人生論

自分の人生は自分で切り開く。タイのご令嬢が夜の仕事を始めた理由とは。

[記事更新日:2018年9月1日]

rkarkowski / Pixabay

こんにちは。

ゴリぱちです。(@3Bgoripachi)

今回は、タイで出会った摩訶不思議な女性についてお話しようと思います。

様々な生き方、考え方の一つとして、とても興味深かったので取り上げてみました。

いろんな世界に興味のある方は、読んでみると面白いかもしれません。

では、レッツゴー!!!

凄まじい美女とマツコ。

タイのバンコクには、たくさんの遊び場がある。

ゴーゴーバーやマッサージパーラー。男性なら一度は訪れたいと誰しもが思う場所だ。

友人と初めてバンコクに行った時、例にもれず、僕らはゴーゴーバーに向かった。

きらびやかな雰囲気と、めちゃ露出の多い女性たちに圧倒されつつ、日本人男性に人気だというレインボー系列のお店に入った。

水着をきた女性たちが、ステージ上で腰をくねらせている。店内はEDMぽい爆音が流れており、完全に異世界。

圧倒された僕たちは、なんと飲み物を飲んだだけで退散してきたのだ。

なんとも残念。チキン野郎どもです。

でも、そこでめげないのが良いところ。

気分を入れ替えて、店の名前もよう分からんお店に入りました。

レインボーは日本人に人気なので、日本人だらけでしたが、新しく入ったお店は人がまばらで、日本人もおらず、心を落ち着かせて中に入ることができました。

店に入った途端、1人めちゃめちゃ美人さんがいたんですね。

身長は165cmくらいで、すらっとしていて、綺麗可愛い。芸能人で言うと、柴咲コウさん的な。

前の店では、あまりにも人が多すぎて、呼ぼうと思っても次々に他の人に持っていかれていたので、こちらの女性は目が合った瞬間に、即座にその人を呼んで、隣に座ってもらいました。

そしたら、店がまばらなせいか、そのお店のオーナーのおかまさんが物凄い勢いで推してくるんですね。

そのオーナーは、マツコさんみたいな。

いや、ほぼマツコだったんです。

とりあえず、そのマツコが「この子No.1だから、早く指名してあげて!今しないともったいないよ!」

僕ら男3人だったんですが、みんな一応指名する女の子がいたので、もう指名しようと思ったんですね。

けど、その内の1人がこんなことを言い始めます。

「やばい。お金ない。」

まじで殴ろうかと思いましたね。

ゴーゴーバーに行くのにお金を持ってこないという意味が分からない行動をとっていました。

ただ、「お金がないなら仕方がない。」と言うことで、帰ろうとすると、マツコがこう提案します。

「ATMあるから!お金そこでおろせば大丈夫!」

いや、なんでわざわざ。と思ったら、お金のない男がこんなリアクションをとります。

「ATM ok! we do that!」

おいおい、と思いながらも、彼のカードでおろすんだろと思ってたら、

「ゴリぱち。お願い。お金おろしてきて。」

WHAT THE FUCK!!!

彼は、僕を指差して、マツコに言います。

「He is rich so don’t worry.」

いやいやいや、貧困学生やん。今回も必死にバイトして貯めたお金できてるやん。どう言うことやねん。

ツッコミどころはたくさんありましたが、マツコは僕がお金を持ってると言うことで、詰め寄ってきます。

僕は必死に抵抗しました。

過去に、僕の友達がフィリピンで同じようなゴーゴーバーに行った時、ATMでお金をおろしたところを女の子に見られ、ホテルでセックスをしようとしたら、お金を取られそうになったと。しかも、その部屋に女の子の仲間である男たちがなだれ込んできて警察沙汰になったという話を聞いていたので、絶対に夜の仕事のエリアでATMを使わないと心に決めていたんですね。

ただ、物凄い形相で迫ってくるマツコからの圧力。そして一生に一回だと懇願してくる仲間の男からの圧力。

最後は、隣で話していた女の子の「早くしよ(^^)」の笑顔で、僕は負けました。

1人でATMにいき、お金をおろす間、なんとも言えない敗北感に苛まれていました。

なぜかベンツで屋台へ向かう。

お金を払い、お互い別々になってホテルへ入りました。

ホテルはゴーゴーバーから徒歩2分。

慣れたように部屋に入っていきます。

その女性は、本当に美人で、凄まじいほどの色気を出していたんですが、僕のムスコは一向に目覚めません。

ずっと萎えたままで、何にも反応しません。

マツコに異常なまでにお酒を飲まされたのが主な原因ですが、結局ムスコは最後まで目覚めることなく、時間だけが過ぎていきました。

その代わりに、僕らはお互いのことを話していました。

ホテルの部屋を出なければいけない時間になって、彼女がこう切り出します。

「お腹すいたでしょ?屋台で何か食べない?」

これはロングに誘い込むに違いない。と思った僕。

「ごめん。お金ないからロングは無理だよ。」

そしたら、その子は怒ったように、

「違う。色々話したいから普通に行こ。お金いらない。奢るから。」

なんと、まさかの展開に。

奢ってくれるとか意味が分からんし、お金稼げないのになんで一緒にいるんだろう。聞きたいことはたくさんありますが、とにかく彼女に連れられてその子の車が置いてある駐車場に。

すると、なんということでしょう。

目の前にスポーツカータイプのベンツがあるじゃないですか。

かっこいいなあーと思っていると、その子がベンツに向かって歩き出します。

何をするのかと思えば、そのベンツのドアに手をかけます。

「何ぼーっとしてるの?乗りなよ!」

へ?まじ?へ?

そう、そのベンツは彼女のでした。

まだ24歳の彼女が、日本でも1,000万円以上もする車に乗っていたのです。

タイの平均月収が5-6万円と言われてる中で、いくら稼いでると言っても、働き出して2年の子がどうやってこの車を買ったんだろうって、疑問過ぎて聞いたんですね。そしたらこんな回答が返ってきました。

「あ、この車家族のなの。他にもポルしゃとかあるけど、一番安いのがこの車でさ。私用にしてるの。」

うーむ。これはどこまで本当なんだろう。家族が何をしているかも聞いてみた。

「お父さんが医者で、お母さんが会社やってる。召使いもいるわよ。」

ますます意味が分からない。

そんな家に育ったら、絶対エリート街道を目指す様になるし、夜の仕事も親が認めそうもない。

そもそも、彼女がなんで夜の仕事をするようになったのかを聞いてみました。

「私、もともとチュラコーン大学の医学部にいたの。医者になれって小さい頃から言われ続けてて。でも、それじゃしんどくなっちゃって、途中で大学辞めたの。そこから、親とは全然話してない。同じ家に住んでるけど、家が大きいから顔合わさないし。」

待て、チュラコーン大学って、日本でいう東大だぞ。そこの医学部にいただと。とても信じられん。

困惑していると、彼女がこう聞いてきた。

「家見に来る?ガードマンがいるから中には入れないけど。」

ほう。それは行くしかない。

バンコクからベンツで20分くらい。

3dman_eu / Pixabay

こんな感じの門が出てきました。

この門の横にはスキンヘッドのガードマンがいて、しっかり武装しています。

そこに車を近づけると、ガードマンが女の子に挨拶をして、門がゆっくりと開きます。

家には入らなかったけれども、馬鹿でかい敷地だけ記憶に叩き込まれました。

完全に圧倒されて言葉を失っていると、彼女が語り出しました。

親のためだけに生きる人生に嫌気がさした。

「こんなとこに住んでても、全然幸せじゃないの。
みんな、勘違いしてる。私は、生まれた瞬間から、親のために生きる子供
としてしか生きていけなくて、私に選ぶ自由は何もなかった。
それが当たり前だと思ってたけど、息苦しくて毎日辛かった。今は違う。どんな形であれ、私は必要とされていて、自分の仕事に誇りが持てて、好きなようにできてる。もう誰のことも気にしなくて済む。家だって、自分で稼いだお金で建ててる。誰にも私の人生を邪魔させない。」

彼女は、彼女なりに苦しんでいました。小さい頃から、自分のやりたいこと、好きなことは否定され、常に勉強を強要され続けてきたようです。

そんな中で、彼女なりに考えて行き着いた場所が夜の仕事だったらしいのです。

「自分なら1番になれる。その確信があってきた。働き始めて1番以外の時期なんて1回もない。みんな、夜の仕事を舐めてるけど、そんなことない。私は自分で自分のお客さんを選ぶし、中には一緒にビジネスをする人だっている。人によって生き方なんて違うし、正解なんてどこにもない。私は私の方法でのし上がる。それだけ。

話してて感じたのが、彼女めっちゃ優秀です。エネルギーも半端ではない。

医療系の話を出しても、医学部に通ってただけあって、正確な回答がくるし、英語だけじゃなくて、なぜかスペイン語も話せるし。

ただただ、家族との関係性がうまくいっていない。

親の視線を常に気にして生きてきた彼女からしたら、誰の目も気にしない今の生活は、まさに理想かもしれません。

自分で道を切り開く力強さ。

親の望む人生を歩むのがしんどい。

そういった思いを持つ人は少なくないと思います。

彼女の場合も、背景は違うとはいえ、根本的な問題は家族関係でした。

ただ、彼女の場合、親の望む人生から自分を解放するために、
自ら行動を起こしました。

自ら仕事を選び、その仕事から違う仕事へと波及させて、親の意見は関係ない人生を送っています。

もちろん、親との縁を切れとか、夜の仕事で働けとか、そういうことを言っている訳ではありません。

ここで言いたいのは、彼女は、彼女なりの生き方を模索し、それを見つけだして、実行している
ということです。

このプロセスは、自分なりの幸せな形を見出す時と全く同じです。

仕事や環境は一切関係なく、全てに応用できるものです。

彼女がやったことは、次の通りです。

・現状を把握する。

→精神的に辛かった学生時代、その原因を探り、親の望む人生を生きてきた中で、自分の意思が全くない状況にうんざりしており、それが現状となる。

・理想の姿を明確にする。

→親に頼ることなく自立し、自分がやりたいと思ったことでお金を稼ぐ。彼女の場合、事業化になって、女性の社会問題を解決するという目標があった。

・理想と現状の差である問題を明らかにし、その問題を解決するための手段を考え、実行する。

→自分でビジネスをする上で、まずは資金が必要だと考え、それを手っ取り早く稼ぐことを念頭に、また、女子の社会問題を扱う上で、実際に経験することも重要だと考え、夜の仕事で働くことを選んだ。店を選ぶときも、歩合給がよく、自分がすぐにNo.1になれるところを選んだ。決して人気がある店をノリで決めることはなかった。

・自分の目標をいろんな人に話す。

→夜の仕事をしながらも、相手を選び、自分の目標を話し、どんどん応援者を増やしていった。そのおかげで、コスメビジネスへの人脈も広がっていった。

どうでしょう。

なんか、エネルギー感じますよね。

何か問題がある時に、それを放置せず、
どうやったら達成できるのか、乗り越えられるのか。

それを考えられ続ける人は、とても強いと感じました。

フィールドは全然違うけど、彼女みたいな考え方も大事にしていきたいと、素直に思ったゴリぱちでした。

今回はここまでです!

皆さんはどんな感想を持ちましたか?

今回も最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます!

それでは、また次回お会いしましょう。

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