Teach For Japanのフェロー候補生紹介!大竹まりなさんの教育に対する想い。

公開日:2020年10月25日
     
 teach for japan, 教育, インタビュー  
   

こんにちは!

ごりぱちです。

現在、Teach For Japanの9期フェロー候補生として、2021年4月から常勤講師として教育現場に立つための研修の真っ最中です。

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▶︎「講師」と「教諭」ってどう違うの?~「講師」という働き方~

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Teach For Japanに参加する中で、「Teach For Japanの知名度がまだあんまりない。」「どんな人たちが参加しているのか分からない。」という声をもらったので、Teach For Japanへ参加しているメンバーをブログで紹介しています。

今回ご紹介するのは、大竹まりなさんです!

教育分野に関心を持った理由、Teach For Japanで実現したいこと、将来のビジョンなど、様々なトピックを熱く語ってもらいました!

社会人からTeach For Japanを選んだ理由も話してくれたので、進路に悩む方は必見です!

Teach For Japanに興味がある方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!

では、レッツゴー!!!

⬇︎Teach For Japan創設者である松田さんの熱い思いについて知ることができます。

⬇︎日本の公教育が抱える課題について簡潔にまとめてあります。

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大竹まりなさんの教育への想い

teach for japan, 教育, インタビュー

人生のビジョン
「誰もがいきいきと生きられる社会を実現する」

希望職種:小学校教員

【これまでの経験】
・大学で社会学を専攻
・金融機関にて、代理店営業

教育分野へ関心を持ったきっかけ

Q. どんなきっかけで教育へ関心を持つようになったのですか?

日系大手の会社で2年ほど働いてみて、私自身が、「仕事辛い。土日のために生きている。」的な、働くことに対するネガティブな意識を持つようになり、いつの間にか「死んだ目をして働いてしまっているなあ。。。」と思うようになっていました。

そしてふと周りと見渡すと、私と同じような人がたくさんいることにも気づき、違和感を感じながらも、働き続けていました。

そんな日々を過ごす中で、こんな疑問が頭に浮かびます。

「みんな、できることなら生き生きと仕事をしたいと思っているはずだ。でも、なんでそれが実現できないのだろう?根本的な原因はなんなのだろう?」

そんな疑問に対する仮説が、「人生において、主体的な選択ができていないのではないか?」というものです。

例をあげるとすれば、日本の就活がぴたりと当てはまります。

大学4年生になると、「みんながやるから、とりあえず就活する。」という流れで、会社に個々人を合わせるように就職活動をする人が大半です。

自分自身、振り返ってみると、その流れに乗って就職活動をしていたことを思い出し、「そもそも、なんのために大学に入ったのだろう?」と思うこともありました。

大学選びの際も、「あなたは偏差値○○あるから、○○大学へ入りなさい。」と、生徒のやりたいことではなく、偏差値による序列によって、決められた物差しで自分を測られています。

小・中・高・大と、主体的な選択をする経験がほとんどない中で、いきなり社会に放り込まれてしまうのです。

そんな考えをもとに、「主体的な意思決定ができない国民性は、どこで生み出されているのだろう?」と紐解いていくと、「小中学校の義務教育の仕組みに課題があるのではないか?」という仮説が生まれてきました。

小学校時代を振り返ると、「先生の言ったことは正しい。親の言ったことは正しい。」と、先生と親という、限られた大人の価値観の中で生きてきたことが思い出され、かなり偏った環境で育ったのだと感じたのです。

私のように、意思決定する習慣が全く身についていない状態で社会に放り出された人たちは、「あれ?なにかがおかしいぞ?」と思いつつも、体を壊しながら、我慢して働き続けてしまいます。

社会で働く大人が輝くことで、子供たちの見本となれるような大人に、希望を持てる未来に繋がると信じているので、義務教育の早い段階から、主体的な意思決定を身につけさせられるサポートがしたいと想い、教育への関心を強めていきました。


また、大学時代に行ったホームレス支援に関する社会学研究を通じて、公教育の持つ福祉的な役割について学んだ経験も、教育分野に関心を持つ理由の一つでもあります。

ホームレスの人たちに、ホームレスになった理由について調査していく活動を行っていたのですが、そこで驚くべき事実と向き合うことになります。

「ホームレスになるのは自己責任だ!なったやつが悪いんだ!」という風潮が一般的だと思うのですが、調査を進めていくと「自分ではどうにもできない理由でホームレスを選ばざるおえなかった。」という人が大半を占めていたのです。

生まれつきの知的障害を持つ人、障害を持ちつつも適切な支援がされなかった人、家庭環境が悪く育児放棄をされていた人など、「自己責任」の一言で片付けられない人たちが数多くいたのです。

この事実を知るまで、「日本は先進国で、途上国と比べたら本当に恵まれているな!日本って平和で良い国だな!」と思っていた私ですが、リアルな社会を知ることで「生まれによって人生ってこんなに変わってしまうのか!?」と凄まじいショックを受けたのです。

生まれる環境は誰も選べません。お金持ちの家に生まれるか否かで、教育に投資をしてもらえるかどうかが決まる事実も横たわっています。

家庭環境が悪く、育児放棄を受けたり、虐待を受けるような子供だっています。

社会人になり、教育分野へのキャリアチェンジを考える上で、「より良い社会を作るために、どこにアプローチすべきなのだろう?」と考えていくと、義務教育を提供する学校の存在が思い浮かんだのです。

小学校・中学校という場所は、どんな家庭の子供でも来る可能性があります。つまり、義務教育である学校は、「子供一人一人を守り、可能性を見出すことができる場所なのではないか?」と思えるようになりました。

大学での学び、社会人での学びを通じて、「より良い社会を形成するためには、教育分野、特に学校現場で教員として働くことだ!」という考えにいたり、現在に至っています。

小学校の教員を志望した理由

teach for japan, 教育, インタビュー

Q. なぜ小学校の教員を志望しているのですか?

正直なところ、始めは「人材育成系の会社でも良いかな?」と思っていました。

しかし、先ほど申し上げたように、教育と福祉の役割を果たせるのは公教育のみであり、「全ての子供たちにアプローチしたい」という目的に合致するのは、民間企業ではなく、公教育にしかありませんでした。

また、私自身の小学校・中学校時代を比較してみると、小学校の時期がとても大事だったなと。

物心がつくのが小学生くらいで、親や先生の言葉が響きやすかったのが小学生時代だったんですね。

親と並んで、先生の影響力が大きい小学生時代において、主体的な選択をする習慣を身に付けることで、人生の選択は大きく変わってくると思っています。

中学校と違い、小学校の先生は子供たちと接する時間が長く、一人一人の特性としっかり向き合えるので、小学校の方が私のやりたいことが実施しやすい環境なのかなと。

こんな理由から、私は小学校の教員を希望することになりました。

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Teach For Japanを選んだ理由

Q. 教育関連の団体はたくさんありますが、その中からTeach For Japanを選んだ理由はなんですか?

私がTeach For Japanを知ったのは本当に最近で、Teach For Japanを知ってから合格までたったの1ヶ月しか経過していないのです。笑

「教員になりたい!」と思い立ち、教員のなり方について検索していたときに、Teach For Japanを発見し、まずビジョンに共感しました。また、臨時任用免許を用いることで、2年間という期間、教員として現場に立てるのも大きな魅力の一つでした。

▶︎Teach For Japanのフェローシッププログラム

ただ、私に取って、最も魅力的に写ったのは、研修を通じて「教員としてのビジョンを固める」ことができた状態で教員として現場に立ち、同期と切磋琢磨できる環境です。

教員免許を取得し、教員採用試験に合格して教員になるよりも、Teach For Japanを通じて教員になる方が、魅力的に思えたんです!!!

Teach For Japanに対する感想

Q. Teach For Japanでの研修が始まって3ヶ月程度たちましたが、今の率直な感想を教えてください。

Teach For Japanの同期の人たちは、「他者を認める力」がずば抜けているなと。

違いを受け入れて、認めることができる人が集まってきているように思います。

教育に対して情熱があり、志を持った人が集まっているので、学ぶことが本当にたくさんあり、良い刺激をもらっています。

研修も、ただ単に教育系に関する知識を定着させるだけでなく、自分の思考を深めるようなコンテンツが多く、新しい自分の一面を知ることや、今まで考えもしなかった考え方に触れる機会が数多くあり、非常に満足しています。

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教員として働くことについて

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Q. どんな教員として働きたいと考えていますか?

これから先生になる私が言うのもなんですが、私は「先生」という言葉があんまり好きではないんです。笑

これまでの環境が私にそう思わせているのかもしれないですが、私の気起き雨の中では、先生って常に偉そうで、「先生が言うことは絶対守らなければならない!」という印象が強く、先生に怒られないように、常に先生に目をつけられないように生きてきた気がします。

今になって振り返ってみると、先生は決してそんな態度を求めていたわけではなかったんでしょうが、それでも先生の上から目線に嫌な想いをしたことは何度もあります。

だからこそ、私が先生として働く際には、上からの立場ではなく、生徒と同じ目線で接するようにしたいと思っています。

もちろん、これまで生きてきた経験もあるので、同じ目線で接しながらも、社会で働くことの素晴らしさを伝えていきたいです。

なぜ私が、「社会で働く素晴らしさ」を伝えたいかと言うと、私が学生の頃、卒業式の式辞で、来賓の方々が口を揃えて「あなたたちの社会は大変です!激動の時代を生きていくのです!」と口を揃えてやたら脅されたことを覚えています。

私は、自分たちの生徒に対して、「社会って恐ろしい場所なんだ!」ではなく、「社会に出ると言うのは、好きな仕事を選べて、自分で自由を決められて、仕事を通じて社会の役に立てて、お金をもらうことができる」という、社会に出ることの素晴らしさを伝えられるような先生になりたいと思います!

教育課題について

Q. 日本の教育は、どんな課題を抱えていると思いますか?

私は中学生の頃から社会人になった今でも、合唱を続けています。

いろんな大会に出場して感じるのは、日本のコンクールの暗さです。

日本の場合、特に学校のコンクールにおいては、他の演奏をリスペクトするのであはなく、競い合い、序列を作ることが優先されている雰囲気なので、どんなに他の演奏が素晴らしかったとしても、それを認めようとせず、パラパラ拍手するだけなんです。

音楽をリスペクトするのではなく、常に「自分たちよりも下手であってくれ。」と願っているのです。

それがとっても悲しくて。。。

それと引き換え、欧州や東南アジアのコンサートでは、良い演奏をしっかりとリスペクトする文化があることを知りました。良かったものを、素直に認めることがあたり前のようにできていたのです。

日本の公教育においては、「序列を重んじる文化」が深く根付いている印象があり、それが活力を奪っている理由の一つだとも感じているので、これを打破できたらなと思っています。

教員の役割について

Q. オンラインで簡単に良質な学習コンテンツにアクセスできる今、教員として求められる役割はなんだと思いますか?

先生は、生徒の学びのサポーター的な役割が求められると思っています。

子供が「学ぶことって楽しい!」と思えるような学習環境を提供することが、教員には必要になっているのです。知識は、ググればいくらでもでてきますしね。

教科書に沿いつつ、先生が一方的に教えるスタイルは今の時代に即しておらず、生徒同士が学び合いできる環境を整え、深い学びを得られる環境を作らないといけない時代になっています。

そんな自覚を持ちつつ、新たな学習スタイルを常に模索していきたいですね。

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キャリアついて

Q. 民間企業から教員として働くに際して、キャリアの不安などはありますか?

民間企業で働いている時より、お給料は下がりますが、キャリアとしては、教員として働くことに対して、そこまでマイナスに感じてはいません。

私は現在、日系の大手企業に勤めていますが、今の会社で働かせていただいたからこそ、キャリアを考え直すべきだと感じることができました。

私の場合、同じ会社で働き続けることは会社内での価値を高めることになりますが、「社外の人に私はこれができます!」と言えるような経験はできないと思いました。

今の会社に長くいればいるほど、社会人の価値は下がるとも思っています。

だからこそ、自分のキャリアの選択に対する不安はあんまりないんです。

また、私は結婚願望があり、子供も欲しいと思っています。

自分の時間的制約や、長いキャリアを考えると、20代中盤までに自分に負荷をかけることが大事かなと。

今が、まさに私のキャリアの中でも大事な時期であり、その時期にTeach For Japanを通じて教員になることは、プラスになると信じています!

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まとめ

インタビューを通じて一番驚いたのは、「私はこうした。なぜなら○○だから。」と、どんな問いに対しても論理的に自分の意見に落とし込めており、かつてないほどスムーズにインタビューが終了したことです。

あまりにもしっかりしているので「これがまだ社会人2年目だと!めちゃくちゃ優秀な人だ!!!」と素直に感心しました。

大学・社会人を通じて、様々な経験を通じて、多様な視点や想いを持つ大竹さんが、学校現場で貴重な存在にならないはずがありません!!!

今後のキャリアを含め、大竹さんが教育業界にどんな貢献をしてくれるのか、今から楽しみです!

では、今回はここまで!

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

では、また次回お会いしましょう!

*Teach For Japanのフェローに興味がある方は、連絡をいただければ可能な限り知りたいことを共有したいと思うので遠慮なくご連絡ください!

⬇︎Teach For Japan創設者である松田さんの熱い思いについて知ることができます。

⬇︎日本の公教育が抱える課題について簡潔にまとめてあります。

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