こんにちは。
ごりぱちです。
スペインのコルドバにある世界遺産である「メスキータ」
もともとイスラム国家によって建設されたモスクを、カトリックの教会に改築している歴史があるので、「モスクっぽい教会」として、とってもユニークな場所となっています。
コルドバに来たら、必ず寄ってもいい場所ですが、入場料は大人€11(1,300円)と少しお高め。。。
しかし！ある条件下であれば、なんと無料で「メスキータ」を楽しむことができるのです！
この記事では、「メスキータ」に無料で入場する方法と「メスキータ」の内部について紹介しています。
「メスキータに行きたいけど、少し高いしなあ。。。」と悩んでいる方は、是非とも参考にしてみてください！
では、レッツゴー！！！
メスキータについて
営業時間：8:30-9:30 / 10:00-14:00 / 16:00-19:00
入場料：大人€11
▶︎officialサイトはコチラ(年齢別の割引について記述があります。)
メスキータとは、スペイン語でモスク(イスラム教の方がお祈りする場所)という意味です。
スペイン南部のアンダルシア地方は、イスラム国家とカトリックの国家が激しく領土を奪い合っていた歴史があります。
コルドバのメスキータも、その影響を大きく受けました。
最初に、イスラム国家がこのモスクを作ったのですが、その後カトリック国家がモスク内に教会部分を増築したのです。
なので、このメスキータは、世界で唯一、イスラム教とカトリックが混在する祈りの場所となっているのです。
⬇︎メスキータの場所です。
⬇︎メスキータの内部がよく分かる動画です。
メスキータに無料で入る方法
普通に入ると€11かかる入場料ですが、以下の条件の際には無料で入ることができるのです！
無料で入れる曜日と時間帯：8:30-9:30まで(月曜-土曜)
＊日曜日 & 特別なイベントがある日は無料ではありません。
▶︎officialサイトはコチラ(ページ下部に無料で入れる曜日と時間帯に関する記載があります。)
まさに、早起きは三文の徳！！！
ということで、無料で行ってきました。
⬇︎僕は8:00にメスキータの外壁の門に到着したのですが、人はあんまりいませんでした。
⬇︎8:15くらいになると、入り口に人が集まってきます。無料仲間です。
8時半前に外壁の門が開きます。まだメスキータの中には入れないので、メスキータの入り口でまた列を作ります。
結果的には、8:40くらいに、メスキータに入ることができました。
特段、入場制限のようなものはなかったので、9:30までに来ればメスキータに入れます。
9:30になると、警備員の方がめっちゃしつこく「早く外に出ろ！」と言ってきて割と厳しいです。
なので、単純に早く来れば来るほど、中で楽しめる時間が長くなりますよ。
⬇︎警備員の方が、いそいそと準備しています。荷物検査もあるので、入場には少し時間がかかります。
⬇︎メスキータの入り口に並んで待っている間、美しい中庭や教会のベルを眺めていました。
メスキータの美しい内部
朝一で来ていた甲斐もあり、荷物検査の列も前の方に並べたので、すぐに中に入ることができました。
⬇︎めちゃくちゃ美しいイスラム建築の名残がそこかしこにあります。
⬇︎現在はカトリックの教会になっているからなのか、元々通れるところが塞がれていました。
⬇︎本当にイスラム建築は美しい。個人的には、カトリックの教会よりも好きです。
⬇︎カトリック教会の部分です。モスクの中にある教会。世界でここだけの風景です。
⬇︎もともとモスクなので、メスキータの中はとっても広いです。イスラム建築のアーチが続いています。
時間はあっという間に過ぎ去ってしまい、退出しなければならない9:30になってしまいました。
「すこしくらい長くいてもいいかな？」と甘いことを考えていたら、9:30少し前から、警備員の方々が「もう時間だ！早く出ろ！写真はもういいだろ！」と、かなりアグレッシブに退出を促していました。笑
また、9:20くらいに入ろうとしていた人たちは、残り時間が限られているからなのか、入場させてもらえていませんでした。
なので、少しでも長い時間を楽しむためにも、なるべく早く来ることをオススメします。
コルドバの風景
コルドバには、メスキータ以外にも美しい街並みが広がっています。
コルドバ滞在中の風景を少しご紹介しますね。
⬇︎お葬式の場面に遭遇しました。親族の方が音楽を奏でながら、ひたすら街を練り歩いています。日本とは大違いですね。
⬇︎ローマ帝国時代に作られた橋です。夜はライトアップされて、とてもロマンチックな雰囲気になっています。
⬇︎先ほどの橋の向かい側には、同じくローマ帝国時代に建設された大きな門があり、こちらもライトアップされています。
メスキータを見て思うこと
世界で唯一、モスクとカトリック建築が混ざっているメスキータは、間違いなく美しい場所でした。
でもそれは、イスラムとカトリックの宗教戦争の歴史の産物です。
美しい建造物の存在はありがたいのですが、宗教戦争に関しては、考えれば考えるほど心が痛みます。
宗教は元々、人々の心の平安をもたらすために作られたものなのに、いつの間にか争いの種になっています。
イスラム教もカトリックも、家族で言うと兄弟や親戚的な立ち位置なのに、どちらも譲ることなく、対立を繰り返しています。
結局のところ、宗教の対立は、宗教が生まれてから現在まで続いているのです。
「いつまでこんなことが続くのか。なぜそんなにも教義が大事なのか。僕にはよくわからない。」
なんてことを考えていた時間でした。
何はともあれ、メスキータの建築は本当に美しいので、コルドバへお越しの際は是非ともメスキータへ寄ってみてくださいね！
では、今回はここまで！
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
また次回お会いしましょう！
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