内村鑑三,後世への最大遺物,読書,名著,書評,人生,哲学,生き方

人生論

【名著まとめ】内村鑑三作-“後世への最大遺物”の内容をまとめてみた。

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内村鑑三,後世への最大遺物,読書,名著,書評,人生,哲学,生き方

Gellinger / Pixabay

こんにちは。

松木 崇晃です。(@3Bgoripachi)

今回は、内村鑑三さんの、【後世への最大遺物】という本をまとめています。

▶︎後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫) 

「内村鑑三さんって何をした人だっけ?名前は聞いたことあるんだけど。。。」

そういう方、いると思います。

僕もそのうちの1人です。笑

なので、調べてみました。

江戸 (現在の東京)出身、明治、大正時代の宗教家。キリスト教を信じ、熱心な平和主義者であり多くの本を書いた。
札幌農学校で、クラーク博士の影響を受けた。アメリカ合衆国で神学を学び、帰国してからは「万朝報」の記者になり、足尾銅山鉱毒事件を批判した。また、日清戦争は支持していた内村であったが、戦争が内外にもたらした影響を痛感して平和主義にかたむき、日露戦争開戦前には戦争反対を強く主張したりした。
出典:毛呂山町HP

かの有名な足尾銅山事件に関わっており、戦争に反対したりと、平和や正義を愛する人だったようです!

▶︎詳しくはwikiへ!

他にも有名な著作として、【代表的日本人】があります。これは有名な本ですよね!

▶︎代表的日本人 (岩波文庫)
*西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の5人の生涯を記したものです。

今回、僕がまとめた本である【後世への最大遺物】という本は、僕の人生の師匠である方がオススメしてくれた本でした。

⬇︎師匠からの教え
▶︎成功ってなんだろう?僕にとっての成功について考えてみた。

▶︎最高のパートナーとは?結婚50年を迎えたおじいちゃんが教えてくれた、幸せな夫婦になる秘訣。

この本を読むと、「これからどう生きていくべきなのか」が、とても明確になります。

なぜなら、「人生の中で必要な指針を明確に示してくれている」からです。

誰にでも必ず訪れる【死】に対して、どう向き合い、何を後世に残すべきなのか。

何もない自分に何が残せるのか。

内村鑑三さんの思考を随所に散りばめた傑作です。

「この本は、多くの人に読んでもらいたい!」

そういう願いを込めて、今回は、【後世への最大遺物】の内容を簡単にまとめてみました!

では、レッツゴー!!!

▶︎孫正義が説く、”夢”と”志”の違いとは?

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内村鑑三の考え方

私に50年の命をくれたこの美しい地球、この美しい国、この楽しい社会、この我々を育ててくれた山、河、これらに私が何も残さずに死んでしまいたくない。

 

我々が死ぬときには、我々が生まれた時より、世の中を少しなりともよくして往こうではないか。

 

世界という学校をさる時に、我々は何もここに残さずにいくのですか。

 

これらの言葉をみて、どう感じますか?

おそらく、私たち人間は、死が近くなると、「この世に生きた証を残したい」

そう感じたくなるのではないでしょうか。

身近な例でいうと、お墓があります。

お墓は、「●●が生きた証」として、この世界に刻まれていますよね。

歴史上の人物も、後世に何か残そうとピラミッドだったり、古墳だったり、様々な物を残しています。

では、具体的には、どんなことを後世に遺せるのでしょうか?

どんなことを後世に残すべきなのでしょうか?

内村鑑三さんは、後世に遺すことについて、4つ示しています。

後世へ遺せる4つのこと

内村鑑三さんが【後世へ遺せること】として挙げたのは、次の4つです。

▶︎お金

▶︎事業

▶︎思想

▶︎勇ましい高尚なる生涯

それぞれ、考えていきましょう。

① お金について

内村鑑三さんは、こんなことを言っています。

キリスト教的には、お金は貯めてはいけないが、お金は貯めるべきだ。

この世の中の問題ごとは、お金があれば解決が容易くなるものが多いのが事実。

ならば、社会をより良くするためのお金を遺すことは、良いことなはずだ。

 

本当の実業家とは、個人の利益を求めるのではなく、社会を良くしたいために利益を求める人である。

 

自分だけ、自分の家族だけの利益のためにお金を貯めるのはつまらない。

少しでも、後世がよくなるために、お金を使うべきだ。

だからこそ、お金を使う能力がある人の存在が大事なのだ。

 

つまり、【後世の社会をより良くするために必要なお金を遺すために、お金を貯めることは良いことだ】というわけです。

私利私欲のためだけにお金を貯めるのではなく、後世のためにお金を貯める。

また、お金を貯めるのがうまいだけではダメで、それをしっかり使える人が偉大なのである。

こう説いています。

例として、 アメリカの大事業家が、自分に子供がいなかったのもあり、自身の財産を投げ打って、広大な孤児院を建設したことにも触れており、自分の利益だけを考えている資本主義社会を批判する一面も見られます。

僕は、この考えが好きです。

社会のためにお金を遺し、社会のためにお金を使う。

こんなことを全員が考えられたら、どんな未来が待っているのでしょうか。

しかし、ここで問題が発生します。

「お金を貯めることがうまくできない人は、何を後世に遺せばいいの?」

そんな質問が浮かんだ方は、次の項目へとお進みください。

② 事業について

内村鑑三さんは、こんなことを言っています。

金よりもいい遺物は事業です。

事業とは、お金を使うことです。

 

金を残せぬなら、私は事業を残したい。

 

事業とは、自分の意思や思想の表現形です。

事業を通じて、後世に伝えたいことを遺すことができるのです。

内村鑑三さん的には、【お金を遺せぬなら事業を残すことに。むしろ事業を遺す方がお金を貯めるより尊い】と考えているようです。

僕が一番痺れたのは、【事業を通じて、後世に伝えたいことを遺すことができる】という部分です。

お金は、一代で消えてしまうかもしれませんが、事業は何世代にも渡って受け継がれることもあります。

創業1,000年越えの会社も存在しているのですから、事業の力は恐るべしです。

▶︎世界の老舗の80%は日本にある!?意外と知らない老舗大国日本の秘密

しかし、ここで問題が発生します。

「事業がうまくできない人は、何を後世に遺せばいいの?」

そんな質問が浮かんだ方は、次の項目へとお進みください。

③ 思想について

内村鑑三さんは、こんなことを言っています。

金もなく、事業も作れない時、遺せるのは思想である。

 

自分の精神を持ってして、筆と墨で紙に遺せる。

 

文学とは、思想を後世に伝える道具に相違ない。

 

文学とは、この社会、この国を改良しよう。この世の的なる悪魔を平らげようと目的を持って戦争をするのであります。

 

青年を育て、私の思想を注いで、その人をもって私の事業を成さしめることができる。

 

思想を遺すには、2つの方法があります。

それは、【文学を通じて】【教育を通じて】の2つです。

文学とは、心のありのままの姿】のことです。

自分のありのままの姿を、紙に遺すこと。

現代でいうと、ブログに自分の思想を遺すことも、該当するのかもしれません。

文学を通じた思想の例でいうと、頼山陽の日本外史を挙げています。

▶︎頼山陽とは

▶︎日本外史とは

頼山陽とは、幕末の歴史家・思想家であり、「今世に望むところはないが、来世の人に大いに望むところがある」という言葉を遺し、尊皇攘夷の思考の基礎となる「日本外史」を発行しました。

頼山陽さんは、文学という手段を通じて、後世にどえらいものを遺していったのです。

また、教育を通じた思想の例でいうと、僕は吉田松陰の松下村塾を連想しました。

▶︎吉田松陰とは

▶︎松下村塾とは

アメリカのペリー率いる黒船が浦賀港に現れ、幕府からは「黒船には近づくな!近づいたら死刑!」というお達しが来ていたにも関わらず、「日本の一大事!どげんかせんといかん!学ばないかん!」ということで、黒船に近づき、それがバレてしまい、29歳の若さでこの世を去ります。

しかし、彼はただ去っただけではありません。

その後の明治維新の原動力となる錚々たるメンツを門下生として指導していました。

桂小五郎・高杉晋作・伊東博文・木戸孝允・山縣有朋などなど。

どの人も、教科書に載るような人たちばかりです。

▶︎【吉田松陰】松下村塾の著名な門下生とその経歴まとめ

吉田松陰さんは、彼の思想を、教育を通じて多くの人に注ぎ込み、

明治維新という大事業を後世においてやり遂げたのです。

しかし、ここで問題が発生します。

「文字や教育を通じて思想を遺せない人は、何を後世に遺せばいいの?」

そんな質問が浮かんだ方は、次の項目へとお進みください。

④ 勇ましい高尚なる生涯について

内村鑑三さんは、こんなことを言っています。

お金も、事業も、思想も遺せない。

「何も遺すことがない」

そんなことはない。

我々一人一人が、かけがえのないものとして後世に遺せること。

それは、高尚なる生涯だ。

我々一人一人が、胸を張って、立派に生きること。

それが、後世に遺せることだ。

 

 

邪悪があればあるほど、我々の事業ができる。

 

勇ましい生涯と事業を後世に残すことができる。

反対ああればあるほど面白い、友達がない、金がない、学問がにというのが面白い。

 

数々の不都合、反対に打ち勝つことが、我々の大事業ではないかと思う。

 

内村鑑三さんは、【誰にでも後世に遺せることはある】と伝えています。

自分の生涯をかけて、立派に生きようとすること。

そのことが、すでに立派な後世への遺物となるのです。

逆に、お金もなく、事業の才能もなく、友達もおらず、何もかもいない状況だったとしても、

その状況を乗り越えて、立派な人生を歩んだとしたら、

それはどんなものよりもかけがえのない貴重なものでもあるのです。

だからこそ、どんな苦境に陥っているとしても、最悪の状況になっているとしても、

あなたには後世に遺せるもの、遺すべきものがちゃんと存在しています。

それが、【勇ましい高尚なる生涯】なのです。

内村鑑三の在りたい姿

最後に、内村鑑三さんは、自分のことについて、一言で収めています。

あの人は、この世の中に生きている間は、真面目なる生涯を送った人であると言われるだけのことを、後世の人に遺したいと思います。

何も、どでかいことを思い浮かべる必要はないのです。

自分なりに、必死に生きて、立派に生きる。

それが、後世に遺せるものなのです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

僕はこの本が大好きで、何回も読み直しています。

「自分を育ててくれたこの世界を少しでもよくして、この世界を去りたい」

この思想が、僕の力の源になっています。

原著は、2時間もあれば読み切れるので、是非とも手に取ってみてください!

あなたにとって、響く言葉が必ずあるはずです!

▶︎後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫) 

では、今回はこれまで!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次回お会いしましょう!

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