こんにちは。
ごりぱちです。
みなさん、ウンチを漏らしたことはありますか?
赤ちゃんとか、子供の頃じゃないですよ?
大人になってからの話です。
僕はこの前、タイに行った時に、ウンチを漏らしました。
20代後半に、異国でウンチを漏らす人生を誰が予想できたでしょうか。
僕にとっては晴天の霹靂です。
今回は、僕がウンチを漏らした時の周りのみんなの神対応に心が救われたので、ウンチを漏らした話を書いていこうと思います。
「こいつバカだなあ。」って、笑い飛ばしてくれると嬉しいです。
では、レッツゴー!!!
タイのクラブにて事件は起こった。

当時、僕は大学院に所属しており、研究室の友達と旅行でタイに来てました。
タイ人(女性)、フィリピン人(女性)、中国人(男性)、台湾人(男性)、僕という、アジアンな集団です。
みんな、割とパリピ感がある人達だったので、晩御飯もそこそこに「クラブにいこう!」ってなり、とあるクラブに向かいました。
爆音のEDMが流れる中、男達はナンパに走り、女性陣はまったりお酒を飲み、思い思いの時間を過ごしていたのです。
そんな中、どうしてもお腹が空いた僕は、クラブの外にある屋台で豚焼き串を買います。
これまで、幾度となく屋台での食事を楽しんで来ていた僕は、なんの疑いもなく、いつものように串焼きを食べました。
それが、悪夢の始まりだとも気づかずに。。。
バンコクで迎える、この世の終わりかのような腹痛。

串焼きを食べて30分後、何やら僕の体に異変が。
少しの腹痛と、冷や汗が出て来ました。
ちょうどその時、綺麗な女性と話していたので、体の異常を特に気にも止めず、とにかく彼女との会話に集中していました。
そして、うまく二軒目に連れ出せることが決まり、クラブから出たその時、僕のお腹から悪魔のような痛みが発生したのです。
「グフっっっっっっっ!!!!!」
僕が急にお腹を抑えて座り込んだ様子を見て、ただ事ではないことを察した彼女。
僕が事情を説明すると、先ほどのクラブのガードマンに話しかけてくれ、トイレを貸して欲しいと頼んだ。
すると、ガードマンは、「すまねえ。うちのトイレ水が流れなくて壊れてるんだ。トイレならあそこにあるよ。ほら。」
ガードマンが指差す先、それは、あまりにも、あまりにも遠い場所を指していた。
「ここから50mくらいの場所だよ。すぐすぐ。」
普通の漏れそうな感覚なら、50mなんてすぐだ。
全力で走れば、7秒足らずにたどり着く。
ただ、僕の場合は、ウンチメーターが10段階中の9.7を指しており、臨戦態勢がすでに組まれている状態だった。
そんな僕にとって、50mの道のりは、フルマラソン並みの難しさを誇っている。
滝のような冷や汗と、女の子からの哀れそうな目線と共に、腰をくねらせながら、1歩ずつ、着実にトイレへの歩みを進めた。
もう、いかなる衝撃でも、僕の肛門はいとも簡単に突破される状態だった。
おなら一つとっても、それが実なのか、ガスなのかさっぱりわからない状況で、毎回必死の賭けをしていた。
ただ、そんな僕の前に、とんでもない敵が立ち塞がる。
バンコクの犬が立ち塞がる。

僕の前に立ち塞がる最大の敵、そう、それは野生犬だ。
動きは速く、凶暴性もあり、いとも簡単に人を死に追いやる狂犬病を持つ可能性がある、かなり危険なやつだ。
よだれダラダラの犬が3匹、僕の周りを取り囲む。
そのうちの1匹が、何を思ったのか、とんでもない行動を僕にし始めた。
なんと、ちんこを擦り付けて来たのである。
発情期なのか。
なぜ僕なのか。
何もわからなかったが、一刻も早くトイレにたどり着きたい僕にとって、発情した犬がどれほどめんどくさいのか、想像は難しくないだろう。
発情犬を無視して、トイレへと進むと、なんと、そいつが僕の後ろから、一番やっちゃいけない行為をしてしまう。
それは、僕の肛門に刺激を加えることだ。
みなさんも見たことがあると思うが、犬同士は相手のお尻の匂いを嗅ぐことでコミュニケーションを取ることがある。
その発情犬は、わざわざジャンプして、僕のお尻にアタックして来たのだ。
後ろからの不意打ち。
僕の肛門は悲鳴をあげていた。
タイ人の救世主現る。

発情犬からのアタックを受け、絶望的な気持ちになっていた時、クラブから連れ出していつの間にか姿を消していた女の子が登場。
犬を追い払い、助っ人を連れて来てくれた。
そう、クラブのガードマン。
ん???なんで???ガードマンいる???
言葉にできない疑問が湧き、混乱していた僕に彼女が説明する。
「あの人ウンチが漏れそうで本当にやばいの!って話したら、この人がトイレまでおんぶしてくれるって!さ、早く背中に!!!」
ああ、神よ。こういうのを思し召しと言うんだろうか。
ただ、残念なことに、僕は178cm,85kg。アジアの中じゃ大きい方だ。そしてガードマンは、僕よりも背が低く、細い。
彼が僕をおんぶしても、正直うまく進めないのがオチである。
すると、ガードマンが、近くにいた屋台のおっちゃんに声をかけて、なんと2人がかりで僕をおんぶしてくれたのだ。
まじで優しい。優しすぎる。日本でこんなことが起こるだろうか。
そんなこんなで、僕の天国への階段は格段に近づいていた。
トイレトラップ。

2人掛かりのおんぶで、僕を運んでくれた結果。
肛門決壊前にトイレにたどり着くことができた。
トイレが見えると、なぜか肛門が緩み、今にも決壊しそうになる。
男性トイレに駆け込み、大便のドアを開けようとすると、そこにはこんな張り紙が。
"Don't Use! Broken!"
いやいや、待て待て、どこもかしこもトイレ壊れすぎやろ。
その瞬間、もう出かかっていたウンチが僕のパンツに付着してしまった。
もちろん、全部を出したわけでない。
ほんの少し、決壊させてしまったのだ。
お尻を抑えながらトイレから出て来た僕を見たガードマンと屋台のおっさん。
トイレが壊れているのを確認すると、僕を茂みに連れて行く。
そしたら、こう言うのだ。
「僕ら隠す。ウンチしろ。」
なんと、彼らが僕を取り囲んで、僕を隠してくれる。その間に野グソしろということだ。
なんという優しさ。
見ず知らずのウンチ漏れそうな異国民にここまでしてくれるなんて。
彼らのガードの中、盛大にウンチをした僕。
ただ、ここで問題が。
お尻を拭く紙がない。
雑草で拭くには、雑草が少なすぎる状況の中、僕は悩んだ。
こんな、ウンチをしてしゃがみこんでいる姿の状態で話しかけると、あられもない姿を晒してしまう。
それは避けたい。でも、紙がないと拭けない。
うううううううんんんん。と悩んでいると、1通のメールが。
「Are you ok?」
クラブから連れ出し、ガードマンを連れて来てくれた女の子だ。
僕はこうお願いした。
「Please give me a tissue...」
情けなさすぎるが、もうこうするしかない。
彼女はガードマンと屋台のおっさんに向こう側に僕がいるのを確認すると、目を閉じながらガードマンにティッシュを渡し、ガードマンも顔を背けながら、僕にティッシュを渡してくれた。
みんなの華麗なチームワークによって、僕のウンチ問題は解決したのである。
これまで接して来たチームワークの中で、最も感動したチームワークだったのは言うまでもない。
タイ人の優しさに感動。
ウンチが終わった後、僕は屋台のおっちゃんの店で要らないお土産をたくさん買い、ガードマンには飲み物を買い、御礼を言いながらお別れをした。
連れ出そうとした女の子には、晩御飯をおごり、「こんな日本人見たことないわ!おもろ!」と言われながら時間を過ごした。
今回のウンチ事件、僕にとって衝撃的だったのが、みんなの優しさである。
みなさんは、ウンチが漏れそうだと言ってきた外人にどう接するだろうか?
僕は、この事件を通じて、ウンチが漏れそうになった人に出会ったら、確実に全身全霊でサポートすると、心に誓いました。
人の優しさというか、暖かさに触れることができて、なんともいい思い出なりました。
もう2度と、あんな思いはしたくないけども笑
はい!今日はここまでです!
まじでウンチの話しかしてないですが、気分転換に読んでもらえたら嬉しいです!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
では、また次回お会いしましょう!
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