Teach For Japanのフェロー候補生紹介!岡本圭司さんの教育に対する想い。

公開日:2021年2月16日
     
 teach for japan, 教育, インタビュー  
   

こんにちは!

ごりぱちです。

現在、Teach For Japanの9期フェロー候補生として、2021年4月から常勤講師として教育現場に立つための研修の真っ最中です。

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▶︎「講師」と「教諭」ってどう違うの?~「講師」という働き方~

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Teach For Japanに参加する中で、「Teach For Japanの知名度がまだあんまりない。」「どんな人たちが参加しているのか分からない。」という声をもらったので、Teach For Japanへ参加しているメンバーをブログで紹介しています。

今回ご紹介するのは、岡本圭司さんです!

教育分野に関心を持った理由、Teach For Japanで実現したいこと、将来のビジョンなど、様々なトピックを熱く語ってもらいました!

Teach For Japanを選んだ理由も話してくれたので、進路に悩む方は必見です!

では、レッツゴー!!!

⬇︎Teach For Japan創設者である松田さんの熱い思いについて知ることができます。

⬇︎日本の公教育が抱える課題について簡潔にまとめてあります。

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岡本圭司さんの教育への想い

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教育に対するのビジョン

「生まれた環境に左右されることなく、子ども達の可能性を最大化 / 最大限に引き出し、夢と希望を胸に、子ども達が主体的な選択を行える世の中にすること。」

希望職種:小学校教員

【これまでの経験】

・大学で発達科学、教育心理学を専攻

・大学の活動で子ども達と年間20-30のキャンプやハイキングを提供

・損害保険会社の営業職として自動車ディーラーマーケット、自動車関連、プロ代理店マーケットを担当

教育分野へ関心を持ったきっかけ

Q. どんなきっかけで教育へ関心を持つようになったのですか?

そもそも僕は人が好きなんです。中高の学生時代からそうでした。

僕が何かすることで笑ってもらったり、喜んでもらったりするのが本当に嬉しくて。

モノにはその時からあまり関心がなかったと思います。

そんな僕が、教育に一番最初に関心を持ったきっかけは、高校時代の恩師の存在でした。

高校三年生のころ、受験の大事な時期なのに、僕はなんにもやる気がなかった時期がありまして。。。

今思い返すと、将来のことを考えるわけでもなく、何か夢中になれるようなものがあるわけでもなく、本当に何事にも関心がなく無気力で世間いわゆるダメな生徒と言われる状態だったとは思います。結局、大学受験は失敗して浪人をすることになりました。

本来であれば浪人期間中は、その先生は別の学年の担任を持ってたりもして、僕の面倒を見る必要ってそこまでないと思うんですが、その浪人期間中も本当に熱心に面倒を見てくれて、英語の添削をずっと続けてくれて、生活面でも褒めたり叱ったりと見捨てないでいてくれたんです。

僕「この先生、なんでこんなに僕を信じてくれているんだろう?」

こう思って、その先生に聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

先生「それは、お前が俺の生徒だからだよ。」

その一言が、本当に衝撃的で、今でも覚えています。

先生の言葉を聞いて、僕はこう思いました。

僕「今まで自分は、人からtakeしてばっかりで、全然giveできてなかった。。。」

その先生との出会いから、教育に関心を持つようになり、人自体に興味があったので、人間科学系の学部学科へ行きました。

そして、大学で所属したDWC(同志社ワーキングコーラス)という団体に所属したことで、教育への関心はさらに加速することに。

この組織は、青少年の健全育成を目的として、メインの活動としては教育委員会や勝北局の少年クラブなどと連携してキャンプやハイキングといった様々な活動を提供しています。

同志社ワーキングコーラスのHP▶︎https://dwc-camp.jimdofree.com/

この活動を通じて感じたのは、子ども達はちょっとした気づきで、たったの2-3日で、予想を遥かに超えるくらい成長するということです。

例えば、川で魚をとって、捌いて食べる活動がありました。

参加した子供達の中には、スーパーで買った魚しか食べたことのない子どももいました。

「魚は美味しくないから好きじゃない。食べたくない。」という子どももいましたが、実際に目の前に泳いでいる魚を自分でとって、その後の晩御飯で自分たちで捌いて食べる経験をします。その時に初めて、生き物の命という価値に子ども達は触れることになります。キャンプ初日は好き嫌いをする子も、最終日には好き嫌いをせず嫌いなものでも弱音を言わずしっかり食べるようになるんです。

このような活動を通して感じてきたのは、何気ない日常の場面でも、ふとした瞬間や一つ一つの経験が子ども達にとってはスペシャルなことであったり、すごく意味のあることに繋がるので、自分が起こすアクションの意味を、しっかり考えていく必要があると思っています。

とにもかくにも、今までの出会いに感謝しつつ、子ども達に自分の学びや経験を伝えられるようなgiverになっていきたいなと思っています。

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Teach For Japanを受けた理由

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Q. 教育関連の団体はたくさんありますが、その中からTeach For Japanを選んだ理由はなんですか?

大学時代から教育に関心を持ち、発達科学を学んだり、DWCの活動を通じて子供たちと数多くの機会を通じて接してきましたが、それこそDWCの活動では教育委員会の方や教育関係の方から「教員の労働環境の悪さ、精神的なつらさ(子どもは本当に可愛いけど、という)」などを聞き。。。

そんな中、当初は地方公務員等も考えたのですが、友人の勧めもあり、民間も視野に入れるようになりました。

就活をするにあたり、多くの企業の説明会を聞きにいき、どんな業務をしているのか、またそこで勤めている人たちがどんなキャリアプランを描いているのか等の、その企業とそこで働く人たちのビジョンを聞いたりする中で、自分の就職する上での「自分の成長を通して、人の成長を応援する」という軸で、多くの選択肢がある民間企業での就活を決意しました。周りの友人たちも、教員ではなく商社系を受けていたり、本当にアツい人たちが多かったのも大きかったです。

就活自体はうまくいき、大企業に勤めることができたので、とても嬉しかったのを覚えています。

しかし、働いていく中で、こんな考えが日に日に大きくなってしまいました。

僕「僕は、なんのために、誰のために仕事をしているんだろうか。。。」

お客様のためということは理解しつつも、目の前の最重要業務は、代理店に数字を稼がせることでした。いわば代理店教育です。響きは良いのですが、本当に色々なたくさんの壁があります。(笑)

同時に扱っている商品は非常にニッチな分野(損害保険、間接営業、獲得成績の考え方)のもので、キャリアを考えると潰しがききにくいという側面もありました。

このまま仕事に追われて、仕事の意義も見出せずに、年齢を重ね、お金のためだけに働いて行ってしまう未来が見えてしまって、モヤモヤしていて。

そんな状況の中、コロナウイルスによる非常事態宣言によって、自分の人生を考え直す時間ができました。

高校時代の恩師のこと、大学でやってきた活動のこと、実際に自分が働いて感じたことを棚卸しして、教育の世界に携わることを再度考え出したのです。

そして、教育界で働くことに惹かれている自分の気持ちに気づくこともできました。

僕「自分がしっかりと想いを持った上で、やりたいことをやる。その方が仕事を楽しめるし、パフォーマンスも発揮できる!」

そんな中、News Picksの WEEKLY OCHIAI に出演していた松田さんの本当にアツいお話を聞いたところからTeach For Japanという組織を知り、「教室から世界を変える」というビジョンに共感したことや、自分が実際に現場で子ども達に関わることができることに魅力を感じ、自分も組織の一員として、ジョインしたいと強く思ったのがきっかけです。

教員になろうと思った理由

Q. なぜ教員をやろうと思ったのですか?

やはり、教育の現場を自分の目で見たい、直接子どもと触れあって自分で教育の実情を見たいという気持ちが強くなったからです。

公教育は、教育の基盤です。

私たちが外からみている景色と、教育現場で働いて中から見える景色は、絶対に違うはずだと思っています。

教員として働くことで、学校のシステム・教員や生徒の実態を見たいと思ったんですね。

なぜ現場にこだわるのかというと、それは大学時代の経験がもとになっています。

先ほど紹介したDWCでは、年間で20-30回ほどキャンプやハイキングを行います。

たった数日の経験で凄まじく成長していく子ども達を見て、僕はこんなことを思いました。

僕「外で大人が仮説を唱えて色々言っても、自分の目で子ども達を感じて、行動していきたい。」

児童の心理にも関心があったので、学部時代は発達心理学などを専攻していましたが、アカデミックな部分は、どうしても机上の空論的な感じがしてしまい。。。

だからこそ、自分の目で現場を見て、行動して、私なりにできることを教員としてチャレンジしたくなりました。

会社員から教員へ

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Q. 民間の会社から教員になる上で、不安な点などはありますか?

不安はないと言えば、嘘になります。

大企業に勤めていると、「組織の看板を背負って働ける」「組織のお金を使って、自分の成長に繋がる挑戦をすることができる」「待遇や福利厚生がめっちゃ良い」といったメリットがあり、それがなくなるのは不安でもあります。

Teach For Japanへのアプライは、自分にとって非常に大きなチャレンジだと感じます。だからこそ、不安も生まれてきます。

しかしながら、Teach For Japanの活動を皮切りに、自分の人生を開拓できる機会にも恵まれたので、楽しみでもありワクワクしてもいます。

Teach For Japanに対する感想

Q. Teach For Japanでの研修が始まって約一年程度たちましたが、今の率直な感想を教えてください。

Teach For Japanは、コミュニティの機能に最も大きな価値があると思っています。

Teach For Japanには、他者受容ができ、違いを受け入れられる素晴らしい同期がたくさんいて、また先に現場に赴任した先輩方もいて、非常に刺激を受けています。また来年以降、自分達の後輩として入ってくるフェローもいる。「教育」を強く考える人脈やコミュニティがずっと連鎖的に繋がっていくところにとても魅力を感じます。

企業に勤めていると、自分をガンガン表現しなければならず、他者の価値観を尊重するような思考が薄くなっていました。要は数字という結果を出した人、その結果を出せるプロセスが絶対的な価値なのです。

ただ教育には「数字」のような絶対的価値が多いわけではありません。価値観の違いを認め合うこと自体が本当に大きな意味を持っているように感じます。

コミュニティを通じて、自分のビジョンを壁打ちし、明確化することができ、生き方を見直すこともできます。

ビジョンや目的達成のために、ものすごく力を貸してくれる組織なので、それをしっかり活かして、教育現場で頑張っていきたいと思っています。

研修も本当に素晴らしくて、コスト0で最先端の内容を学べるのは本当にありがたいことです。

大学では、教育関連の勉強をしてきましたが、わりと忘れてしまっていたので、研修は自分の知識のアップデートとしても、とても有意義でした。

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教員として実現したいこと

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Q. Teach For Japanのフェローとなった際、教育現場で行っていきたいことはありますか?

主体的・協働的な学び、教育格差、キャリア教育に大きな関心を寄せています。

中でも教育格差には、親の収入・学校の教育制度・人間関係など様々な要因があり、どういったアプローチが適切なのか、現段階では分かりません。

だからこそ、学校現場に入り、日本の教育制度の現状をこの目で確かめたいのです。

日本の教育は、表現として本当に適切ではないとは思いますが、よく「工場」に例えられています。

戦時中は、日本という国にいることがブランドだった。

戦後は、大企業や安定していると言われるような、良い会社に入ることがブランドだった。

しかし、これからはそれらの神話が崩れていき、個の時代になります。

にもかかわらず、今の学校は、凸凹の子ども達を決まった形に育て上げるようになっています。教師はその工場にいるライン工みたいになっているように感じています。

時代の変遷と共に教員の在り方、学校の在り方も変わっていくはずですが、現時点では時代に合っているとは言い難いのではないかと感じています。

私は、2年間という期間で教員の在り方についても、現場を見ることで、自分の仮説を追究したいとも思っています。

また、これからの個の時代を生き抜くために、子ども達が自分で考え、主体的に人生を選択できるように、「なぜ?」という問いかけを通じて、子ども達に考えさせる教育を行っていきたいですね。

ありたい教員像について

Q. どんな教員になりたいと思っていますか?

いつも笑顔で、子ども達と信頼関係を築き、「この人だったら頼っても大丈夫だ!」と思われるような先生になりたいですね。

「頼れる先生」「相談できる先生」になれないと、自分が理想とする先生としての役割が果たせないと考えているので、そこは徹底したいです。

また、子ども達が自分の力で考えられるように、授業中だけでなく常日頃から「なんでそうなんだと思う?」と、考えを促せる先生にもなりたいと思っています。

これから個の時代を生きていく子ども達にとって、自立 / 自律した人生を歩んでいけるよう、「自分で根拠を持って考える」ことを習慣付けるためのお手伝いをしていきたいと考えています。小学校はその一番最初の重要な時期なのではないかと思います。

ただ自分自身わかっていないことも本当に多いので、目の前の子ども達を最優先に考え、トライアンドエラーを繰り返しながら、自分自身に常に問いを立てて、謙虚さを忘れずに行動をしていきたいなと思います。

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まとめ

岡本さんは元気にあふれる方で、いつもみんなを元気にしてくれるムードメーカー!

いつも笑顔でいっぱいの印象が強いのですが、インタビュー中の真剣な顔つきや眼差しから、教育に対する熱意が溢れ出ており、いつもと違った一面を見ることができました。

社会人から教員になるという、珍しいキャリアを選んだ岡本さんが、教育界で輝く姿を見るのが本当に楽しみで仕方がありません!

では、今回はここまで!

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

また次回お会いしましょう!

*Teach For Japanのフェローに興味がある方は、連絡をいただければ可能な限り知りたいことを共有したいと思うので遠慮なくご連絡ください!

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