こんにちは。
ごりぱちです。
いきなりですが、言わせていただきます。
「自分を大事にしない人は死にます。」
僕は自分を大事にするのが下手くそです。
周りの人のことを優先しがちです。
僕がやらないと。
逃げちゃダメだ。
僕は甘いんじゃないか。
これの繰り返しです。
その結果どうなったか、
死にかけました。
僕は今27歳で、
大学院を出たのが25歳なので、
社会人3年目です。
まだ社会人3年目ですが、
2回死にかけました。
今回は、いつの間にか、
自分ではなく、
周りを大事にしてしまって、
苦しんでいるという人向けに、
僕の経験談から、
「自分を大事にする。」という
一歩を踏み出すキッカケ作りになれば嬉しいな、
って思って書きました。
読んでくれると嬉しいです。
▶︎自分のことを大切に。世界一周に導いた、人生を豊かにする3つの問い。
▶︎本当の自分を知る方法。僕の特徴を100個絞り出してみた。
▶︎人生の指針を見つける。「人生でやりたくないことリスト30」を作ってみた!
▶︎【30歳になるまでに答えられるようになっておきたい11の質問】30歳近くなったので、回答してみた。
新卒で入った会社を2ヶ月で辞職。
新卒で入った人材コンサル会社。
僕はそこを、わずか2ヶ月で辞めています。
社会人になる前、
僕は意気込んでいました。
すぐ会社でMVPとってやるぜ!
それは脆くも崩れ去りました。
朝6時から朝4時までの作業が休みなく1ヶ月続きました。
1日22時間労働です。
これは半端ないチャレンジでした。
もちろん、最初はヤル気に溢れているので、
どこまでもやってやるぜ!!!
と意気込んでいました。
ただ、段々と、日々ドヤされたり、使えないとか言われ続けると、
ヤル気がなくなってくるんですね。
てか、意識がなくなってきます。
深夜3時に報告メールを上司に出すと、深夜1時に送るよりも対応が優しくなるので、
(深夜1時に出すと返事がきて、
「朝まであと5時間もあるじゃないか。どこまで直せるか楽しみだ」
とくるので、深夜3時にしました。笑
深夜1時から3時まで仮眠をとって、
「1時に仕上がったものを3時に送る」
という変な技も身につけました。
せっかく会社から徒歩10分に家を借りたのに、
その家に帰るのはシャワーを浴びる時のみで、会社が家になっていました。
レッドブルを飲みすぎて、もはや効果は何もないし、
ずっと会社にいるので筋肉が落ちて、
1ヶ月で体重は8kg落ちました。
気持ちは塞ぎ込んでいました。
毎日、会社のソファで起きると、
目眩がして1時間は起き上がれませんでした。
そんなとき、母が倒れたとの連絡が入り、
1週間実家に帰りました。
もちろん、新卒なので有給はなく、減給になります。
ただ、実家に帰らせてもらえたのは、本当有り難かったです。
実家に帰って、久々に地元の山とか海とか、
自然を見ている時に、僕は気づきます。
この生活が続いたら、
自分の自由な時間が完全になくなって、
いざという時に、
母と会えないかもしれないし、(母子家庭なのでここはめちゃ大事です。)
むしろ母より先に僕が倒れる。
そうすると、家が終わる。
▶︎母子家庭で育った僕が思う、「母子家庭で育って本当に良かった!」と思える5つのメリット!
ということで、
僕は新卒で入った会社を2ヶ月で辞めました。
辞めて思ったことは、
会社は1人辞めたところで、
何も関係なく回り続けること。
変な責任感を持って追い込まれるなら、
そんな責任感は放っておいて、
早く辞めましょう。
辞める時、
色々言われます。
「せっかくのチャンスなのに。」
「辞めずに一緒に頑張ろうよ。」
「さみしくなるよ。」
そう言った言葉を掛けてくれます。
しかし、どうでしょう。
結局、辞めた後も関わってるのは、
3-4人くらいです。
会社の人数は500人くらいでしたし、
同期も40人くらいいました。
でも、そういうものです。
なので、自分を大事にして、
毎日起き上がる元気がないなら、
さっさと辞めましょう。
会社はいくらでもありますしね。
▶︎新卒で入った会社を2ヶ月で退職した僕が思う、退職して良かったこと/大変だったことをまとめてみた。
創業メンバーとして奮闘しすぎた日々。
新卒で入った会社を2ヶ月で辞めて、
どうしようかなあ。と思っていると、
僕の話を聞いた大学院時代の知り合いが、
「会社を始めたばかりで一緒に働いてくれる人を探してる。」
という人を紹介してくれました。
その人は面白いし、会社の内容もテクノロジー系で僕の関心にヒットしたので、
すぐに、そこで働くことにしました。
オフィスには、机が2-3個で、会社にいるのは2人くらい。
まさにスタートアップ。
給料も、最初は10万円とかだったけど、
自由にできて、部活みたいで、すごく楽しかったんですね。
しかし、会社の技術が注目され始めると、
投資家に目をつけられます。
もちろん、ボスは会社を大きくしたいので、
資金調達を行います。
資金調達を行うと、投資家が会社の経営に携わってきます。
会社のメンバー構成を整えるために、
大企業でバリバリ働いている人たちが入ってきます。
会社としては、とても良いことですが。
僕にとっては、すごく嫌なことでした。
次の資金調達に向けて、
企業価値を○億円にして、
○億円の資金調達を、
○%の株式流出に抑えるには、
今期○億円の売上が必要だ。
ということで、自動的に売上目標が決まります。
たとえ、その売上目標が途方もなくても、
それは実行しないといけません。
投資家のために。
会社が始まった頃、
いつも話していたのは、
「どんな会社にするか。どんな未来を作るか。」
といった、僕らの夢を話していました。
それが、資金が入り出したら、
「今週の数字、今月の数字、四半期の数字、年間の数字、3年後の数字、5年後の数字」と、
話すことは、売上、利益、コスト。
それだけです。
もちろん、それが経営において、
物凄く重要で、欠かせないのは、
重々承知です。
でも、僕は、
ひたすら数字をおって、
そのために働きまくるのが、
とてもしんどかったのです。
しかし、その数字の全責任は、
僕のところにやってきます。
毎週、役員に数字を説明し、改善策を求められていた僕は、
側から見たら大した事ないはずのプレッシャーなのに、
ある日、救急車で病院に運ばれます。
病院でボーッとしているときに、
僕は悟りました。
同じことを繰り返していると。
なんかわからないけど、
ハードワークに巻き込まれて、
周りからの期待や要望に応えようとし続けて、
僕は自分の感情を完全に無視していました。
倒れたのがつい最近の話なので、
今は復帰して働いていますが、
会社で働く時間を
今までの1/2にしています。
それは、会社に言いました。
無理ですと。
初めての自己主張でした。
けど、会社からはこう言われます。
「もし次入院したら、辞めてもらうことになるからね。」
僕の中で何かが弾けました。
僕は、会社の立ち上げに関わっていたから、
経営的な話もボスとよくしていて、
勝手に、会社の中軸だって、思っていましたけど、
投資家からしたら、
ただの従業員で、
いくらでも替えがきく存在なんだと。
結局、雇われるってのは、そういうもんなんだと。
僕は、はっきりとわかりました。
今は、自分の原点に立ち返って、
農業とか、環境問題とか、ボードゲームとかで、
少しづつ、自分のできる仕事を増やしていっています。
P.S. 2018年の年末で会社を辞め、2019年1月から妻と世界一周行くことにしました!!!
自分の弱さを認める。
もう、同じ過ちは犯したくない。
強くそう思った僕が、最初にやったこと、
それは、自分の弱さを認めることです。
「僕は、ハードワークが苦手だ。」
すごい速さで、
成長していくことが、
もしかしたら僕には合わないんじゃないかと。
強く見せる必要もなく、
自分の素の感情を出しました。
今まで、
とにかく周りに振り回されて、
とにかく自分の責任だと思い込んで、
僕は自分のことを全く大事にしてなかった。
でも、弱さを認めると、
自分のことを大事にしようという思いが湧いてくるんです。
あなたを死なせたくない。
社会人3年目で、
2回、死にかけました。
何にも学んでない。
もうこんなことは繰り返したくない。
みなさんにもこうなってほしくない。
もし辛くなったら、遠慮なく休んでほしい。
給料が一時的にもらえなくてもいい、
どんな理由でもいいから休んでほしい。
休んだ時間で、自分を振り返ってほしい。
友達に相談してほしい。
自分を労ってほしい。
会社は、あなたがいなくても、
何事もなかったように回ります。
どんな規模の会社だって回ります。
大丈夫です。
ハードワークが好きな人に、ハードワークは任せましょう。
あなたは苦手なことをする必要がないのです。
自分を大事にしましょう。
じゃないと、死にます。
あなたを死なせたくないので、
今回は書きました。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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