20代の僕が70万円損しても生命保険を解約した理由とは?

公開日:2018年8月7日
     
   
   

こんにちは。

ごりぱちです。

先日、生命保険を解約してきました。掛け捨てではなく、貯蓄型の生命保険です。

3年間で120万円ほど既に振り込んでいましたが、返金額は50万円程度となり、70万円の損失を生むことになりました。

20代だった僕は、「健康なうちに生命保険に入った方がお得!」という理由で、あまり深く考えることなく生命保険に加入しました。

しかし、3年という年月の中で、「あれ、生命保険って僕の人生に必要なくない?むしろ足かせ?」と考えるようになり、70万円の損失を出してまでも生命保険を解約しました。

今回は、その解約に至る理由について詳しく書いていこうと思います。

生命保険に入るかどうか悩んでいる方、すでに加入しているが解約を考えている方の参考になれば幸いです。

では、レッツゴー!!!

貯蓄型生命保険へ加入。

僕が加入していたのは、貯蓄型生命保険と言われているものです。

これは、死亡時の保険がつき、お金も貯められる一石二鳥的な商品です。

僕の場合、死亡時に1,000万円の保証がつき、年間30-40万円貯蓄するものでした。

貯蓄型生命保険は、5-10年の運用ではなく、20-30年以上の運用を見込んで商品設計がされています。

僕の場合ですと、40歳まで毎年30-40万円を払い込んでしまえば、65歳になった時には払い込んだ金額の1.7倍になってお金が返ってくるものでした。

40歳までに500万円預けておけば、65歳の時に850万円になって返ってくるということです。

ここで気をつけないといけないのは、長期での運用が見込まれている商品なので、早期に解約すると原本すら返ってこない現象が起こることです。

今回の場合、僕は3年目で解約しました。

3年目での解約返戻金は42%。半分も返ってこないことになります。

より詳しい解説は他のブログを見た方が早いので、気になる方は下のリンクからご覧ください!

・貯蓄型保険とは|特徴とメリット・デメリット、掛け捨て保険との違い by 保険コネクト

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なぜ70万円損しても生命保険を解約したのか?

僕が生命保険を契約した時、僕は正直よく考えずに契約しました。

アメフト時代からの友人の勧めでもありましたし、「年間30-40万円なら銀行に貯金する代わりに生命保険に預けてると思えばいいや」程度の考えでした。

しかし、そこから3年。

スタートアップの創業メンバーとして働く中で、僕の理想とする生き方や働き方が見えてきた中、生命保険への支払いに疑問が湧いてきたのです。

生命保険の支払いのために貴重な時間を費やしたくない。

僕と嫁の理想の生活として、「必要最低限のコストで、自由に時間が使えるような生き方・働き方がしたい」というイメージを共有していく中で、毎年30-40万円の支払いがとても重くなってきたのです。

この金額は僕が1ヶ月働かないと稼ぐことができません。

税金と合わせると、僕は税金と生命保険への支払いで3ヶ月も働くことになります。

貴重な若い時代の時間を、老後のために消費するということがどうしても許せませんでした。

どれだけ人生100年時代だと言われていても、いつ死ぬかは誰にもわかりません。

若い時だからこそ経験にお金を使って、自分を楽しませるべきなのに、生命保険という守りに入り、老後の資金のために今を我慢することが、僕の性格上合わなかったのです。

お金の精神的なプレッシャーに晒されたくない。

もし生命保険を契約し続けた場合、65歳の時点で元本よりも大きな金額を返してもらおうと思ったら、最低でも40歳まで毎年30-40万円を支払わないといけません。

これから世界一周、農村への移住を考えている僕たち夫婦からしたら、これはとても大きな負担になると考えられました。

これから変化しかない人生が待っているとわかっている中、安定してキャッシュアウトする生命保険を契約し続けることは精神衛生上よくないという結論に達したのです。

今のお金の価値と未来のお金の価値は違う。

現在価値という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

よくある例としては、「今日100万円貰えるのと、5年後105万円貰えるんだったら、どちらの方がいいだろうか?」という問いです。

例えば、5年後の物価が現在と比べて5%高いとすると、今日100万円貰える方がいいとなります。

なぜなら、5年後の105万円は現在の99万7500円の価値になるからです。

計算は簡単で、5年後の105万円に物価上昇分を引いた0.95を掛ければいいです。

ここでは詳しく述べないですが、現在価値について聞いたことがない方は下のリンクからご覧ください!

・現在価値と将来価値 by ONTRACK

投資先として、ソーシャルレンディングでは、年利が10%に近い商品があり、最も安定しているインデックス投資でも、年利は3%以上見込まれます。

▶︎ソーシャルレンディングとは|初心者投資家でも分かる特徴から投資方法まで

▶︎インデックス投資を「10分で理解」して10年後に資産を倍にする全手順

様々な投資方法がある中で、今、生命保険を解約して手元に残る50万円は、2026年時点において生命保険を契約し続けた場合と比較して更なる利益を生み出す可能性があるということです。

この結果を踏まえた上で、僕は70万円損したとしても、今の50万円を選択することをしました。

生命保険は、資産か負債か?

金持ち父さん貧乏父さんの話の中でもあるように、財布にお金を運んでくれるのが資産であり、財布からお金を奪っていくのが負債だとすると、今回の生命保険は完全に負債にあたります。

車や家は資産だという考えが一般的だと思いますが、これも基本的には負債だと認識します。

車のローン、住宅ローンは毎月財布からお金を奪います。

車なら数年で済むかもしれませんが、住宅ローンは何十年と続きます。負債地獄と言ってもいいかもしれません。

僕は、この思考があったにも関わらず、生命保険を契約してしまいました。

なんともお粗末な話です。

気づいた時には、時すでに遅しでしたが、「生命保険は負債だ」と認識できたことで、70万円の損をしつつも契約を破棄することができました。

これから、生命保険に支払うはずだったお金を運用し、財布にお金を運んでくれる本当の資産に変えていこうと思います。

「財布にお金を運んでくれるのが資産であり、財布からお金を奪っていくのが負債である」

この原理原則は忘れずに生きたいですね。

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生命保険を契約する時に考えたいこと。

今回は、生命保険の解約に至る考え方や、お金に対する認識について書いていきました。

僕にとって痛い経験となりましたが、この記事を読んだ方は、きちんと吟味をしてお金を使って欲しいと思います。

生命保険への加入を考える際に、必要だと思う考え方はこの2つだけです。

1つ目は「お金の現在価値について。」

2つ目は「資産と負債について。」

この2つの意味を把握しておけば、僕みたいなお金の使い方はしないと思います!

是非とも、頭の片隅に置いておいてください!

では、今回はここまでです!

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!

また次回お会いしましょう!

 
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