お金より、信条を選ぶ人生を歩みたい。そんな僕の、仕事の選び方。

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 仕事,哲学,人生,就職,アイキャッチ  
   

こんにちは。

ごりぱちです。

皆さんは、「信条は合わないが、高収入の仕事」に就ける可能性があったら、その仕事に就きますか?

世界一周後、少しだけ就活をした際に、僕はめちゃくちゃ仕事で悩みました。

ベンチャーキャピタルからオファーをもらい、29歳の平均年収を大きく上回る金額を提示されました。

▶︎ベンチャーキャピタルとは?

しかし僕は、その仕事のオファーを断りました。

なぜなら、「この仕事を選ぶと、自分の信条と異なり、必ず苦悩する未来が来る」と思えたからです。

周りからは、「なんて不器用なやつなんだ!世渡り下手すぎかよ!なんで断ったんだよ!」と色々言われてしまいましたが。。。

ということで今回は、「僕がなぜ良い待遇のオファーを断ったのか」その理由をまとめてみました。

転職で悩んでいる方にとって、「こんな考え方もあるのか。」と、何か参考にしていただけると嬉しいです。

では、レッツゴー!!!

高待遇に揺さぶられた心

冒頭で、「僕はオファーを断りました。」とサラッと書きましたが、実際はめっちゃ葛藤していました。笑

一年以上世界一周をしている僕にとって、そもそも仕事のオファーをもらえていることが圧倒的にありがたいことなのです。

ましてや、平均年収を大きく上回る条件をいただいているのも、凄まじい幸運だったのです。

僕「このオファー、受けるべきだろう。受けるのが当たり前だ。」

論理的に考えたら、ほぼ100%、そのオファーを受けるのが正義でした。

でも、僕には一つ引っかかることがありました。

それは、オファーをもらった仕事は、僕が「もうやりたくない!」と思っていた仕事だったのです。

僕は以前、バイオ系のスタートアップで働いていました。毎日夜の12時を回るまで働き、投資家の方と経営計画を練る日々。

売り上げと利益に追われ続けた3年を過ごしました。

その3年を経験し、僕が思ったこと。それは、「資本主義の最前線で働き続けるのはキツい。。。」ということでした。

「利益こそが全て。」

そんな雰囲気で働き続けることが、本当にしんどかったのです。

また、働いているうちに、「現場で汗かいて働いている人より、現場に顔を出さない株主の方が収入が高い」という、資本主義の当たり前のシステムを嫌というほど目の当たりにし、「なんなんだこれは!!!」と思うことが頻繁にありました。

そんな中、オファーを頂いたのがVC(ベンチャーキャピタル)からだったのです。

▶︎ベンチャーキャピタルとは?

そう、まさに僕が苦手意識を持つキャピタリズムのど真ん中にある仕事です。

もちろん、彼らのおかげで、スタートアップは新しいビジネスに挑戦でき、今の経済が支えられています。僕は素直に、VCの仕事を尊敬しています。

ただ、僕には合わなそうな仕事なのです。ただそれだけなんです。

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目の前の収入か、自分の信条か。

うじうじ言っていても始まりません。

僕も生活がかかっているので、「ひとまず話を聞いてみよう。もしかしたら、居心地良く働けるかもしれない!」

そう思って、面談を受けることにしたのです。

面談を複数回行い、先方から「良いですね!いつから働きますか?来月から?」と、回答をもらうことができ、ひとまず内定をもらうことができました。

ただ僕は、ずっと心にしこりが残っていました。

どれだけ事業の話を聞いても、僕の心はモヤモヤしていたのです。

そこで、僕はこんな質問をしてみました。

僕「投資案件が2つあるとします。1つは、投資回収期間が3年で、投資回収率が250%です。ただし、社会的に少しグレーなことをしている疑いがあります。もう1つは、投資回収期間が10年で、投資回収率が110%です。利益体系は整っていないものの、素晴らしい理念を持っています。2つの案件のうち、どちらに投資をしますか?」

割と両極端な話だとは思いますが、僕はVCがどんな判断をするのか聞いてみたかったのです。

すると、間髪入れずに、こんな答えが返ってきました。

VC「躊躇なく、投資回収期間が短く、投資回収率が高く見込める会社に投資します。より多くのリターンを得ることが私たちの仕事です。どれだけ社会性が高くても、利益の見込みが低いのであれば、投資対象にはなりえません。」

当然と言えば、当然の答えが返ってきました。もちろん、これが今の社会の正義だと思います。

僕は、その返答をもらった後、少し未来の自分について想像してみました。

すると、全くもってVCで働ける自分を想像することができなかったのです。

僕「待遇は確かに素晴らしい。でも、僕の正確だと、多分めちゃくちゃ苦しむだろうな。。。」

ということで、僕は正式にオファーを断ることにしました。

人生の軸を明確にする

仕事を見つける上で、大事にしたい条件はなんでも良いと思います。

「たくさん給料をもらいたい!」「裁量権が欲しい!」「社会的地位が欲しい!」「自分の好きなことがしたい!」「自分の価値観を大事にしたい!」

本当に、なんでもいいんです。正解なんて、人の数だけあるので、なんだっていいんです。

それが、僕の場合は、「”利益より倫理”という信条を大事にしたい」という考えだっただけです。

ここで気をつけたいのが、自分の大切にしたい仕事観や気持ちを全く整理することなく仕事を見つけようとすることです。

大事にしたい信条がなければ、仕事選びは困難を極めます。入社した後に、「やっぱり違った!」となり、辞めてしまう可能性も高くなってしまいます。

だからこそ、しっかりと「仕事選びの軸」を把握することが、仕事選びにおける最重要ポイントなのです。

みなさんはどんな価値観を大事にして生きていきたいですか?

是非一度振り返る時間を取ってみてくださいね!

「1人で考えるのは難しい!」と思う方は、ポジウィルキャリアの無料相談を活用するのもありです!

僕自身、キャリアについて無料相談してみたら、無料とは思えないほど的確なアドバイスをもらうことができました!

無料相談した時の体験談もまとめているので、是非参考にしてみてください!

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では、今回はここまで!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

また次回お会いしましょう!

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