします。)
・オススメのリュックサック(50Lくらいで問題ありません)
・登山用の靴(普通のスニーカーで行ったのですが、めっちゃ歩きづらかったので、登山用の靴を用意すればよかったと後悔しました。)
・登山で留学生が持ってきていたカメラ
登山1日目-五合目から八合目まで登る
入山料:1名 - 1,000円(2020年から、完全に義務化になるようです。)
⬇︎登山開始直後は、木にぶら下がれるくらい元気でした。無駄な体力を使ったことを、後で激しく後悔。。。

⬇︎登山直後は緑に溢れており、森のハイキングみたいで楽しめました。

⬇︎登っていくと、だんだん道が険しくなります。こまめに休みを取りましょう。

⬇︎傾斜がえぐい場面が増えてきます。結構しんどいです。

⬇︎ロープを掴んで登れますが、ロープがゆるゆるで逆に危ないのでご注意を。

⬇︎約4-5時間かけて8合目の宿泊先である山小屋へ到着です!

富士山八合目の宿泊先

宿泊先:山小屋白雲壮(八合目)
宿泊料金:平日 / 素泊まり / 大人1名6,400円
*普通の旅館のような布団やシャワーはないので、寝袋・ウェットティッシュの持参は必須です!!!
登山2日目-ご来光
⬇︎午前4時すぎに無事に頂上へ到着。みんなで座ってご来光を待ちます。

⬇︎ご来光を待ち望む人で、頂上は人でいっぱいです。

⬇︎日の出を方向を、みんなで向いています。なんか面白かった。

⬇︎ついに!ご来光が!美しい!美しいぞ!!!留学生とみんなで、あまりの美しさに絶句でした。

⬇︎富士山の頂上には神社があり、その鳥居とご来光が被るベストショットが撮れました。ここでお守りも変えるので、お土産にオススメです。

留学生と富士山に登って学んだ大事なこと
アジア5カ国のメンバーと共に、1泊2日の過酷な富士山の登山をする中で、
チャレンジングな状況だからこそ、普段の生活では話さないようなトピックについても話し合うことができました。
・中国は台湾をどう見ているのか?その逆もしかり。
・お互いの国の将来について。
・人生でどんなことを成し遂げたいのか。
などなど、様々なトピックについて語ることができました。
その中で僕は、こんなことを学びました。
「母国を見捨てない心」
「○○人という区別の無意味さ」
この2つの学びは、相反するように見えるかもしれませんが、そうではないのです。
それぞれ説明していきます。
母国を見捨てない心
留学生たちは、それぞれ自分たちの国を背負って日本にやってきています。
国に帰れば、大学の教員だったり、省庁の役人だったり、国を担うポストにつく可能性が高いのです。
そんな彼らは、共通して1つのことを語ります。
「自分たちの国をもっと良くしたい。未来の世代に、良い社会を残したい。」
こんなことを言い切れる20代の日本人がどれくらいいるのでしょうか。
20代・30代の世代は、「日本オワコン」と出ていく人たちも増えてきていますが、
僕は留学生との出逢いによって、「日本の未来のために頑張る人生」も凄く価値があることなのだと学べました。
○○人という区別の無意味さ
国を担う人材として日本に来ている彼らですが、
僕らの中では、○○人という概念は完全になくなっています。
英語という共通言語を使い、「富士山でご来光を拝む!」というミッションを持つ僕らは、国籍の概念がありません。
これは、当たり前のように聞こえますが、当たり前ではないのです。
人類は、地球という1つの惑星を共有していますが、国ごとの利益を守るために対立します。
人種差別も、地球上の至る所で起きています。
日本人にも、「韓国人・中国人はなんとなく嫌いだ」という方も一定数いると思います。
ただ、国籍で人格を否定するのは、僕はおかしいと思います。
中国・台湾・フィリピン・タイ・インド・韓国・マレーシア・アメリカ・オーストラリアなど、様々な人と学校生活を営む中で、
そんな偏見を持つことはあまりにも不条理だからです。
富士山に登る過程で、改めて、国籍関係なく、みんなで1つの目標に向かって頑張れる楽しさ、重要性を学ぶことができました。
⬇︎ゴールが近づき、はしゃぐメンバー。

⬇︎無事に下山し、くたくたになりましたが、最高の思い出を作ることができました。

⬇︎富士山に登りたい人は、事前にチェックしておくべき一冊です。
⬇︎富士山が好きになったので、赤富士のパスポートカバーを買ってしまいました。
⬇︎赤富士のパスポートカバーについて語っています。
では、今回はここまで!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
また次回お会いしましょう!
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