「人生に疲れた。人生なんてどうでもいい。」と苦しんでいる人へ伝えたいこと。

公開日:2018年6月9日
     
 人生,絶望,生き方,哲学,アイキャッチ  
   

こんにちは。

ごりぱちです。

いきなり質問ですが、あなたは、飛行機に乗ってる時に、自分の乗っている飛行機が落ちてほしいと、本気で願ったことはありますか?

僕はあります。

当時の僕は、大学卒業を5日後に控えた学生でした。

内定先0で。

今となっては良い思い出ですが、当時の僕からしたら大事件でした。

もうメンタルがしんどすぎて、飛行中ずっとCAの人に話しかけてましたね。

一種のパニック症候群みたいな。

飛行機に乗っている最中、ずっと落ちろって思ってるんですよ。

本当、我ながらひどいやつですね。笑

そこから5年、大学院を無事に卒業し、スタートアップで働きつつ、社団法人を作って、楽しく生きられるようになってきました。

今回は、「自分には何も価値がない!」「人生が辛い」「人生に疲れた」「もうどうでもいい」と悩んでいる人向けに、僕の経験を踏まえて、この記事を読んで、少しでも気持ちが和らいでくれるなら嬉しいなと思って書いてみました。

では、レッツゴー!

僕のエピソード-何の進路も決まらず大学を卒業する。

大学時代、ひたすらアメフトしかしてなかった僕は、インターンもしたことなければ、何かスキルがあるわけでもなく、元気が取り柄の何もない学生でした。

就職活動も、「体育会系で結果も出したし、いけるだろ。」という根拠のない自信で、ひたすら大手を受けます。

いわゆる、大手病ですね。

その結果、見事に全部落ちます。

でも、全く焦っていませんでした。

そして、大学4年生の夏、香料会社大手から補欠内定を獲得します。

補欠内定ってなんぞや。って感じですが、人事曰く

「補欠内定は、ほぼ内定だよ。これまで補欠内定からお断りしたことないし、安心して。」

それなら、補欠内定ってなんのためにあるんだ?って感じですが、僕は安心して就活をストップさせました。

補欠内定の決まった大手香料会社は、初任給は学部卒だけど25万円で、家賃補助も充実してて、素直に嬉しかったんですよね。

当時の僕は、自分が何を大事にしたいとか、特になく、とにかく福利厚生とか、転勤があるかないかとか、そういうのばっかり考えてました。

ただ、人生はそんなに甘くなく、4年生の12月に人事からこんな連絡をもらいます。

「すいません。今回は補欠内定を取り消させていただきます。就活頑張ってください。」

。。。。。。。。。。

もう言葉が出なかったです。

補欠内定に安心しきって、就活をストップさせてた僕からしたら晴天の霹靂でしたね。

確実な内定じゃないのに就活を辞めてた僕が悪いんですが、卒業まで4ヶ月のところで振り出しに戻ったのはまじでしんどかったです。

部活の関係者から、いくつか就職先を紹介されましたが、僕は全く気持ちが乗ることなく、お断りすることになります。

その当時、就職じゃなくて、スポーツ選手のコーチも良いかと思い、専門学校を受けたりもしてました。

大学卒業後に専門学校行ってトレーナーになろうって、簡単に思ってたんですね。

専門学校に受かった後、いろんなトレーナーの方に会いに行って話を聞いたら、「オリンピックに帯同できるレベルのトレーナーでも日給5,000円。子供を作るのは難しい収入だよ。」という話がたくさん出てきて、僕はビビりました。

本当にクソ野郎ですが、学校近くに部活の先輩とルームシェアをしたにも関わらず僕は逃げました。

専門学校にも入ることなく。

そして、何も進路が決まらないまま、大学の卒業を迎えます。

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自分には価値がないと思って毎日辛かった。

専門学校近くに先輩とルームシェアをしていたものの、卒業間近にアメフト時代に怪我をした膝の手術をしていたので、ほぼ外に出ることもなく、1ヶ月間、ひたすら家で本を読んでました。

毎朝、目を覚ますと、やることが何もなく、ひたすら不安感に押しつぶされます。

大学を共に過ごした友人たちは、きちんと会社に勤めて、頑張って働いてる中で、僕はただ1日をボーッと過ごすのみ。

本を読むことくらいしかできず、自分は本当にクソ野郎だと思っていました。

誰の役に立つこともできず、何をどうすればいいのか、本当にわからなかったです。

あの1ヶ月は今でも忘れることができません。

自分の仕事がある。それだけで、どれだけ素晴らしいことか。

それに気づけた1ヶ月でした。

何者でもない自分。

ニート期間中、最もショッキングな事件が起きます。

ある日、僕がコンビニに行っている間に、先輩が会社に出社します。

僕は鍵を持って出ていないため部屋に入れません。

先輩は夜まで帰らないため、どうにかしないといけない。

そこで、僕はまず管理会社に出向きます。

すると、「身分証明書を見せてください。」と言われます。

しかし、僕は、身分を証明できるものを一切持っていなかったんですね。

そりゃそうです。会社員でもなければ、学生でもない、ただのニートですから。

「身分証明書がなければどうしようもできません。」ということで、管理会社を後にします。

その後、大学院に進学した友人に頼ろうと思い、友人の大学へ向かおうとしますが、その交通費が手持ちでは足りませんでした。

そこで、交番に行ったのですが、そこでも身分証明書を求められます。

もちろん、そんなのはないので、結局何も行動できずに終わりました。

お金がない、身分がない、信用がない。

ないない尽くしで、自分の無力感がものすごかったです。

「何者でもない自分。」というのが、初めて実感できました。

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すごく狭い価値観で生きてた。

大学を卒業したら就職をする。

それしか知らなかった僕は、大学を卒業した後にニートになっている僕が、恥ずかしてたまりませんでした。

就職活動してもどうせ雇ってもらえないだろうと、めちゃめちゃネガティブになって行動すらしてませんでした。

クソの極みです。

そんな時、僕の唯一の趣味はブログを徘徊することでした。

いろんな人の人生のストーリーを読むことで、元気をもらってたんですね。

その中の1人の人に、すごく興味があって、ブログに連絡を入れてみたら、会うことになったんですよ。

僕から連絡したくせに、「何者でもない自分がなにを話せばいいんだろう」って、謎に緊張して、よくわからないまま、その人に会いに行きました。

彼は高卒で、30歳くらいで、何軒かの美容院を経営しながら、いろんなビジネスをやっている方でした。

当時の僕からしたら、会社員以外で、しかも、高卒で、自由な生き方をしている人と会うのは人生初で、異星人みたいに見えたのを今でも覚えてます。

彼は、僕にいろんな生き方を見せてくれました。

会社員として働く以外の、数限りない選択肢を教えてくれました。

それを知って、僕は自分の状況をネガティブに捉えることを辞めました。

僕には僕の生き方がある。それを探そう。と、新しい道を探し出す元気が出てきたんですね。

大学卒業後には就職しないといけないっていう、唯一の価値観から抜け出したことで、人生が思いもよらぬ方向に動き出したのです。

自分がやりたいことは何か。

彼と出会ってから、僕はまず自分のやりたいことをひたすら書き出しました。

すると、明確にやりたいことが1つ浮かんできます。

それが、途上国に行くことでした。

小学生の自由研究で、海水面の上昇について調べた時から、僕は環境問題に興味がありました。

JICAとか、国際協力活動をしてみたかった自分の気持ちを思い出して、途上国に行ってみたい気持ちが高ぶったんですね。

また、それと同じタイミングで、とあるインド映画に出会います。それは”3 idiots/きっと、うまくいく”です。この映画を見て、僕はフィリピンに行くことを決意します。

この映画は、人生に悩む人に観て欲しい映画ランキング第1位です!

▶︎人生の悩みを吹き飛ばせ!インド映画の最高傑作”3 idiots”

大学時代に貯めたお金が100万円くらいあったので、そのお金をはたいて、フィリピンを目指すことに決めました。

また、国際機関に務めるには修士号が必要不可欠なので、同時に大学院も目指すことにしました。

もともといた大学も農学系は強いので、そのまま受験しようかと思ったのですが、母の鶴の一声が発動します。

「せっかく大学院受験の勉強するなら一番上を目指してみなさいよ。東大よ、東大。」

この人何言ってるんだろうって、心から思いました。

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想いが強いと実現する。

最初は、東大なんか無理だと思って、頭の片隅にも入れてなかったんですね。

ただ、高校の部活の先輩で東大に行った人がいたので、その人に一応は紹介してもらって、研究室に見学に行きます。

その時、自分の感情が動きます。

「めっちゃ面白い。やばい、面白いぞこれは。」

色々話した教授とか、やってる研究内容がとにかく面白くて、絶対行きたいって思えたんですよ。

その日から、毎日「東大受かる」って、朝晩イメトレして、

人生で初めて、1日12時間以上勉強しました。

でも、苦ではなかったんですね。面白かったから、勉強が。

猛烈に勉強して3ヶ月、無事に受験を終え、結果が出る前にフィリピンに渡ります。

合格発表日、フィリピンでパソコンを立ち上げ、結果を見ると、

「合格」の二文字が。

その時の興奮は今でも頭にこびりついています。

▶︎大学院から東京大学へ。合格までの道のりをまとめてみたよ。

自分の気持ちに従うことが、人生をうまくいかせるコツ。

いろんな生き方や働き方を知り、自分の想いに向き合うこと、それが、「自分には価値がない。」と思っていた僕なりの解決方法でした。

自分には価値がない。って思っていた時、その価値というのは、

「社会から見たときの自分の評価」だったんですね。

自分なりの考えがないから、社会のモノサシでしか自分を評価できない。

だからこそ、社会から認められないと、自分が何者でもない感じがして、生きる価値なんて何もないって思ってしまう。

でも、社会からの評価は一回忘れて、自分なりの価値観で物事を見ることができるようになると、

自分が本当にやりたいことに集中することができるので、ありのままの自分を受け入れることができるようになります。

今、いろんなことで苦しんでいる方。

何をしていいのかわからない方。

まずは、自分が持っている価値観を忘れて、いろんな価値観に触れてみましょう。

ネットでも、ブログでも、友達でも、誰でもいいんです。

1人ずつ、生き方や考え方なんて違います。

あなた自身の、オリジナルの生き方を生み出すことができれば、それでいいのです。

周りのことは、気にする必要ないのです。

自分が大切にしたいこと、それに集中することで、あなたの生き方は確実に変わります。

最後に、自分の経験を通じて、読んでいただいた皆さんに一言お伝えして、今日は終わります。

「自分の可能性を自分で閉じるな。」

自分で、自分の首を締めて、身動きが取れなくなってしまうのは、本当にもったいないです。

自分のことを信じて、力を信じて、自分の想いに従ってみてください。

今回はここまでです。

最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます!

また次回お会いしましょう!

 
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